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school-09~図書室・隠し部屋~

2014-08-29 18:52 投稿

~図書室・隠し部屋~

ここは隠し部屋なのだろう。
棚の中の顔が、こちらを向いている。人形だろうか。その側には日記の断片が落ちていた。
9月16日。この日記の主は、腕に人殺しと刻まれているのがお気に入りだなんて……。そういえば、理科室の骨格標本の腕の金属にも何か数字が刻まれていたが、まさか……?

置かれた金庫には、梵字のボタンがついている。これまで見てきた梵字に揃えてみた。
赤は、太の字に似ているタラーク、青はAに似ているサク、黄色は斤に似ているバン、緑は友に似ているキリーク。

金庫が開き、中から菱形の青いブロックが入っていた。これでブロックは4つ目だ。
隣の円のパズルの模様にも見覚えがあった。美術室の絵に描かれた記号のように揃えると、バールが出てきた。

バールと言えば、「バールのようなもの」と凶器の例に挙がるが……。
なぜだか、理科室の骨格標本が頭をよぎる。このバールで頭蓋骨を殴ったなら……。
いや、そんなことは止そう。因果応報、自分の行いが返ってくるというならば、私は頭を殴打されて【外傷性ショック死】してしまうだろう。

床の一部が木材で張られていたので、バールで剥がしてみる。
すると、16個の正方形が並ぶパネルが現れた。押すと白と黒が切り替わる。

ふと、日記にあった図形が思い浮かび、同じような模様にすると、パネルが消えてぽっかりと穴が空いた。
ここに降りたら、もうほかの教室には戻れないかもしれない。そんな思いがよぎって、図書室から出ようとすると――
女の顔が、目の前に落ちてきた。執拗にまとわりつくのを払ったが、隙を見せれば頭をやられて脳挫傷……、【脳出血】の危険もあった。
私は図書室の隠し部屋へ戻り、ロープを結んで穴に降りてみることにした。

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