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【注目アプリレビュー】『メタルギア ソリッド V』のアプリ単体でもこんなに遊べるとは

2014-03-31 20:00 投稿

マザーベース育成に超ハマる

KONAMIより発売中の家庭用ゲームソフト『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』。この作品では、同名のコンパニオンアプリが無料で配信されている。本アプリには、ゲームと連動した“セカンドスクリーン”としてマップの表示やヘリの呼び出し、音楽プレーヤーなどの機能を画面に映し出すことができる“iDROID(アイドロイド)”モードを搭載。ソフトを持っているユーザーの遊びかたを広げてくれるアプリというわけだ。

だがじつはアプリ単体でも、シミュレーションゲーム“MOTHER BASE(マザーベース)”モードを楽しめるのだ。本記事では、この“MOTHER BASE”モードに焦点を当てて紹介しよう。

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シミュレーションゲーム好きならガチでアリ

“MOTHER BASE”モードでは、家庭用ゲームソフトの『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』にも登場した、主人公のスネークたちの拠点となる基地“マザーベース”を発展させていくシミュレーションゲームが楽しめる。六角形のマスで区切られたマップ上に、兵舎や造兵廠といったプラント(施設)を作り、それらを介して集めた兵士や兵器を使ってさまざまなミッション(戦い)に挑むのだ。

▲初めはプラントが少なく、見た目も寂しいが、ゲームを進めて増やしていくことで、だんだんと基地らしくなっていく。

基本的な流れは、

①ミッションをこなして資金や資材を稼ぐ
②資金や資材を使って兵士や兵器、メタルギアを集める
③資金に余裕ができたらプラントをアップグレード
④さらなる高難度のミッションに挑んでいく

このくり返しとなる。

おもしろいのは、モバイルのゲームでは定番、というよりももはや“儀式”と化しているチュートリアルが用意されていないことと、完全無課金であること。本作のシステムは非常にシンプルだ。すぐに理解してサクサク進めることができるので、プレイのリズムを阻害しかねないチュートリアルがないのはむしろプラスである。

『グラウンド・ゼロズ』のメインミッションと違って、ひとつの失敗が大惨事を招く……なんてこともないので、気軽に、適当に楽しみながらプレイしよう。

▲このモードでできることは、“ミッションへの出撃”、“プラントの建設&アップグレード”、“兵士のリクルートや兵器製造”、“プラントが産出する資金や資材の回収”くらい。まずは適当に進めてゲーム内容を理解するといい。

本作のメインとなる“ミッション”には、必要な数の兵士、兵器、メタルギアを揃え、それらを統率するスネークやミラーといった司令官を編成することで派兵できるようになる。プラントのLVが低い序盤では、リクルートできる兵士の種類や開発可能な兵器、そして司令官の数が少ないので、プレイヤーやプラントが成長してそれらの種類、数が増えるまではほぼ一本道。

▲序盤は新しいミッションをつぎつぎとこなしていくだけでいい。部隊の育成などを考えるのは、プレイヤーLVが上がって3人目の司令官が加わってから。

プラントの開発やミッションは、一定時間経過とともに完了する。ただし、これを待っているとなかなかゲームは進まない。そんなときに便利なのが、画面右下のタイマーボタン。1回タッチするごとに30秒、ゲーム内の時間を進めることができ、最大5時間ぶんの進行が可能となっている。タイマーは現実時間とともに1秒ずつ回復していくので、惜しまずガンガン使っていこう。

▲超便利なタイマー。長押しするとものすごい速さで時間が経過していくので、長時間かかるプラントの開発待ちの際などに重宝する。

ミッションをクリアーすると、資金や資材のほかにプレイヤー経験値を入手でき、これが一定値貯まるとプレイヤーLVがアップする。部隊の攻撃力が上がるわけではないが、一定のLVに達するごとに各プラントのアップグレードが解禁される。

また、LVが5になるとアマンダ、20でヒューイ、40でストレンジラブと、部隊を統率する司令官が加入するので、ヒマなときはタイマーも活用してこまめに経験値稼ぎをしておくと、行動できる内容も早く増やすことが可能だ。

▲『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』でおなじみの面々が、マザーベースの司令官として加入する。高確率で“瀕死”状態になってしまうヒューイ(オタコンの父)など、キャラクターごとに個性もあるようだ。

アマンダが加入し、やられにくい“重装歩兵”や“主力戦車”などを部隊に組み込めるようになると、いろいろとやれることが増えてくる。一度に複数のミッションをこなして収入を増やしたり、新たなプラントを作ってさらに部隊を充実させたりなど、作業量と部隊の成長曲線は右肩上がり。数字が増えていくことにウットリできる、シミュレーションゲームオタクなプレイヤーなら、ドハマリすること間違いなしだ。

また、家庭用版『グラウンド・ゼロズ』をやり込むことで、新たな仲間や兵器なども手に入るぞ。

▲ミッションでの戦闘記録も閲覧可能。みずから介入することができないのに楽しいのは、データを愛するシミュレーションオタクの性なのか。

ゲーム内容自体はかなりシンプルで、『グラウンド・ゼロズ』のメインミッションのようにさまざまな操作や経路が求められるわけではない。しかし、努力しただけ成果が確実に反映されるゲーム性は、この世知辛い世の中において荒んでしまった心を癒やす、一片の清涼剤となってくれることうけあいである。『グラウンド・ゼロズ』をプレイしていてメインミッションで知力、体力を消耗したら、本作をポチポチプレイすることで息抜きしてほしい。

多彩なモードが全部無料!

さて、“MOTHER BASE”モード以外のモードについても触れておこう。

“iDROID”モードでは、家庭用版『グラウンド・ゼロズ』と連動した“セカンドスクリーン”としてマップの表示やヘリの呼び出し、音楽プレーヤーなどの機能を画面に映し出すことができる。

“CASSETTE APES(カセットテープ)”モードでは、同じく『グラウンド・ゼロズ』中の音楽テープや情報テープを聴くことが可能だ。

そして、“DATA PORTAL(データポータル)”モードでは、全世界のプレイヤーたちの記録や、『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』のストーリー、家庭用版『グラウンド・ゼロズ』や本作の“MOTHER BASE”モードの操作方法などが用意されている。

▲“iDROID”モードでは、ゲーム内でいちいち動きを止めてマップを開かなくても、スマホやタブレットの画面でつねに確認できる便利な“セカンドスクリーン”機能が使える。
▲ハードごとに、全世界のプレイヤーたちの記録が見られる“PLAY RECORDS”など、“DATA PORTAL”モードではさまざまなデータを参照できる。

週刊ファミ通『メタルギア ソリッド V』担当編集者がやってみた

主人公スネークがゲーム内で所持している情報端末iDROID(アイドロイド)は、マップを開いて潜入ルートを調べたり、仲間に連絡してヘリを呼んだり、ときには音楽を聴いたりと、言ってみれば私たちのスマホみたいなものです。

その私たちのスマホが、本当にゲーム内のiDROID代わりになっちゃうのが、このコンパニオンアプリ。シリーズ最新作の『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』では、マップは常時表示されません。また、マップを開いているあいだもゲーム自体は中断されないので、敵地のど真ん中で悠長にマップを見ていると、敵に撃たれる危険もあります。

でも、このコンパニオンアプリを利用すれば、手元にいつでもマップを表示させておくことができるので、もうめちゃくちゃ便利! ゲーム体験が、また違ったものになると思います。 (週刊ファミ通:オポネ菊池)

これだけの機能がついて無料。通販番組のような物言いだが、“コスト削減”、“有料サービスを作れ”というお題目が行くところすべてにつきまとう、サービス業に携わる人間としては、このお得で太っ腹なサービスには刮目せざるを得ない。この仕掛けの行方にも注目したいところである。

メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ

メーカー
KONAMI
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iOS6.1以降(iPhone、iPod touch、iPad) / Android4.0以降

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