インディーズゲームの祭典”BitSummit”明日開幕!注目のスマホゲームまとめ

2015-07-10 14:24 投稿

“BitSummit2015”注目作まとめ

2015年7月11日、12日の2日間、京都で開催されるインディーゲームの祭典“BitSummit2015”。今回で3回目を迎える“BitSummit”だが、新たにアメリカに拠点を置くインディーゲーム団体Indie MEGABOOTHをパートナーに向かえ、過去最高の盛り上がりを見せそうな予感。

インディーゲームの定義は?と問われると回答は難しいが、インディーゲームを作るクリエイターの方に話を聞く限り、ひとつ共通しているのは、“自分たちがおもしろいと思うゲーム、作りたいゲームと思うゲームを作る!”という熱いインディー魂を持っているということ。それゆえ、一見しただけではどんな内容なのか想像つかないような尖ったゲームも珍しくない。

そこで、我々取材班の予習の意味も込めて、BitSummitに出展されるスマホインディゲームの注目作をまとめてみた。

勇者ヤマダくん

『moon』の木村祥朗氏が手がける、“おじさまと女子高生のピュアラブ”がテーマの完全新作RPG。テーマからすでにインディーの香りが漂うが、夜な夜な趣味のゲーム作りにいそしむサラリーマン“ヤマダくん”が、自作の妄想RPGの世界でオジサン勇者となり、謎の女子高生であるマリア姫に愛を告白するのが目的のゲームらしい。

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GENSO

“オープンワールド”型のアドベンチャーゲーム。ここで言う“オープンワールド”とは、リアルと連動しているという意味。ゲーム内だけでなく、現実世界にも隠されたヒントをもとに謎を解いていく。動画を見ると、ファイルされたお手製のパピルスの切れ端とゲーム内に登場するパピルスの切れ端が合致し、1枚のパピルスになる様子が映っている。バーチャルとリアルを相互に補完し合うことで、どんな真実が見えるのだろうか?

Bad Smell Queue

ダッシュでオナラを溜め、オナラを浴びせて敵を倒していくという、発想がいかにもインディーらしいユニークなアクションゲーム。ローグライクの要素もあるようだが……。公式サイトでは、Android版の体験用APKファイルが配布されているので、興味がある人はお試しあれ。

ARGS(仮)

ボードゲームからアプリまでを開発するOink Gamesの最新作。ファミ通Appでも紹介しているシャレオツパズルゲーム『OLYM』の開発元。幻想的で絵本のビジュアルに興味をそそられる1本。突如襲ってきた100体の目に奪われた火を取り戻す物語が展開する。バトルはキャラクターごとの特徴に合わせて自動で進むようだが、育成方法やスキル発動のタイミングで、展開が変化するとのこと。

ARGS

ATTACK ON KAIJU 2

沖縄で活動するインディーゲーム集団ブリブサー。本作はインディーでは珍しく続編モノ。ただし、続編と言えど、前作『進撃の巨獣』の2Dグラフィックから一変、Unreal Engine 4を採用したゴリゴリの3Dグラフィックに。ゲームの雰囲気も激変しており、その思い切った方向展開もインディーらしい。巨獣と侍の1対1の死闘を描くアクションゲーム。

Prison Architect

刑務所運営がテーマという、インディーらしさ全開のシミュレーションゲーム。steamでPC版がリリースされているが、iPhone版も配信予定。PC版はwikiや実況動画なども公開されており、ユーザーの熱量の高さが伺える。画面を見るとめちゃめちゃ濃そうな内容……iPhone版はぜひ日本語化して出してほしい!

PA

Samorost3

数々の賞を受賞したアドベンチャーゲーム『Machinarium』をはじめ、アーティスティックな作品を世に送り出すを生んだチェコのインディーメーカーAmanita Designの最新作。『Machinarium』と同じ開発チームが手がけている。宇宙の妖精が突然空から降ってきた不思議な笛の力を借り、さまざまな惑星を探索するという内容。

まかいピクニック

東京インディーフェスにもプレイアブル出展された『まかいピクニック』。スクウェア(現:スクウェア・エニックス)在籍時に『クロノトリガー』、『スーパーマリオRPG』などの開発に参加したゲームクリエイター“西健一”氏が立ち上げたインディーメーカー“Route24”のタイトルだ。モンスと呼ばれるキャラクターでパーティを編成し、ステージ中に配置されたグリーンのエナジーボールを5つ集め、ゴールを目指す。モンスはそれぞれの特性に応じて自動で行動。ステージ構成を把握して、最適なパーティを編成することが攻略のカギ。

口先番長VS

ソニー・ミュージックエンタテインメントのソーシャルアプリプロジェクト”hubbub party(ハバブパーティ)”とフィラメントとの共同制作による、しりとり格闘ゲーム第2弾『口先番長VS』。全国のプレイヤーを相手に、しりとりバトルで対決する。すでに配信中のタイトルだが、何か新情報が飛び出す可能性も?

dreeps

アラームをセットするだけで、RPGの冒険気分を味わえる“アラームプレイングゲーム”『dreeps』。ドットで 描かれた世界観とチップチューンのBGMが織り成す舞台を冒険するのは何とも心地がいい。こちらも配信中のタイトルだが、新展開はあるのだろうか?

ファミ通AppではBitSummitの会場の模様を総力リポートするので要チェックですよ!

■BitSummit2015概要
<日程>
2015年7月11日(土)午前10時~午後5時
2015年7月12日(日)午前10時~午後5時
※11日は、10時から12時はビジネス目的やメディアのみの入場となり、一般来場者の入場は12時以降となります。
<場所>
みやこめっせ(京都市勧業館)
<入場料>
一般1000円、中高大学生500円、小学生以下無料

※公式ホームページはこちら

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