フジテレビ、フジ・メディア・ホールディングスがゲーム事業に本腰!新会社”フジゲームス”が2016年4月1日に設立

2016-03-15 11:36 投稿

Fuji&gumi Gamesの全株式も取得し子会社化

2016年3月15日、フジ・メディア・ホールディングス及び、フジテレビジョンは、ゲーム事業について簡易新設分割による分社を行い、2016年4月1日付で株式会社フジゲームスを設立することを明らかにした。

これまで同社グループのゲーム事業は、番組連動タイトルやPC向けゲームを主軸に展開しているフジテレビのゲーム&インキュベーション事業部及び、フジ・スタートアップ・ベンチャーズとgumiとの合弁で2014年1月に設立されたスマートフォン向けゲーム事業を行うFuji&gumi Gamesがその中核を担ってきた。Fuji&gumi Gamesからは、スマホ向けアプリ『ファントム オブ キル』、『誰ガ為のアルケミスト』が連続ヒットを記録し、さらに期待の新作『シノビナイトメア』の配信も控えている。

また、フジテレビのゲーム&インキュベーション事業部では、スマホ向けゲーム『ダービーロード presented by みんなのKEIBA』やPC向けオンラインゲーム『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪横丁』、『テルマエ・ロマエ ガチャ』などのタイトルが好調に推移している。

こうした取り組みを通じ、同社グループのゲーム事業はその規模を拡大させてきたが、今後市場規模の拡大が期待される一方、競争の激化やコンテンツのリッチ化による開発費の増加が続いている。こうした状況に対応し、さらなる成長を実現させるために、フジゲームスが設立されることとなった。

なお、フジゲームス設立にあたり、フジテレビのゲーム事業を速やかに移行するため、フジテレビは資産負債、権利義務を包括的に承継することが可能な簡易新設分割を行い、一部事業を除くゲーム事業を承継する新会社をフジテレビ100%子会社として設立。その後、フジテレビが保有するフジゲームス株式を、2016年5月予定でフジ・メディア・ホールディングスが取得する予定。

kouzu

フジゲームスは、承継したフジテレビのゲーム事業の運営、新規スマートフォン向けゲームの企画やプロデュースに加え、ライツビジネス、インキュベーションビジネスなどゲーム周辺領域も含めた事業拡大を計るとのこと。また、フジ・スタートアップ・ベンチャーズが保有するFuji&gumi Gamesの全株式については、フジゲームスが取得し、子会社とすることで、フジゲームスが同社グループのゲーム事業全体を統括していく。

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