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熱狂のイトケンライブにスクウェア・エニックス河津氏が登場 発言をまとめてみた!

2014-01-20 12:58 投稿

今年も河津神が降臨!

2014年1月18日、都内の新宿文化センターで、『ロマンシング サ・ガ』シリーズなどの作曲を手がけた伊藤賢治氏(以下、伊藤)のライブイベント”One Night Re:birth Again”が開催された。本ライブは、2013年2月14日に行われた”One Night Re:Birth”の再演(Again)という位置づけのもの。昨年同様スクウェア・エニックスで『サガ』シリーズのプロデューサーを務めてきた河津秋敏氏(以下、河津)がスペシャルゲストとして登場した。

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※『サガ』シリーズに新展開!? 河津&市川両氏に特濃インタビュー!!

▲作曲家・伊藤賢治氏(写真左)とスクウェア・エニックス 第2開発事業部長兼エグゼクティブプロデューサー・河津秋敏氏(写真右)

河津氏と言えば、2013年12月に突如『サガ』シリーズ25周年の告知用ツイッターアカウント(@SaGa25kawazu)を開設したことが記憶に新しい。ライブの模様はファミ通.comにお任せして、ファミ通App編集部では河津氏の発言にクローズアップした記事をお届けしたい。果たしてスマホの新作情報は出たのか!?

このイベントが25周年イベントのスタート!?

河津氏が登場したのは『ロマンシング サ・ガ』(以下、『ロマサガ』)の楽曲『下水道』の演奏が終了したタイミング。カッコイイ系の曲なのに、ゲーム内では地下水道(下水道)で流れるというギャップがユーザーにもウケて高い人気を誇る1曲だ。伊藤氏が「(下水道は)いかがでした?」と尋ねると「このアレンジでもらってたら下水道では使いませんでしたよ(笑)」と河津氏が返す場面も。

河津 2014年の12月15日で『サガ』シリーズは25周年を迎えますけども、僕は今日のこのイベントを25周年イベントの皮切りと勝手に決めさせていただきます(笑)。先日ここ(新宿文化センター)で全社集会をやったということもあって、縁の地でもありますから。

伊藤 その全社集会は「今年もがんばるぞ!」的なやつですか?

河津 はい。まあ発破をかけられたということもありまして、今年はがんばろうかなと思っております。

伊藤 それはいろんな意味が含まれていますね(笑)。僕も詳しいことはまったく知らないので、お客さんたちと同じ立場です。今日は何を聞かせてくれるのでしょうか?

河津 そっち系の話ですか? 昔話はいいの?(笑)

伊藤 昔話は前回のライブで結構しましたよ(笑)。

河津 最初は『サ・ガ2』の曲から始まって懐かしかったね。

伊藤 『必殺の一撃』は、僕が会社に入ってまだ3ヵ月くらいのときに作った曲です。当時まだゲーム音楽を作るという点においては完全にビギナーで、3和音で作るということも知らなかったんですよ。そもそも学生時代の就職活動でかなりハッタリを交えてやっていましたから(笑)。植松さん(※1)「伊藤くんはコンピューターとかで音楽作れるの?」って聞かれて「はい、作れます!」なんて言って全然作れなかったんですけど(笑)。

(※1)植松伸夫氏:ゲームミュージック作曲家。『ファイナルファンタジー』シリーズにおける多くの楽曲を手掛けてきた。

河津 植松さんはなかなか優秀なのが入ってきたよと推薦してくれましたけどね。

伊藤 本当にすみませんでした!!

河津 3音で音楽を作らなきゃいけない環境って本当にあのころだけにあったもので、いまはもうそういうハードはないじゃないですか。あの瞬間だけあった音楽がいまもこうして聞けるというのはちょっと不思議な感じがしますね。

伊藤 でも3和音で作ったことはすごく勉強になりましたよ。メロディーとベースと、あと何かしかないじゃないですか。何かをベースの添え木にするか、メロディーにハープを添えるかとかそこで試行錯誤したことが、オーケストレーションしていく上でのベースになりましたね。

伊藤氏の女性の好みは……?

河津 今日のイベントの配布物にポストカードが入っていると思うんですが、そこに描かれているキャラクターは『エンペラーズ サガ』で人気投票をやって上位だったキャラクターたちなんです。真ん中にいるのは『魔界塔士Sa・Ga』の”かみ”ですね。チェーンソーでやられます(笑)。ちなみに1位だったのは『サガ フロンティア』の“アセルス”です。

伊藤 個人的にエレンは意外ですね。どちらかというと妹のサラのほうが……。

河津 ああ、伊藤くんはそういう子がお好みですか。

伊藤 ちょっ、なんで急に”伊藤くん”になるんですか!(笑)

河津 勝ち気な人が好きだと。

伊藤 あ、あくまでも一般論を言ったつもりです……。

河津 そういう話はなにか進展はないんですか?

伊藤 おかげさまで仕事にまみれた生活をさせていただいております……(笑)。去年は本当にいろいろやらせていただきましたね。

河津 最近は超人気タイトル(※2)もやってましたよね?

伊藤 しかもスクエニさんとコラボしているっていう(笑)。あれもアニメの音楽会の大御所の田中公平(※3)さんとやらせていただいて非常に勉強になりました。

(※2):アーケード版『パズドラ』、『パズドラ バトルトーナメント』のこと。
(※3):田中公平:作曲家、編曲家、歌手。『サクラ大戦』シリーズの楽曲をはじめ、数々のアニメ・ゲーム音楽を世に送り出してきた。

と、ここでいきなり河津氏がトーク中の伊藤氏をスマホで撮影。電波状況が悪く、時間差でアップされたそのときの写真がこちら

※河津氏のTwitterアカウントはこちらから

その後今年は25周年だからいろいろやっていきたいとという河津氏。いよいよ新情報の話がくる!?

伊藤 それはもうそろそろ形になってくるんですか?

河津 なってくれないと困るんですけどね。本当は去年の夏くらいの予定で動いていたんですけど、ゲーム開発ってだいたい遅れるものなので……。もうちょっと待っていただけるといいかなと。

伊藤 去年のニコ生では“4”の文字が画面を埋め尽くしましたよね。

河津 まあまあまあ。まだ伊藤さんとは契約も交わしてないですし(笑)。

新作開発中!?

伊藤 何かはやるってことですよね?

河津 去年の後半は結構イトケンの曲を中心に聴くことが多くて、古い曲をかけながらテンション上げてシナリオを書くということをやっていたんですけど。そこからさらにテンションが上がったり、この曲をどこで使ったらいいのかなって考えたりしてしまい……。その結果が下水道みたいなことになるんですけどね(笑)。『ロマサガ』はほかにも結構いろいろあって、アルベルトとシフの曲が逆だったこともありましたよね?

伊藤 「もっと若々しさがほしいんだよね」って言われたんですけど、覚えてます?

河津 覚えてないなあ。当時は聴いた瞬間「なにこれ?」とか言ってましたよね。

伊藤 バッサバッサ斬られてましたよ(笑)。

河津 でもかっこいい曲もたくさん書いてくれて、そういうときはすごくテンション上がりましたよ。これからもいい曲をたくさん書いてほしいですね。

伊藤 ただ、最近ひとつ悩みがありまして。ほかのメーカーさんとお仕事するときなんかも、“かっこいいバトルの曲”をすごく期待されるんですよね。でも僕はスクエニ入社当時からバラード曲が好きなんです。「戦闘曲は嫌いじゃないけど苦手なんです」って話をすると、「またまたー(笑)」って言われるんですよ……。

河津 ゲームの場合、バラードは使いどころが難しいよね。得意というのであればぜひ書いていただいて、使いどころは……作ります(笑)。

伊藤 今後はミーティングとかでいろんな曲のリクエストがあると思いますが、どうぞお手柔らかにお願いします。

そして注目の発言が……!

伊藤 今回は会場の外に小林智美さん(※4)のイラストが飾られていますよね。

河津 はい。三邪神のですよね。あれが……あ、これ言っちゃいけないんだった! あぶないあぶない。ええと、これは再来週くらいに発表します。あぶないあぶない、怒られちゃうとこだった(笑)。

(※4):小林智美:『サガ』シリーズのイラストを手掛けてきたイラストレーター。

▲これがポロリを誘発したイラスト。光まくってますが、どうやっても反射を抑えられず申し訳ない!

もう一声!

最後に終演後の囲み取材でのコメントをピックアップしよう。まずは移植やコラボに関してもう少し詳しく、という質問に対して。

「コラボは相手方のこともあるので時期をみてということになりますが、順次発表していきます。移植に関しては、昔のタイトルを遊ぶ環境(ハード)を誰もが手に入れられるわけではないので、プラットフォームに縛られない”何か”はやりたいなと思って準備しています」(河津)

むむむ、つまり”誰もが持っているもの”というと、やはりスマートフォン……? 明言はしなかったものの、やはりその線で期待してもいいのかも。なお、伊藤氏へのオファーはいつごろ? という質問に関しては「この前ご飯はいっしょに食べました」(伊藤)とのこと。『サガ』シリーズ25周年に向けて動きが加速していくのは間違いなさそうだ。

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