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iPhone生誕10周年!初代からXまでiPhoneの歴史を振り返ってみた

2017-11-07 13:35 投稿

端末に焦点を当ててiPhoneの歴史を振り返ろう

iPhone Xがリリースされた2017年は、iPhone登場10周年ともなる年。日本で初めて正式に発売されたiPhone 3Gがリリースされた当初は、世論はスマートフォンに対して非常にきびしい評価を与えていた。

しかし、そんな風潮もなんのその。こうしてiPhoneは世界中で愛されている。では、iPhoneはこの10年でどのような歩みを遂げてきたのだろう? ここでは、その10年の歩みを端末に焦点を当てて振り返ってみよう。

懐かしさを覚えながら、あるいは「そうだったのか」と歴史を感じながらコーヒーブレイクの当てにでもしてくれれば幸いだ。

なお、ここではナンバリングモデルを振り返っていく。スペックがiPhone 5と同等であるiPhone 5c、iPhone 6sと同等であるiPhone SEについては割愛する。

あの日あの時、あの端末

iPhone(Original)

iphone-iphone-original-colors

2007年にApple社からリリースされたiPhone。同年1月に開催されたApple社の製品展示会Macworld Expoでその概要が発表され、また同年6月にアメリカでリリースを果たした製品だ。

日本では使用されていない通信方式を採用していたため、日本では使用できず、日本でこれを所持している人はほとんどいないと思われる。

なので、筆者もこればかりは直接目にしたことがなく、資料のみでの情報となる。

初代ではあるものの、現在のスマートフォンのひな形を完璧に作り上げたモデルとなっており、マルチタッチディスプレイによるディスプレイへの直接干渉による操作方法や、電話機としてだけでなく、PDAとしても使える端末として披露されている。

販売台数はリリース後74日で100万台を突破しており、米国内ではリリース当初から一定の注目度を集めていたことが伺える。

また、iPod touchもこの製品をひな形として作られており、タッチスクリーンの有用性を世に知らしめた、革命的な存在といえるだろう。

iPhone 3G

3g

こちらが日本で初めて正式に販売されたiPhoneシリーズ。ボディは初代と同じく側面だけでなく背面にも丸みを持ったシルエットとなっており、しっかりと手にフィットする設計となっていた。

本体のサイズは現在最新モデルとなっているiPhoneの画面サイズよりも気持ち大きいくらい。ディスプレイの解像度もまだあまり高くなく、当時としては精細なものではあったにせよ、まだドットが視認できる程度のものだった。

また、当時はまだiOSも完成されたとまでは言えるものではなく、動作も緩慢だった。

しかしそれでも新しもの好きの目からしてみれば革新的な端末であることには変わりない。当時はまだストレージサイズも大きくなく、価格も2万3040円(8GBモデル)、3万4560円(16GB)と手頃なラインであったため、飛びつきやすいものだったのだ。

iPhone 3GS

3gs

iPhone 3Gであった諸問題、とくに動作速度の改善を施すための処理が行われた端末として登場したモデル。それを示すように、3GSのSは、Speedを意味するものとなっている。

実際、この端末の動作速度はかなりのもので、iPhone 3Gではかなり動作が遅かったアプリでもiPhone 3GSならサクサク動き、感動を覚えた記憶がある。

また、ディスプレイに指紋が付きにくくる疎油性コーティングがなされたり、カメラ機能が大幅に強化されて動画撮影ができるようになったのも、この端末からだったと記憶している。

ストレージサイズも最大32GBモデルが登場しPDAとしてさまざまなデータを持ち歩けるようになったのも、個人的にはうれしいアップグレードだった。

iPhone 4

4

超高精細、Retinaディスプレイが初めて採用された端末。このあたりから世間の目も大きく変わり、これまでスマートフォン普及のきっかけを作った端末とも言える。

やはり最大の特徴はディスプレイの美しさと、ビデオ通話(Facetime)用に設けられたフロントカメラの存在。また、ジャイロセンサー搭載なども特徴的で、ここからゲームアプリも大きく動き始めるようになった。

ボディもiPhone 3Gシリーズから大きく変更され、四角いアルミボディが採用されるように。丸みを帯びたかわいらしいデザインから一転、洗練されたシャープなモデルへとデザインそのものが一新された。

iPhone 4s

4s

音声アシスタント機能Siriが初めて実装された端末。お察しの通り、この端末の末尾に付いているSはSiriのSだ。

外観はiPhone 4とほとんど変わっていないが、内面は大きく変更されており、処理能力はさらに強化された。とくにグラフィック処理能力は大きく更新されており、その速度は最大でiPhone 4の7倍にもなると発表された。

事実その処理能力は凄まじく、名作『Infinity Blade』もその処理能力があってこそ輝くゲームだったと言えるだろう。

また、この端末からauもiPhoneの取り扱いを開始。これがきっかけで国内のiPhoneユーザーが爆発的に増えている。

iPhone 5

5

このモデルが発売されるころにはすでにiPhoneはひとつのブランドとしてその地位を確立され、流行に敏感な女子高校生がクリスマスプレゼントにiPhoneを欲しがる様が、テレビで放送されたりもしていた。

こちらのモデルの特徴としては、やはり4G回線、LTEに対応したことが大きい。それまでの回線速度と比較すると、遙かに高速な通信が可能となり、家庭にWi-Fi環境がないという人でも、満足のいくインターネット体験ができると、話題にもなった。

また、画面サイズが大きくなったのも特徴のひとつ。そのため、一画面内に配置できるアプリアイコンの数が増えていることが確認できるだろう。しかし、やはりこのモデルを語る上で外せない話題は、Lightningコネクタの存在。

いまではiPhoneの接続端子として当たり前のように使われているLightningコネクタだが、その初実装となったのはこちらの端末から。いまでは当たり前のように便利に使っている接続規格だが、それまでは裏表を気にして接続しなくてはならないドックとなっていたので、Lightningコネクタの登場は地味に大きな変化だったと言えるだろう。

なお、翌年同等スペックを有し、カラーバリエーションに特化したモデルとしてリリースされたiPhone 5cについては割愛する。

iPhone 5s

5s

こちらも、iPhone 5とは外観をそのままに、内面の強化が図られた端末。

とくにいまも使われる指紋認証機能Touch IDはここから端を発することとなる。指紋認証によるセキュリティの強化は、世界的にも大きな衝撃を呼んだシステムだ。もちろん、この端末のSの意味はセキュリティのS。

また、ライトユーザーからしてみれば大きな変化ではないが、この端末から64ビットアーキテクチャが採用されており、その処理能力はあらゆる面で見ても、目を見張るほどの向上が図られていた。

カメラ機能も大幅に強化されており、f値も2.4から2.2に、ホワイトバランスなどの正確性も大きく増しており、「下手な知識で一眼レフを使うより、iPhoneで写真を撮ったほうがキレイに撮れる」と言われるほど、写真がキレイになったのは、だいたいこのころから。

カラーバリエーションの中にゴールドが追加され、女性ニーズを満たせるようになったことと、ここからNTTドコモがiPhoneの取り扱いを始めたことも、本端末の特徴と言えるだろう。

iPhone 6/6 Plus

6

Plusモデルという、従来の端末サイズよりも一回り大きなサイズの端末が登場した。

プロセッサなどの内面強化は行われているものの、実測値では大きな伸び率を見せておらず、モバイルハードウェアの進化も限界が近付いてきたのかと一時的に思わせた端末でもある。

しかし実際に使ってみるとiPhone 6とiPhone 5Sとの差は大きく、リッチなゲームをプレイしてみると、とくにグラフィック処理の点で大きな差があると強く感じさせられた記憶がある。

しかしこちらの端末で最大の特徴は近距離無線通信、NFCが実装されたこと。当時日本の標準規格となっていたものとは違う規格が用いられていたため、おサイフケータイには非対応となっていたが、これにより生まれたApple Payの影響力は大きく、米国などではこれを機にiPhoneだけを持って遊びに行けるような状態が作られ始めた。

個人的には、それ以上に丸みを帯びたボディが帰ってきたことが嬉しかったと記憶している。

iPhone 6s/6s Plus

6s

この端末最大の特徴は、圧力検知による操作手段の実装。画面をボタンのように押し込んで、それを感知するという機能“3D Touch”が実装されたことにより、これまで平面的だったディスプレイ上での動作を3次元アクションにまで引き上げた。

いまもまだ、このシステムの画期的な利用方法は模索されている最中ではあるが、しかしそれでもタッチ操作が2Dから3Dになったという変化は技術的に見ると大きな進化と言える。

また、前モデルでは大きな変化を見せなかったプロセッサだが、ここにきてまた大きな進化を遂げ、驚くほどの性能を確保した。バッテリーパフォーマンスも向上しており、この端末がiPhoneのベストだと語る人も少なくない…らしい。

Sの意味は……不明。3Dタッチ機能搭載で、スクリーンのS……?

iPhone 7/7 Plus

7

iPhone 7の発表で、ユーザーたちに大きな衝撃を与えたのはイヤフォンジャックの廃止。それに伴いワイヤレスヘッドセットEar Podが発表されたときの衝撃はいまでも思い出せる。

また、ユーザーが待ちに待った防水防塵、およびおサイフケータイ対応が仕様として加わったモデルでもあり、それに歓喜する声が多く見受けられた。

iPhone 8/8 Plus

8

ここにきてSが付く流れが途絶える。さらばS。

今年リリースされたばかりのこの端末の最大の特徴は、ワイヤレス給電に対応したこと。それに伴い背面までガラスコーティングされたことで賛否が分かれている状態となっているが、それについての判断は各人に任せるとしよう。

全体としての処理能力に大幅な向上は見られていないが、こと省エネルギー化に関しては大きく成功しているという印象。また、引き続きカメラ機能が強化され、1080pで最大240fpsのスローモーション撮影を実現するに至っている。

iPhone X

iPhone_X

Apple社が提案する、未来を感じさせるiPhone。それがiPhone Xだ。

その仕様はまさに「10年先の未来を見据えて開発した」と語られるにふさわしい内容。その中でもとくに注目を集めているのが、フロントカメラによる顔認証だろう。

ユーザーの顔を三次元的に捉えることで、それをセキュリティキーとして利用できる“Face ID”はプレゼンで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

マフラーをしていても、帽子をかぶっていても、メガネをかけていても顔を正確に認識してくれるその機能紹介には驚きを隠せなかった。

また、顔認識機能を用いた新たなる絵文字“アニ文字”もインパクト大! ユーザーの表情を絵文字にトレースさせ、その表情や動きをアニメーションにして相手に送信できるというこのシステムは、メッセージアプリに革命をもたらす可能性すら秘めている。

もちろんワイヤレス充電にも対応しており、まさに「これぞ未来!」というものを見せてくれる端末となることだろう。

以上がこれまでのiPhone端末の歴史となる。資料も参照しているが、主観メインの振り返りとなったため、感想部分に関しては「そういう考えの人もいる」程度にとどめておいてほしい。

しかし、こう振り返ってみるとiPhoneも大きく進化したものだ。モバイルハードウェア市場は今後も成長を続けていくことだろう。果たして10年後のスマートフォンはどのような形態になっているのだろうか? いまから未来が楽しみだ。

※本稿で使用している画像はApple公式サイトより引用しています。

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