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【注目レビュー】中二成分と美少女を詰め込みすぎなカードバトル『まほう学院』

2014-08-07 12:00 投稿

本作の特徴は痛カッコイイ

大人になったからこそ、忘れてはいけないものがある。それは、“中二の心”だ。

思い起こせば中学二年生だった昔、プロ野球の某球団にウィンタース(Winters)という選手がいて、プロ野球ファンだったわれわれは「夏だけど、ウィンタース!」と、キレキレのギャグを飛ばしていた(後にさまぁ○ずが同じネタをキャッチコピーにしていて驚いた)。それがいまや、「今日のご飯は何かな? まぁ、トンカツ!!……まぁトン」……いや、なんでもない。

そんな残念な大人はもちろん、現役の中二世代の皆さんにもオススメできる、痛カッコイイカードバトルRPGが登場した。Unalis Corporation開発の美少女カードRPG『まほう学院 ~ルシードの召喚師~』(基本無料)である。同社は、台湾に本社をかまえるゲームメーカーの老舗で、本作は日本におけるブランド“Ucube.Games”のアプリ第2弾となる。

美少女カードを集めたい!

本作の魅力は、何と言っても美少女満載のカードと、いい意味で中二成分濃厚な物語。そしてシステムは、一世を風靡したオーソドックスなカードバトルそのものなのだが、リアルタイムで情報を伝えてくれるフィード機能などの親切要素もあり、わかりやすいのが特徴だ。

基本的には、授業(クエスト)や探索をこなして、アイテムを手に入れたり、プレイヤーのレベルを上げながら、出現する敵(レイドボスのようなもの)を倒してデッキ内のカードのレベルを上げていくことになる。

敵との戦いは、1度戦えば自動的にフレンドに救援要請が送られるので、フレンドをたくさん集めておけばかなりラクに戦える。しかも、敵を倒すとかなりの確率でレア以上のカードが手に入るため、たくさん戦うことがデッキ強化に直結する。

▲授業(クエスト)を進め、アイテムをゲットしたり、敵と遭遇しそれを倒していくことになる。
▲ボス戦の情報は、“フィード”という形でリアルタイムにフレンドに通知される。持ちつ持たれつ、助け合いながら敵を倒していこう。

序盤のうちは、授業を進めているだけでもガンガンプレイヤーレベルが上がっていく。APやMPも切れる前に回復でき、休むヒマがないくらい集中して楽しめる。その間にカードのレベルを上げておけば、たとえ無課金でもかなりの戦力を整えることができるぞ。

▲授業をクリアーすると、必ずレア以上のカードが引ける“チケットガチャ”を回せるチケットをもらえることも。

二本柱のひとつ、“サーヴァント”と呼ばれるカードのビジュアルは、ほとんどが美少女(一部イケメンだったり、ゆるキャラだったりする)。物語中では、それぞれがとてつもないアクの強さを見せるために、好みがわかれるのもやむなし、といったキャラクターなのであるが、ビジュアルとして眺めるだけならみんなかわいい

▲“弓腰姫”の異名を持つ、孫尚香。彼女のように、『三国志』を始めとした世界的に有名なヒーロー、ヒロインたちが本作には多数登場する。
▲フランチェスカ(左)、貂蝉(右)、諸葛亮(下)。とりあえず美少女を並べてみた。諸葛亮やミケランジェロなどは美女化している。眼福とはこのことか。

カードは、前述したように敵を倒すことで経験値をゲットして成長する。同じカードどうしを合成する“フュージョン”でもレベルアップ可能だ。フュージョンすると、カードのレベル上限が上がる(レア度によって最大値は異なる)というオマケつき。レベルは上がるわ、上限も上がるわ、ついでに一定レベルに達するとビジュアルも進化するわでいいことずくめなのだ。

ちなみに、フュージョンを最大回数行ってレベル上限をMAXにすれば、ビジュアルを最終進化させられる。お気に入りのカードはぜひともそうしておきたい。

▲あまりに便利なフュージョン! とくに、レア度レアのカードはたくさん手に入るので、一気に強くなる。
▲一定レベルに達すると、カードのビジュアルが進化。最大3段階成長するのだ。ちなみに、ヴァルキリーは進化するたびに着ている服の面積が小さくなっていくぞ!

カードは、戦闘をこなすほかにも、売店で“サーヴァント召喚”をすることでも手に入る。とくに、“チケットガチャ”や“クリスタルガチャ”ではかなりの高確率でSレアやレア+のカードが手に入る。“高確率”というあいまいな言葉では伝わりにくいと思うので、実際に“クリスタルガチャ 3000クリスタルで11枚召喚”を10回実行してみて、どのくらい出るのかを試してみた。

結果は……

全110枚中
Sレア 20枚(平均2枚)
レア+ 30枚(平均3枚)
レア 60枚(平均6枚)

きっちり1の位がゼロになったのは偶然なのだが、かなりの確率でSレアが出ることは理解いただけたと思う。Sレアを育てると、とんでもない能力に育ってくれるので、仲間内で活躍したいなら試してみるのもアリだろう。

▲元手はかかるが、それだけの見返りはあると言っていい。Sレアが4枚も出たことも!

味わい深い物語

もう1本の柱とも言えるのが、中二テイスト満開の物語だ。主人公(プレイヤー)を含め、あらゆる登場人物がぶっ飛んだ性格をしており、それぞれ自己主張が強すぎてシリアスなシーン以外では会話がまったく噛み合わない。全員が全員、残念なイケメン&美少女なのである。だが、そのグダグダっぷりがむしろおもしろい

また、物語の舞台も、最初はルシードの学院のみだが、ストーリーを進めていくに連れて西洋や東洋、古代や未来、そして宇宙にまで広がり、まさに時空を超えた旅に発展していく。この超展開も、中二病に毒された体には何よりの栄養となってくれるはずだ。

▲なんちゃって女子高生から自称カリスマまで、個性的なキャラクターには事欠かない。そして本筋はかなりシリアスで、カッコイイ用語がたくさん出てくる。アツい!
▲主人公はつねにツッコミ役に回らざるを得ないのだが、その言動もツッコミどころ満載という、ツッコミ体質にはたまらないお話になっている。

物語は、“探索”を進めることで発生する。探索は、1時間単位で必要な時間が設定されており、各ポイントに好きなキャラクターを派遣することで、自動的に進行していく。探索中は放っておくだけでさまざまなアイテムが手に入ったり、敵と遭遇したりし、終了後は大量に経験値を入手できるので、つねに誰かを派遣した状態にしておくといいだろう。

また、一度見た物語は“図書館”でいつでも再度閲覧可能だ。

▲決められた戦利品のほか、さまざまなアイテムが手に入る。アイテム入手や敵との遭遇といった情報は、“フィード”で知らせてくれるぞ。

基本的な進めかたとしては、ログインしたらまず探索を実行し、フレンドからの救援要請をこなしながら授業を進め、自分のデッキの強化を図る。そのくり返しがオススメだ。

また、本作では2週間単位で限定ボスが出現するイベントが実施されており、イベント中は特定のカードの強さが2~3倍になったりするなど、大きな特典が得られることも。なお、強さがアップしているカードはガチャでも出やすくなっている可能性があるので、キャンペーン情報はこまめにチェックしよう。手に入れたら探索に投入して一気に強くし、戦闘を有利にするといいだろう。

▲“×3”マークがついているカードは、通常の3倍の攻撃力を発揮してくれる。スキルが同時に発動すれば、とてつもない攻撃力に!

これぞカードバトルの到達点

ほんの数年前は、スマホアプリのゲームのほとんどがカードバトルだったこともあり、いい加減カードバトルには食傷気味になっていると思っていたのだが、改めてきちんと整理されたゲームをプレイすると、やはりおもしろい

また、いい感じで美少女が満載のカードや、ぶっ飛んだ物語など、押さえるべき要素が押さえられており、誰でも楽しみやすくなっているのが本作の魅力と言えるだろう。

それだけに、ゲーム内容としてはそれほど新しさを感じることはないのだが、安定したおもしろさを求める人には、本作はうってつけである。野球にたとえると、ホームランは要らない、欲しいのは連続タイムリーヒットなんだ、と感じられた。

まほう学院 ~ルシードの召喚師~

メーカー
Unalis Corporation
配信日
配信中
価格
基本無料(アイテム課金あり)
対応機種
iOS 5.1 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み Android 要件 2.3 以上

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