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『エグリア』がスマホ界に旋風を巻き起こす!先行プレイでゲームの魅力や開発陣の意気込みを聞いた

2017-04-13 18:00 投稿

『エグリア』の世界を一足早く体験

2017年4月13日よりついに配信開始となった、ブラウニーズ×DMM.com POWERCHORD STUDIOによる新作RPG『エグリア〜赤いぼうしの伝説〜』(以下、『エグリア』)。

国産スマホゲームでは珍しい“落とし切り”タイプの本作は、ゲーム内での課金が発生しないことでも話題を呼んでいる。ダウンロード購入さえすれば、心ゆくまで『エグリア』の世界を堪能することができる。

エグリア_サイト

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渾身の意欲作として注目が高まる一方で、なかには「本当に販売価格分の価値があるだろうか?」と購入をためらっている人もいるかもしれない。そこで今回、DMM.comに直接おジャマし、本作をひと足先にプレイ! 『エグリア』の魅力を探るとともに、開発陣から本作にかける意気込みを聞いてきた。

休日に有志が集まって製作スタート

今回の先行プレイ、なんと総監督兼ディレクターを務める亀岡慎一氏、背景デザインを担当した津田幸治氏という、本作の開発を手掛けるブラウニーズの両氏のナビゲート付き。これは贅沢!

エグリア_亀岡氏_津田氏
▲本日はどうぞよろしくお願いします!(写真左から亀岡氏、津田氏)

まずは両氏に『エグリア』製作開始までの経緯を両氏に尋ねてみた。

制作開始までの経緯について
・会社にスタミナ、スタッフ数的に余裕が出始めたので、そろそろオリジナルゲームを創ってみようかと思い始めた。
・元々ブラウニーズはオリジナルゲームを創る為に立ち上げた会社なのでそろそろ時期が来たかなと思った。

両氏はかつて『聖剣伝説 LEGEND OF MANA(以下、レジェマナ)』でアートのメインスタッフだっただけあり、確かにかつての作品を彷彿とさせる雰囲気がこのエグリアからもにじみ出ている。

チャボロビン
▲主人公のレッドキャップ族チャボ(左)と、ヒロインのエルフ族ロビン(右)。
エグリア_最初の世界
▲序盤の世界はマイタウンのみ。卵からマップを開放し、チャボたちの手によって世界が広げられていく。

中学時代『レジェマナ』にハマった筆者としては垂涎もの。さっそくプレイスタート!

1ワールドマップ
▲フィールドを作ってダンジョンに潜り込んでみよう!

精霊と住民を連れて冒険へ!

フィールドを作って出現するダンジョン。このダンジョンに挑むための準備について、津田氏のナビゲートでわかったことをまとめてみた。

精霊について その1
・精霊をデッキに組むとダンジョンに連れて行ける。
・精霊がいるとチャボの能力が強化され、”ルーン”と呼ばれるスキルも使えるようになる。
エグリア_デッキ編成1
▲ダンジョンに挑む際に連れて行ける精霊の数は3体。デッキに入れた3体のうち、左ふたりが攻撃系の“アサルトルーン”を使用でき、右の精霊が防御系の“サポートルーン”を使用できる。
精霊について その2
・デッキ内の精霊の組み合わせによっては、”リンクルーン”という常に発動しているパッシブスキルのようなものもある。
2カグッチ詳細
▲精霊ごとにさまざまなルーンが用意されている。精霊どうしの相性がいいと“リンクルーン”が発動しさらに戦闘が有利に。これは奥が深そうだ!
住民について
・ダンジョンには住民も連れて行ける。
・住民は戦闘を助けるのではなく、素材集めに協力してくれる。
・サハギン族なら魚というように、村人によって拾ってくれるアイテムが異なる。
3住民選択
▲マイタウン発展のために、素材拾い要員として住民も冒険へ連れて行こう。やる気がゼロになると同行してくれないので、連れていくキャラは適度に交代させよう。

すごろく風のバトルモードはシンプルで超快適

続いて、ダンジョン内でのバトルモードについて、亀岡氏と津田氏のナビゲートからわかったことをまとめてみた。

バトルモードについて その1
・バトルのルールはシンプルで、複雑な操作は一切入れていない。
・サイコロの目を使ってマスを移動して敵と戦ったり素材を回収する。
4探索
▲亀岡氏の話す通り戦闘はとても簡単だ。サイコロを振って、出た目の数に応じてヘックス型のマスを進み、画面移行なくそのまま敵に攻撃。待ち時間ゼロでサクサク遊べる。
バトルモードについて その2
・敵に与えるダメージはサイコロの目の数に応じている。
・6の目が出て3マス移動したら、残りの行動力である3に応じたダメージを与えられる。
・1ターン経過するごとにマナが溜まっていき、一定値まで溜まれば精霊のスキルが使用可能。
5精霊スキル
▲試しに精霊のスキルも発動。ひとつひとつのエフェクトが細かくて見ていて楽しい。精霊によっては、複数のマスに攻撃といった範囲スキルも持っている。
エグリア_リザルト画面
▲ゴールまで到達すればクリアー。主人公や精霊が成長するほか、ミッションを達成できたり、村人との友好度が深まる。

マイタウンを自分好みに発展させよう

基本的にはストーリーを楽しみつつダンジョンから素材を持ち帰り、家や家具を増やしてマイタウンを大きくしていくのがゲームの目的になる。そのマイタウンについてわかったことは以下のとおり。

マイタウンについて その1
・マイタウンには”家具屋”、”大工屋”、精霊を呼べる”精霊のほこら”、精霊を育てるアイテムが作れる”タオチン”などさまざまな施設がある。
・最初は何もない状態だが、ストーリーとともに少しずつ施設が増えていく。
6精霊のほこら
▲こちらは井戸内にある“精霊のほこら”。花に料理を置くと精霊を呼ぶことができる。呼び寄せるまでには時間が必要だが、時間短縮アイテムもゲーム内で手に入れることができるぞ。またどんな料理を置くかで寄ってくる精霊に違いがあるようだ。
7タオチン
▲“タオチン”では精霊を成長させるために必要な“ポテト”を育てられる。
8テカテ
▲こちらは“テカテ”。種を植えると精霊の進化素材が手に入る。愛嬌たっぷりの動きとしゃべりかたに癒される。
マイタウンについて その2
・”精霊のほこら”で新しい精霊が手に入ると会話イベント発生。精霊ごとのバックストーリーがわかる。
・精霊ごとに属性やスキルが違うだけでなく、性格や口調といった個性もまったく異なっている。
・相性のよい精霊との特別な会話イベントも用意されている。
エグリア_メッソウ会話クエスト
▲個性豊かな精霊たち。精霊は現段階で70体程度おり、それぞれが進化する。ひとつひとつに個性を持たせるのはたいへんな作業に思えるが、津田氏いわく“そういうのを考えるのが大好きなスタッフがいるんです”とのこと。
エグリア_ポテトあげる
▲お気に入りの精霊に“ポテト”を与えて能力や“ルーン”のレベルを上げよう。育成する楽しさに病み付きになる。
マイタウンについて その3
・自宅の中に好きな家具を置いて、自分好みの部屋にアレンジできる。
・ランプに触れると灯りが揺れたり、鍋を置くとグツグツ音が聞こえたり、家具ごとにさまざまな演出が用意されている。
9部屋
▲自分の好きなように自宅を装飾していこう。撮影してTwitterへ手軽に投稿できる機能も搭載しているぞ。
マイタウンについて その4
・部屋が狭いと思ったら、大工屋で増築してもらえる。
・大工屋では、村の住人たちの家を建てることも可能。
・家のタイプはさまざま。住人によっても好き嫌いがあるので見極めが大事。
エグリア_ドワーフ追加
▲こちらがドワーフの大工屋。最初は人材不足で大きな家への増築ができないが、大工屋自体の規模を大きくすることで可能になっていくぞ。ちょこちょこと動くドワーフたちがなんとも可愛らしい。
エグリア_家クエスト受注
▲村人から家を建てたいと申し出を受けたら素材を集めて建ててあげよう。
エグリア_仮設建設
▲最初は仮設だが、大工屋に頼めばいろいろなタイプの家に建替えができる。
マイタウンについて その5
・住人からの家具作成依頼、自宅に新しい家具を置きたくなったら家具屋へ。
・素材があればいろいろな家具を作ることができる。
10家具屋
▲家具屋を営んでいるのは温厚な(!?)ノーム。
エグリア_関係レベルアップ
▲住人に頼まれた素材や家具を渡すと友好度がアップするぞ。

というわけでマイタウンは施設が盛りだくさん。最初は何もない状態から始まるが、住人が増えるにつれてやれることが段々と増えていく。チャボといっしょに街も成長していく過程が楽しめる。

『ムーミン谷』みたいなゲームを作りたかったんです

先行プレイはひと通り終了。かつて亀岡・津田両氏が携わってきた作品とも共通するあたたかな世界観を、心ゆくまで堪能でき筆者も大満足。

このボリュームであれば、落とし切りでこの価格は納得、むしろ安すぎるのではないか、というのがプレイしてみての正直な感想だ。

亀岡氏と津田氏にもそのあたりを重点として、『エグリア』へ込める思いを聞いた。

IMG_2851

──スマホのゲームとしてはかなりのボリュームという印象を受けました。

津田 リソース数はすごいことになっていますね(笑)。演出も細部にまでこだわっています。

亀岡 なくてもいいんじゃないの?っていう細かい設定もあったりするくらい(笑)。リソースは膨大です。

──これからもシナリオやアイテムは追加されていきますか?

亀岡 細かいバージョンアップなどはやろうと思っていますが、続編のシナリオなどの追加は現状では考えていません。ただ、まだアイデアはありますので皆さんのご要望があれば新しいストーリーをダウンロードコンテンツとして追加する可能性はあります。

津田 この後も追加シナリオを購入してもらわないと話が終わらないっていうのではなくて、物語はひとまず完結しています。

──魅力的なキャラクターたちが織りなすストーリーが楽しくて癒されます。

亀岡 もともと『ムーミン谷』のような世界観を創りたかったんですよ。最初にキャラクターがほぼ出そろっていて、後は街の中で事件が起きたり、変なヤツが来て村がごった返したり。街を基準にしたゲームをつくりたかったんです。

エグリア_マイホーム

──確かに『ムーミン谷』のようなほのぼのさとストーリー性であふれていますね。

亀岡 ストーリーが一通り終わった後は、キャラクターたちが勝手に動いてくれるので、いくらでもその後の物語が紡がれるようなつくりにはしたつもりです。ずっとエグリアの中でいろいろな住人たちが事件を起こす、みたいな。

言葉ではスタッフにも伝わらなかった『エグリア』の面白さ

──家や街を大きくしていく楽しさもありますよね。

亀岡 けっこうね、自宅大きくするのたいへんなんですよ(笑)。素材ためないといけないし、住人の世話していると自分の家にまで手が回らない。何を大きくするのかで、攻略法は人によってさまざまじゃないかな。

──ユーザによってもプレイスタイルに個性が出そうです。

亀岡 全部やりきるのは時間かかるんじゃないかな。大工屋と家具屋と自宅を10段階大きくして、ふつうの家も最低限6人主要キャラを5段階マックスにして……毎日やったとしても2、3ヵ月はたっぷりと遊べると思うんです。

11部屋(拡張)

津田 家具のラインアップも増やしていったらかなりのボリュームですし。

亀岡 ふつうにただやってるだけでもジワーッとは発展していくんですけどね。要素はたくさんありますが、いろいろなところでみんなつながっているんですよ世界観が。その辺を楽しんでもらえれば。

津田 今後追加するとき、変わった種族入れても違和感ないんですよね。いろいろなタイプの建物を増やしていけるのも良さだと思います。楽しみながら少しずつ街や世界を広げていってもらえればいいですね。

──ジャンルはRPGとなっていますが、そのほかのジャンル要素もたくさん含まれていました。

亀岡 そんな話もみんなでしてましたねそういえば。ジャンル何にしようかって(笑)。

津田 何かのゲームに似ているって言えない分、ジャンルでお伝えするのが難しいですね。

亀岡 ゲームの説明をしても、何をやるゲームなんですか、って聞き返されたこともありました(笑)。スタッフに言っても伝わらなかったんですよ面白さが。最初は伝わりませんでしたが、いまはスタッフ全員楽しさを理解してつくってくれていますね。

落とし切りにかける開発陣の本音

──落とし切りで1200円。この結論にいたるまで、紆余曲折あったのでは?

亀岡 そりゃあもう(苦笑)。もともと持ち出しというかたちで、社内で土日を使ってコツコツつくっていたんですけどね。DMM.com POWERCHORD STUDIOの岡宮道生氏と飲みにいったときに、よかったらいっしょにやりましょうよ、って誘われて。

──飲みの席で決まったんですね(笑)。

亀岡 でも自分たちの好きなように作りたかったんで、ああだこうだ言われたくないんだよって正直に言ったら、「ぜんぜん好きにつくってもらっていいですよ。おもしろいものを作ってくれれば」って岡宮氏が言ってくれて。

──胸熱なエピソードですね。

亀岡 最初は信用してなかったですけどね(笑)。何かしら言って来るだろうなと思ってたんだけど。ほんとに好きなようにやらせてもらえました。

──その結果、理想通りの作品ができ上がったと。

亀岡 ただまあ僕らコンシューマ畑の人間なんで、スマホのことはよく知りませんでした。ゲーム部分は好きにやらせてもらえたので、課金部分についてはお任せしようと提案したんです。でもゲーム内課金だと、どうやっても心待ちにしているユーザさんの期待を裏切る部分ができてしまいそうだという話になりまして。そこで岡宮氏から、「やっぱりブラウニーズさんは基本無料にいっちゃダメだと思うんですよね、落とし切りでいきましょう」って言われたんです。

──そういった経緯で落とし切りに。

亀岡 え、いいの?って思いましたけど(笑)。

──勇気のいる決断ではありますよね。

亀岡 ただ、中身には自信があったんです。コンシューマゲーム1本分の中身があるっていう自信が。スマホのゲームとは思えないくらいのボリューム。新規のものにそこまで出してくれるかっていう不安はありましたけど。

──スマホゲームを超越したスマホゲームと。

亀岡 そもそもいいハードなんですよねスマートフォンも。中身で勝負できるゲームがつくれるハードなんです。だから世のスマートフォンアプリ業界に一石を投じたいなっていう思いもあります。

会話シーン1

スマホ業界に新しい流れを

──どういった世代の人たちに遊んでほしいですか?

津田 自分たちが過去に携わった『レジェマナ』や『マジカルバケーション』などを遊んでくれたユーザーさんからは、結構注目されているので、触ってくれるかなと。後はやっぱり若い世代の人にも遊んでもらいたいですよね。スマートフォンのゲームでもこういうのがあるんだよっていうのを届けたいです。

亀岡 ただ昔といまでは変わってきてるみたいだから。

──スマートフォンのゲームでは無料で遊んで、楽しかったらお金を払うという流れが多いですよね。

津田 いまの子どもたちは出してくれるかな。1200円ってどのくらいの価値と感じてくれるかな。そういう不安はありますね。

──実際にプレイするとわかるでしょうね、納得の価格だ、と。

亀岡 だからこそ体験会もやって、ユーザさんに触れていただく機会をたくさん作ってきました。僕らの思いが届いているとうれしいです。

津田 後は女性のかたにも遊んでほしいですね。家具を集めて自宅をアレンジしたり、かわいいキャラとの交流を楽しんでもらいたいです。

──今後、スマホから家庭用に逆輸入することは考えていたりしますか?

亀岡 僕個人は超考えてますけどね(笑)。

──最後に、もう一度『エグリア』にかける意気込みを。

亀岡 とにかくスマホゲーム業界の新しい流れを作りたいですね。スマホでもコンシューマライクなゲームつくって採算とれるんだよ、っていう見本にしたい。ならうちもやってやるよ、って業界全体が盛り上がってくれるといいんですけどね(笑)。

津田 みんなで楽しみながらいい物に仕上げてきました。皆さんに楽しんでもらうには自分も楽しんでやらないといけない、自分がどうだろうって疑問に思っているものはほかの人もおもしろいって思ってくれない。そういう気持ちで、自分なりにおもしろいものをかたちにしてきました。ぜひ期待して遊んでもらえればと思います。

亀岡 それにしても、ほんとまさかこんな好き勝手につくらせてもらえるとは思わなかった(笑)。

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エグリア ~赤いぼうしの伝説~

ジャンル
RPG
メーカー
DMM.com POWERCHORD STUDIO / ブラウニーズ
公式サイト
http://egglia.jp/jpn/
配信日
配信中
価格
1200円[税込]
対応機種
iOS / Android

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