【魔法使い見習いさとるりと黒猫のウィズ】第12回「強くして弱くなるという矛盾」

強くして弱くなるという矛盾

諸君、おはようございます。ただ今朝の7時45分です。アラームが鳴ったようだけど、私は寝ておりません。

「寝てない自慢かよお！」

と思うかもしれませんが、私は寝たい！　とてもとても寝たい！　でもこの原稿を仕上げたら会社に行かないといけないのである。ああ、世知辛い……。でも寝ないでゲームをやるぐらいじゃないと、この業界では生きていけないのよ！

さてさて、私は今悩んでいる。1つ目の悩みは、前回原稿をあげてから1週間も経ってしまったことだ。きっと編集部内では今、私のクビ切りの話題が持ち上がっている頃だろう。

「申し訳ございません！　これからは毎日2本あげますから！」

と言ったら許してくれるだろうか。気付けば、第2回目のニコ生もすぐじゃん！　まったりゆったりプレイの私も、そろそろラストスパートをかけねば……と張り切っているところ。ああ、だからお願い、クビだけはなんとか……。

そして、私の今の2つ目の悩みは、精霊のみんなが弱いことである。

どういうことか説明しよう。

金欠をポットで解消

整理整頓の苦手な私は、素材カードの中で、今何が必要かどうかが分からないままカードの所持枠を増やしすぎて、とうとう100を超えてしまった。

「クリスタルの無駄遣いじゃ！　ゆるせーん！」

という声が聞こえてきそうなので、そろそろこの子たちを消化しなければ……と思う。

「整理整頓しよう」という提案は却下である。そこで、進化させまくるための金策として、金貨ポットを狩りまくることに。

ほら見て！　私ひとりで上級までいけるようになったのよ！　A+とかAのカードも手に入れられるようになったのよ！（たまにフレンドさんに助けてもらったり、それでもダメな時はクリスタル消費しちゃうけどね。ああ、クリスタルの無駄遣い）

続々と最終進化を遂げるマイカードたち

せっせと金貨を倒しては売りまくる。ちなみに進化素材に関しては、メイトガチャで素材が出るまで待つという、狩りをすることを忘れたライオンのような状態。それもこれも、フレンドさまさまのおかげですね！　ああ、ありがたや……。

そして私の初期Aカードが、続々と最終進化を遂げていくのであった！

私の大好きなアーサー。1個前の、オールバックの方が好みだったのは内緒だ。

みんなから人気のないリビーちゃん。でもいいの、私は大好きだよ……！　あなたになら魂ノ収穫をされてもいいわ！

そしてみんな大好きピノちゃん。ピノちゃんはまだ最終進化ではないけれど……この子笑ってたほうが可愛いわね。

やっぱり女は笑顔ね！

私も徹夜明けで髪はぼさぼさ、顔の筋肉がつっているけど、笑顔で「おはようございます」が言えるようにしたいわ！　きっと見た人は、背中がぞくっとして涼しくなること間違い無しね！　なんというクールヴィズ！

デッキコストの壁が、私の成長を阻む

……。

強い子たちで揃えようと思ったら、コストが全然足りませんでした……。

またレベル上げの旅が始まるのか。まあ、さとるりRPGとかでもレベルあげるの好きだし、良いんだけどね。上級までの道は遠いよ。

更に……。

おじいちゃんゴメン！

さとるり、おじいちゃんの分の魔道書持ってなかったよ……。おじいちゃんといえば本なのにね……。ご、ごめん！

あとね、たとえ魔道書があっても、お金がまた無いから強化できないの！

これはおじいちゃんに限った話ではなく、さとるりの進化させた子たちは、一部の贔屓キャラを除いて、成長が追いついてない。

「え！？　こんなHP減っちゃうの！？」と思う位、弱くなってしまったのでした。トホホ。進化したはずなのになァ……。

なんだかカードの紹介ばかりで、さとるりの戦いっぷりを全然お話できてないので、次回あたり、さとるりの戦闘スタイルをお見せできればなと思います。

これからはいっぱい更新するから読んでね！　絶対いっぱい更新するから！（二度も言ってしまった。もう後戻りができない！　うふふ……）

さとるり／ライター Twitter:@st_ruriko 出版社で健康系雑誌のムック・雑誌の編集業務を行う傍ら、ゲームメディアの記事を制作する日々を送る。一時期ゲームのシナリオ制作にも携わっていたものの、才能の問題か、仕事がめっきり来なくなってしまったためにファミ通App編集部に土下座。なんとか仕事をもらい、今に至る。三度の飯よりゲームが好き。

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