コロプラが”Colopl VR Fund”を通じて視線追跡型VRヘッドマウントディスプレイを開発するFOVEへ出資

2016-03-23 15:45 投稿

ゲームはもちろんヘルスケアや教育の分野で応用できる可能性も

sub1

コロプラは、同社の子会社であるコロプラネクストとともに2016年1月に設立した世界最大級のバーチャルリアリティファンド“コロプラネクスト2号ファンド投資事業組合(Colopl VR Fund)”を通じ、眼の機能に着目した独自のVRハードウェアを開発するスタートアップ企業“FOVE”が行う第三者割当増資を引き受けることを発表。Colopl VR FundにおけるVR関連事業会社への出資第1号となった。

main

FOVEが開発するヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)は、仮想現実世界に視線追跡技術を導入。“眼の動き“を使った素早く高精度な操作や、キャラクターとの人間らしい触れ合いなど、これまでにない新たな体験が可能となっている。

sub2

また、同社のHMDを活用することで、身体の不自由な人たちが視線でロボットを操作できるなどヘルスケアの分野、手術や自動車運転の仮想世界シミュレーションといった教育の分野など、ゲームやエンターテインメントにとどまらない多様な分野にも応用できる可能性が期待されている。

今回、事業展開をさらに加速するべくFOVEが実施した、総額1100万米ドルの第三者割当増資の引受先の1社として出資を行ったColopl VR Fund。

出資についてコロプラは、「FOVEの技術力や将来性に可能性を感じるとともに同社のVRに対する想いに共感し、今後の成長に協力していきます。そして、日韓のネットカフェ7500店舗におけるFOVE体験プラットフォームの構築協力、FOVE対応コンテンツデベロッパーへの投資、コロプラ開発によるVRコンテンツの視線追跡対応など、新しいVR体験の提供をともに目指していきます」(リリースより抜粋)としている。

※Colopl VR Fund公式サイトはこちら
※FOVE公式サイトはこちら

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧