【新作】幼少期の恐怖体験を再現!?住宅街をさまよう探索ホラー『ぼくたちの世界』

2019-03-16 11:00 投稿

不安定な闇が生み出す虚無の世界

高熱を出して寝込んだある晩に見た悪夢。子どものころに体験したそんな記憶をコンセプトに独自の世界を探索していく。

それが本記事で紹介する一人称視点のホラーゲーム『ぼくたちの世界』だ。

『1994』や『Re:1994』といったホラーゲームシリーズを手掛けたデベロッパーの最新作。これまでに培ったノウハウがどう活かされているのかにも注目だ!!

bokuseka01

ゲームの見どころ
●時を刻み悪夢を晴らす恐怖の探索
●100のロッカーを開け強くなる育成
●亡霊どもを撃ちまくるEXステージ

時を刻み悪夢を晴らす恐怖の探索

4月15日の午後2時ごろ、C州N市の市道を自動車で走っていた20代の男性が横断中だった10代の女性と接触。ハンドル操作を誤りそのまま住宅に衝突してしまう。

女性は頭を強く撃ち意識不明の重体に陥り、運転手である男性は搬送先の病院で死亡が確認される。

bokuseka02書き込み
bokuseka03書き込み

寝室で立ち尽くす赤い服の女性を操り、ベッドに寝ることで悪夢を舞台にした探索がスタート。ステージ上にある青い魂を4個集めると寝室に舞い戻ってくる。

とてもシンプルなルールなのだが、悪夢の中には亡霊が多数隠れており、スキルチェックシステム(QTE)を使って回避しなければならない。

襲われる場所は決まっているので心構えはできるが、QTE自体が難しく僅差でミスなんてことも多いので気が抜けないのだ。

bokuseka04書き込み
bokuseka05書き込み
bokuseka06書き込み

4つの青い魂の回収して寝室に戻った後、ベッドの横にある時計を進めることでつぎのステージに移行することができる。

最初は何の説明もなく始まる不可解な世界だが、ステージを重ねるごとにボビーと名乗る男の正体や、彼自身が口にする言葉の意味が明らかになっていく。

操作性に難ありだが青い魂の場所も決まっているので、しっかり覚えてガンガン攻略していこう!!

bokuseka07書き込み
bokuseka08書き込み
bokuseka09書き込み

100のロッカーを開け強くなる育成

ステージ上に点在している折り紙を持ち帰ると、その数に応じて特殊アイテムや下記で説明するEXステージを開放。さらに、クマのぬいぐるみを集めると、寝室の横にある100個のロッカーを開き、キャラクターのステータスを強化することができる。

bokuseka10書き込み
bokuseka11書き込み
bokuseka12書き込み

これらふたつのアイテムは消耗品で、ステージをクリアーできなければ持ち帰ることができない。

少々シビアな設計だがQTEが発動する場所はある程度決まっている。それを避けながら周回プレイで稼ぐことをオススメするぞ!!

bokuseka13書き込み

亡霊どもを撃ちまくるEXステージ

折り紙10個で開放できるEXステージは、無数に現れる亡霊どもを片っ端から撃ち倒していく特殊モード。倒した数に応じて折り紙や銃弾といったアイテムを獲得できるボーナスステージのような存在だ。

bokuseka14書き込み

なお、ここで使える弾数は通常ステージで回収したもの。つまり有限であり序盤はとても攻略しにくい。

折り紙10枚を消費するというのもハードルが高いので、下準備を十分に整えてからチャレンジしよう。

bokuseka15書き込み

同デベロッパーが手掛けるホラーゲーム『1994』や『Re:1994』で培ったノウハウが活かされているようだが、よくも悪くも“あの当時のまま”だ。

bokuseka16書き込み

とはいえ、事故の被害者と加害者それぞれの想いなど、徐々に見えてくる今作の核心的な部分に興味を持ちプレイすることができた。

どうして悪夢の中で男性は怯え、無数の亡霊がさまよっているのか。

“ぼくたちの世界”というタイトルに秘められた意味を求め、根気よくプレイしてもらいたい。

bokuseka17書き込み

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

動画でも新作紹介しています

配信前の期待の新作アプリゲームをピックアップ!

毎週更新!ファミ通App的最新ゲームランキング

YouTubeチャンネル登録して動画をいち早く見よう!

ファミ通AppのTwitterをフォロー

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧