『D2メガテン』デビルバスター極 アシェラト戦攻略・前編/ギミック解説
2020-04-02 17:06
2018-06-28 12:57 投稿
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D×2 真・女神転生 リベレーション
セガゲームスより好評配信中の『D×2 真・女神転生 リベレーション』(以下、『Dx2』)。この記事では2018年6月21日に実装された新悪魔”キングフロスト”をレビューしていくぞ。
併せて、おすすめのアーキタイプや運用方法も紹介する。
キングフロスト徹底レビューのポイント
・スキル構成をチェック
・ステータスと耐性をチェック
・先行パーティーでの運用方法
・後攻パーティーでの運用方法
・間接的に流行りのコウテイへのアンチにも
●継承スキル:氷結ブースタ
●基本スキル:メガトンプレス
●固有スキル:大冷界
固有スキルの大冷界は、敵全体に氷結属性の魔法型ダメージを威力130で与え、3ターンの間、敵全体の防御力を20%減少させる魔法だ。
同じくMP7で、敵全体に氷結属性の魔法型ダメージを威力120で与えるマハブフダインの完全上位スキルとなっており、非常に強力だ。継承スキルに、氷結属性で与えるダメージが15%増加する氷結ブースタを持っているので大ダメージが期待できる。
メガトンプレスは、敵全体にクリティカル率30%の物理属性の打撃型ダメージを威力90で与えるスキルだ。基本的に魔法での運用になるキングフロストではほぼ出番はないものの、オートでは氷結魔法が封じられる場面で活躍するスキルとなっている。
●覚醒スキル
素体:野獣の勘
荒神:絶対零度
加護:コンセントレイト
異能:三段の強運
防魔:火炎耐性
覚醒スキルでMPマイナス1の恩恵を受けることができるのは荒神と加護のみ。素体はパッシブスキルだ。
絶対零度は、威力50の氷結属性の魔法型ダメージを2~4回与えるランダム魔法で、MP4で放つことができる。ボス対策のスキルという運用になるので、これを覚醒スキルに持っているのはメリットになる。ただしオートの場合、恩恵の烙印を付けて一旦MPが底をついてしまうと、以降は絶対零度をひたすら撃つローテーションに入ってしまう恐れがあるので、運用次第といったところか。
三段の強運は、異能リリスも持っているスキルで、運を15上昇させるパッシブスキルだ。といっても、素体の野獣の勘も含めて、合体が比較的容易な★4悪魔でわざわざこれらを選ぶ理由は薄いだろう。もともとキングフロストの運はそこまで低いわけではないので、ほかに有用な覚醒スキルがある以上、できればそちらを用意したい。
防魔の火炎耐性は、覚醒させるだけで弱点がなくなるので有用だ。ただし火炎無効ではなくて火炎耐性。あとから付けることも可能なスキルであることに留意したい。
覚醒スキルのなかで、頭ひとつ抜けたスキルが加護のコンセントレイトだ。自身をコンセントレイト状態にして、つぎに与える魔法型ダメージを125%増加させるスキルで、現状では継承も困難。物理でいうところのチャージにあたるものであるが、こちらは非常に貴重なスキルとなっている。
●召喚限定スキル
荒神:ブフダイン
加護:暴飲暴食
異能:地獄のマスク
防魔:緊縛耐性
弱点と耐性
氷結無効
破魔耐性
火炎弱点
レベル50ステータス
HP:1277
力:122
魔:171
体:193
速:76
運:151
耐性は氷結が無効で、火炎が弱点だ。高火力の氷結魔法を反射されても自身はダメージを受けることがないのはうれしい。
ステータスのポイントは、HPと体が非常に高く、速が極めて遅いということ。いわゆる後攻パーティー(以下、後攻パ)で使うためにデザインされているといっていいだろう。
魔は171で、これはアリラトとランダのあいだに入る位置付けだ。決して高い数値とはいえないので、これをブースタとスキルの倍率で補っていく形になる。すなわち大冷界使わないと、凡庸な悪魔になってしまうということも頭に入れておきたい。
後攻パで使うためにデザインされていると前述したが、実際は先行パーティー(以下、先行パ)でも運用することができる。
たとえばジゴクパークでは、5人編成なため、速の調整がしやすく先行パで問題なく使用可能だ。さらにその高い攻撃力からアウラゲートの深層オート周回にも適している。
▲足の速い悪魔を編成して、キングフロストの鈍足を補おう。幸いアウラゲート周回は、適性の高い俊足悪魔が多いので難しくないはずだ。
41階以降でもほとんどの敵に氷結が通るので、前の3人で撃ち漏らした敵を一掃してくれる。行動順が遅く、自分にターンが回って来た時点で敵のHPは減っているので、加護でもコンセントレイトすることなく、きちんと大冷界を使ってくれるぞ。
41階以降で唯一氷結が通らないのは、ジャックランタンの4人組であるが、この場合、オートではメガトンプレスを使うので、本格的に周回運用する場合は、ある程度の命中を入れておきたい。
▲魔型のビルドではメガトンプレスでの高ダメージは期待できない。しかしアウラゲート周回に割り切る場合は、大冷界はオーバーキルぎみなので物理に振るのもありだろう。
後攻パが輝くのはやはりデュエルの攻め側で運用する場合だ。後攻で相手のプレスターンをひとつ消滅させる威圧と組み合わせれば、高いHPと低い速は大きな武器となる。
なかでも有用なのは加護のコンセントレイトで、キングフロストを起用する意味もここにあるといっていいだろう。後攻パを組む際の大前提は、パーティーのバトルスピードが遅いことだ。これが中途半端に速いと、それだけ攻めることのできる相手が減ることになってしまう。
とにかくこのバトルスピードを遅くするのが条件。とくにコンセントレイトは、後攻を取らないと大冷界まで発動することができないので死活問題だ。
後攻パで使用頻度の高い悪魔は、威圧の異能ショウキ、素体スルト、そして火力の出せるツクヨミなど。鈍足でHPが高く、弱点を消したうえで攻撃スキルを持つことのできる悪魔が有用で、その点においてもキングフロストは高い水準でそれらの条件を満たしていることになる。
●コンセントレイトを使う
実際にコンセントレイトを使う後攻パーティーの流れをみてみることにしよう。
デュエルでは、後攻でのスタートMPは5。恩恵の烙印を付けてターンが回ってくればMP9で行動を開始することになる。
Dx2はテンプラドラゴンで決まり。コンセントレイトでのダメージが50%増強するダットサイトⅡが強力だ。
例として使用するショウキ、スルト、ツクヨミと組んだ場合、キングフロストが行動するのは3番目。
▲バトルスピードは8875。烙印のオプションで15%スピードが入ってしまっているので実際はもっと低いことになる。
行動の流れは以下の通りだ。
①ショウキ:パス
②スルト:パス
③キングフロスト:コンセントレイト
④ツクヨミ:パス
⑤ショウキ:パス
⑥スルト:パス
⑦キングフロスト:大冷界
このようにパスを駆使すれば、コンセントレイトから大冷界まで一気に発動することが可能だ。
▲魔法攻撃1275で大冷界のダメージを検証。
▲上記の魔攻で、だいたいこれが平均的な与ダメージだ。氷結耐性の有無、魔法防御で大きく変わる。
上の行動の流れでは便宜上、キングフロスト以外の行動をパスしているが、青で表記した②のスルトと⑤のショウキは半プレスなので好きな行動をすることができる。
相手にスザクがいる場合に備えてタルカジャを持たせてもいいし、食いしばりで残った敵を警戒してタルンダを入れてもいいだろう。
HPが2000を超えるような相手を狙って予め削ってみたり、氷結が通らない相手を落としにいくのもありだ。ショウキとスルトで単体を攻撃すれば十分落とせる範囲なはずだ。当然ミスは厳禁なのでショウキには命中を、スルトは必中のラグナロクを使おう。
・コンセントレイトを使うメリット
後攻パでコンセントレイトを使うメリットは、攻撃要員をひとりに絞ることができる点だ。
これによりほかの3人は恩恵の烙印に縛られることがなくなるので、生命の烙印でHPを盛ることができる。もちろん食いしばりから回復されたり、リカームドラを使われたり、氷結無効が残ったりとさまざまなケースを想定して、ある程度の攻撃力を残すことは必要だが、後攻パに必須のHPタンクという面をさらに伸ばして盤石にすることが可能だ。
▲HPが2倍になれば、相手のダメージが1/2になるのと意味合いは変わらない。先に攻撃を受ける後攻パでは、可能な限り伸ばしたい。
・2番目までの行動を目指す
上で紹介したスルト入りのパーティーでのデメリットは、キングフロストが3番目に行動することだ。これだと大冷界を撃った時点でターンが終了してしまい、食いしばりで残った相手を狩り取ることができない。大冷界のあとにプレスターンを残すには、キングフロストを2番目に行動させる必要がある。
これを実現させるためには、キングフロストより遅い悪魔をいれなくてはいけないのでエリゴールを採用する。
なぜエリゴールなのかというと、キングフロストとツクヨミより遅い悪魔はこれしかいないのだ。
幸いエリゴールは高いHPで後攻パにはうってつけ。さらに素体では食いしばりを持っていてデュエル向きと言うことなしだ。★1なので、スルトより遥かに用意しやすいのもポイント。
HPが高いので、★6のレベル50にしなくても十分運用が可能となっており、レベル45で止めておけばさらに低い速を保つことができる。ただしこの場合は、会心をもらいやすいなど副作用があることも覚えておこう。
▲ついにバトルスピードは8000を切った。烙印のオプションで13%スピードが入っている。
行動の流れは以下の通り。
①ショウキ:パス
②キングフロスト:コンセントレイト
③ツクヨミ:パス
④エリゴール:パス
⑤ショウキ:パス
⑥キングフロスト:大冷界
⑦ツクヨミ:メギド
フリーで行動できるのは④のエリゴールのみとなるが、基本的に相手にターンを渡さないのが前提なので、タルカジャを持たせて必要なら発動しよう。
大冷界を撃ったあとに食いしばった相手をツクヨミのメギドで一掃。不屈の闘志などでさらに残ってしまう場合もあるが、この時点で勝敗はすでに決している。
ショウキ、スルトを入れて開幕の攻撃を安全に凌ぐか、威圧1でエリゴールを入れて食いしばりまで狩り取るかの選択というわけだ。
素体スルトは合体のハードルがかなり高くなってしまうが、所持しているなら相手の行動順をみて選択、ショウキの行動順が速い相手にとくに有効だ。未所持であればエリゴールを入れて1ターンキルを目指す。
基本形がエリゴールを入れたパターンで、スルトがいると選択肢が増える程度に思っておくといいだろう。
・苦手なパターン
キングフロストを入れた後攻パは、現環境のデュエルでは非常に強力であるが、苦手なパターンも存在する。
それは相手に氷結無効がいて、大冷界を発動したターンで終了となり、そのほかの全員が食いしばりで残ってしまう場合だ。HPをきちんと盛ってビルドしていれば、これだけで負けてしまうことも滅多にないが、これが唯一負ける可能性のあるパターンということを覚えておこう。ヴィシュヌが天敵となるので、そのほかの3人の編成を注視。危ないと思ったら攻め手を替えればOKだ。
また、どんなパーティーを組んでも言えることだが、編成以外の継承スキルや烙印ビルドの仕上がり具合も勝敗に少なからず影響することも忘れずに。
キングフロストは、これまであと一歩という印象が強かった後攻パの戦力を大きく前進させた強力な悪魔だということが判明した。いま話題のコウテイの応龍撃破も、後攻パであれば封印することができ、同時に実装されたキングフロストが、間接的ではあるがじつは対策悪魔だったというのもおもしろい。現環境ではデュエルで上に行くほど氷結無効以上が入っている防衛パーティーが少ないのも追い風だろう。エリゴールを入れた基本編成なら★5悪魔は必要ないので、比較的作りやすい点も評価したい。
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▲氷結耐性の上からでも問題なく吹き飛ばせることがほとんどだ。
最後に、後攻パのビルドに欠かせないのが生命の烙印だ。HPを盛れば盛っただけ事故を起こす可能性が軽減していく。それなりに数も必要になるので怠惰の罪 10業周回も必要になってくるだろう。この機会にオート周回にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
▼オート周回攻略はこちら
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