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業界向けTwitterセミナーで語られたゲーマーを攻略する方法

2014-09-11 00:36 投稿

Twitterとゲームの親和性は抜群に高い

2014年9月10日、品川アクアスタジアム(ステラボール)にてTwitter主催のイベント“#PlaywithTwitter TOKYO”が開催された。このイベントは、Twitterのプラットフォームとしての現状とマーケティング活動における戦略的な活用に関する最新情報を、対外的に提供するために業界関係者向けに開かれたもの。ここでは“#TwitterGamers”までの内容をお届けしていく。

まず最初に登壇したのは、Twitter Japan 執行役員の王子田克樹氏。

王子田氏は挨拶とともに、今回イベントが開催された理由として、「スマートフォンアプリのインストールを強く訴求できる広告、モバイルアプリプロモーション(以下、MAP)がリリースできたこと」、「初のTwitterにおけるゲームユーザーのリサーチを行い、その調査結果を発表するため」と述べた。

Twitterの広告メニュー

つぎに登壇したTwitter Japan プロダクトマーケティングマネージャー 岡本純一氏は、「現在のTwitterユーザーの78%がモバイル端末からアクセスしている。月に58時間17分もスマホを触っている」というデータを明らかにした。この時間は、Twitterをやっていないスマホユーザーの2倍以上の数字だというから驚きだ。

前置きのあと、現在のTwitterにおける広告メニューが紹介された。

 

広告メニューは大きく分けて3つ。

 

・プロモトレンド
・プロモアカウント
・プロモツイート(MAP)

MAPについては、以前はリツイートやお気に入りに登録されないと料金が発生しないシステムであったが、いまはユーザーがインストールボタンを押すと料金が発生するシステムに変更されたことが挙げられた。これにより、「ムダがなくなって、顧客に対しても有益なものになった」と岡本氏は語る。

さらにMAPの広告効果を高めるために、ターゲティングの“興味関心”軸を加えることで、その広告商品に対して親和性の高いユーザーへのアプローチが可能になったという。ほかにも、ハンドルターゲティングやキーワードターゲティングなど、もっと細かいアプローチもできるそうだ。

 

Twitterユーザーのゲーム利用状況リサーチ

ここからは、Twitterを利用するゲームユーザーに関してのインサイト調査の結果だ。40人以上に実際にインタビューを行い、1000人以上のデータを集計したという。登壇したTwitter Japan リサーチマネジャー 櫻井泰斗氏は、まず最初に「いまのゲームユーザーはひと昔前のゲームの楽しみかたを求めている」と語った。

仲間と一緒にゲームをしたい気持ちはいまも昔も変わらない。それをユーザーはTwitter上で行っているというのだ。さらに櫻井氏は「Twitterでユーザーどうしがつながれば、課金率につながる」とも説明した。

では、Twitterはなぜゲームとの親和性が高いのか?

櫻井氏からゲーマーインサイトを理解する3つのキーワードが挙げられた。

・速報性
・匿名性
・インタラクティブ性

速報性

Twitterであるとリアルタイムでほかのユーザーがどのような状況かわかるというのがある。そして、ゲームのイチ早い情報はゲーマー自身から発信・拡散されていく。

匿名性

Twitterで4人に3人は匿名のアカウントを持っている。匿名アカウントによって、躊躇なくつぶやけることがいい。

インタラクティブ性

ゲーム専用アカウントを持つことで、ほかのプレイヤーと助け合いながらゲームを進めていきたいという気持ちがある。同じ人たちが集まり、活発なつながりが生まれていく。

 
 

インタラクティブ性の説明で、“パズドラ垢”の事例が挙げられたのだが、これがじつにおもしろい。調査の中で、“パズドラ垢”とつく専用アカウントを調べたところ、ひとりあたり月平均302ツイートしており、ツイートの中に多く見られる言葉が、“仲間とつながりたい”という関連語ばかりだったというのだ。

 

櫻井氏が冒頭で述べた「いまのゲームユーザーはひと昔前のゲームの楽しみかたを求めている」というのが、これらキーワードの中からじつに納得させられる。

Twitterでゲーマーを攻略するには?

ゲーマーインサイトを説明されたところで、櫻井氏の口からは「Twitterを活用して、どのようにゲーマーを攻略していけばいいのか」投げかけられた。

その攻略法は4つ。説明とともに紹介する。

シグナルを出しているゲーマーを見つけてターゲティングする

シグナルとは、ここでは“ガチャ”という単語が例題に挙げられ、“ガチャ”という単語が入ったツイートは月に130~150万もあるそうだ。そこでさきほどの広告メニューでもあったキーワードターゲティングにおけるアプローチを行えば効果的というもの。

 

芸能人やインフルエンサー(拡散してくれる人)をプロモーションに活用する

ゲーマーはTwitter上でゲームの情報をキャッチする傾向がある。そこで、有名人にツイートしてもらったり、第三者のツイートをプロモツイートとして配信する。

最新情報を継続的に届ける

最新情報はもっともリツイートされやすい内容のひとつ。ターゲットを既存ユーザーに標準を合して、継続的に情報発信していく。

ゲーマー自身にゲームへの想いを熱く語らせる

少し抽象的な内容だが、ゲーマーはあるテーマを与えられると自らのアツい想いを語り始める傾向にあるという。セミナーの中で例に挙げられたのが、セガの誕生日についてのツイートだ。

ハッシュタグに“セガの誕生日なので思い出語るよ”とセットしてみると、実際にゲーマーが上の説明通りに熱く語り始めたそうだ。そこからプロモーション方法として、プロモトレンドでゲーマーにテーマを与えあげることが大事だという。

ほかにも、

・スクリーンショットを含むツイートに接触していると課金傾向が強くなる
・イギリスでは、ツイート数を増やすことは広告出稿量を増やすよりも売り上げ効果が4倍も高いこと

という興味深い結果報告が挙げられた。

 

今回のイベントは業界関係者向けに行われたセミナーであり、一般のゲームユーザーが読んでもピンとこないものだろう。むしろゲームユーザーのことを冷静に分析していて、筆者は今回のセミナー受けて、自然とうなづいてしまうことのほうが多かった。Twitterとゲームの親和性の高さはこれからもアドバンスされていき、僕らによりよいゲームとの運命の出会いを与えてくれるかもしれない。

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