【プレゼント】Android版がついに登場か!? 『バーコードフットボーラー』阿部Pに直撃インタビュー

2013-07-05 18:00 投稿

●まだまだ止まらない『BFB』旋風

リッチなグラフィックと奥深い戦略性、そしてバーコードから選手を作成できるシステムを併せ持つサイバードの本格サッカーシミュレーション『バーコードフットボーラー』(以下『BFB』)。昨年12月にiOS版が配信されてから約半年、60万ユーザーを越えたその軌跡と今後について、ざっくばらんに語ってもらった。

※【バーコードフットボーラーまとめ】攻略&関連情報まとめページはこちら


サイバード ゲーム事業本部
『バーコードフットボーラー』プロデューサー
阿部 淳氏

 

●登録者数60万人を突破! その成功要因は?

 

――登録者数が60万人を超えたとの発表がありましたね。運営するに当たって気をつけていることはありますか?

阿部 僕たちは“お客さん”のことを“監督さん”と呼ばせていただいているのですが、ゲームリリース以降、全国の監督さんたちからはつねづね熱いお問い合わせをいただいています。中には厳しい叱咤もありますが、大多数は建設的な提案や意見です。無理難題ではなくバランスの取れた意見が多くて、我々としても反映しやすいんです。そうした監督さんの要望を取り入れつつ、我々も成長しながら『BFB』のサービスは変わってきました。なので、運営面では監督さんの声をスピーディーに対応することを心掛けています。開発スタッフも監督さんたちの熱意に後押しされて、驚くほどのスピードで開発してくれています。それはプロデューサーとしても誇りに思っています。監督さんはゲームに対する習熟度が高くて、「こんなことまでご存知なのか」と驚かされることも多いですね。我々が負けている部分も正直あるので、こちらとしてもいいライバルと思って、いつか監督さんに認めてもらえるようにがんばっています。

 

――もっとも大きな変化があったのは、やはり代表戦ですか?

阿部 そうですね、とにかく種類が増えました。お試しというかたちでプレ代表戦を実施した当時は試合時間が6時間と長くなっていて、監督さんからさっそくご要望をいただきました。改善を行って3時間まで短縮することに成功しましたが、結局は連打しまくってこなした人が有利という内容になってしまいました(苦笑)。そこは反省点でしたね。

 

――当時はサーバが重くなったりしましたね(笑)

阿部 監督さんたちに大変なご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。ひとつの改修案として、無制限だった試合数を100試合に制限したのですが、これも監督さんからいただいたご要望のひとつなんです。開発スタッフもがんばってくれたので、想定を上回るスピードで制限ありの大会を実施することができました。

 

――ちなみに、開発スタッフは何人くらいなんでしょうか?

阿部 入れ替わりはありましたけど、大体8人程度ですね。運営を含めると、その2倍くらいのメンバーでやっています。

 

――なるほど。真摯にユーザーの声を聞いて、スピーディーに対応したことが成功要因のひとつになっているんですね。事実、『BFB』は60万人ものユーザーがプレイするほどのビッグタイトルに成長を遂げています。その数字は予想通りでしたか?

阿部 半年で60万ユーザーというのは、ぶっちゃけるといちばん最初に考えていたペースの数倍くらいですよ(笑)。とくに初月のダウンロード数は、予想をはるかに超えていました。けっこうコアなゲームに作ったつもりで、コアな監督さんを満足させる自信はありました。ですが、すぐには理解しにくいだろうし、いつかはヒットするだろうという考えでした。これほど早く浸透が進んだのには驚きましたね。プロモーションもほとんど打っていないし、初月の時期がヒットのベースなっていることは間違いないので、始めのころに来ていただいた監督さんには本当に感謝しているというか、頭が上がらないです。ファミ通Appさんにも記事を掲載してもらって、盛り上げていただけたのは大きかったですね。

 

――ありがとうございます(笑)。そういえば、連載の最終回では開発直伝の“虎の巻”をいただきましたが、あれほどの情報をあの時点で公開されたことに、何か狙いはあったのでしょうか?

阿部 『BFB』は非常に奥の深いゲームだと思っているんですが、我々の伝えかたが下手なところもあり、攻略の仕かたが監督さんにしっかり伝わっていないだろうと感じていました。あの時点で虎の巻を出すことによって、「こうやれば強くなれるのか」、「こういうやりかたがあるのか」ってところをわかっていただきたかったんです。

 

 

 

●7フォーマットに増え、多彩なニーズに応える代表戦

 

――代表戦に話を戻しますが、いちばん人気なのはどの試合形式ですか?

阿部  代表戦は現在7つあるのですが(下記の表を参照)、☆60制限と無制限の2つが非常に人気です。このふたつは上級者向けのガチな代表戦になっています。トップクラスのハイレベルな戦いができる勝負感と、現状でもっとも活躍が期待できる☆7の [L]レジェンド選手が褒賞選手として手に入る点が人気の理由かと思います。


――第二位はずばりなんでしょう?

阿部 その次に人気があるのは“レベル別代表戦”と言われる、監督レベルに応じたアンダー20、アンダー40、オーバー41の3種類ですね。アンダー20とアンダー40はそのままレベルに対応していますが、オーバー41は☆60制限と無制限でレジェンドを獲得できていない監督さんに向けたものです。ここでレジェンド[Y]を手に入れてもらい、☆60制限と無制限での戦いにつなげていただく流れで考えています。これらレベル別の代表戦は、初心者の監督さんでも参加しやすいものになっているので、いままで自分にチャンスはないと思っていた方にも気軽に挑戦してもらいたいですね。

 

【2013年6月現在の代表戦フォーマット】

代表戦名内容褒賞選手
バーコード杯バーコード選手のみの代表戦★4のレジェンド選手
★4以下代表戦★4以下のみの代表戦★6のレジェンド選手
  “レベル別代表戦”U-20Lv20以下の代表戦★5のレジェンド選手
U-40Lv40以下の代表戦★6のレジェンド選手
O-41Lv41以上の代表戦★7の[Y]レジェンド選手
★60制限代表戦ピッチ内の★合計が★60以下の代表戦★7の[L][Y]レジェンド選手
無制限代表戦ピッチ内の★合計が無制限の代表戦★7の[L][Y]レジェンド選手

 

 

――ちょうど中間層をすくってあげる感じですね。

阿部 そうですね。初めて遊ぶ人は、まずレベル別代表戦での勝利を目標にしてもらって、だんだんステップアップしていくのがいいと思います。オーバー41は先日はじめて開催したのですが、とても好評でした。ただ、やはり☆60制限と無制限のレベルの高さが浮き彫りになった感がありました。その領域で戦っている監督さんたちは素直にすごいなと感じると同時に、そこで戦えない方々にどうやってモチベーションを上げていただくかが今後の課題です。

 

――全体のユーザーのレベル分布比率で言えば、レベル41以上はどのくらいの割合になるのでしょうか。

阿部 アクティブな監督さんの半分近くはレベル41以上ですね。今ですと、レベル100も当たり前になってきています。

 

――その反面アンダー20もあって新しいユーザーも入りやすくなっていますね。

阿部 アンダー40以下でも☆5や☆6の選手が褒賞としてもらえますが、これらの選手はレアリティに対して非常に優秀です。その先にある代表戦でも活躍してもらえる選手になっています。それに☆60制限などでは、コスト以上の働きをする☆の少ない選手が重要になりますので、長く使える選手じゃないかと思います。

 

――阿部Pが注目している、コストパフォーマンスの高い選手は誰ですか。ベスト3まで教えていただけると助かります。

阿部 第1位は吉田麻也選手ですね。私も欲しくて自腹でけっこうな回数ガチャを回しているんですが、まだ獲得できていません(笑)。第2位は、☆6のレジェンドだったら、テラパラオとかタレゼゲかな。どちらもアンダー40の褒賞で、コストパフォーマンスのいい選手になっています。第3位は、バーコードカップのこの前の褒賞だった[K]一平くんです。

 

――あの天山に敗北した一平くんが、そんなに優秀な選手だったなんて……

阿部 天山さんには負けていましたね(笑)。でも、[K]一平くんはかなりコスパがいいと思いますよ。タフネスが高いんですが、そのせいで敵陣で倒れやすくて、PKを取りやすいんですよ。スピードが高めでドリブルテクもレベル3あるので、ドリブルで抜いていく力もある。フィジカルのポテンシャルが高い選手に仕上がっていて、意外にダークホースになるかもしれないですよ(笑)。

 

1位 吉田麻也

▲今後も選手とのタイアップが続々と控えているぞ!


※7月2日をもって吉田選手のタイアップは終了しています。

 

2位 [L]テラパラオ&[L]タレゼゲ

 

3位 [K]一平くん

 

――ゴール前で倒れやすいから、ある意味得点力があるわけですね(笑)。

阿部 ☆60制限では、選手ひとりの☆のアベレージが6弱ですので、☆4を使えば☆7を多く使えるようになります。そういった意味でも使い勝手がいいですし、☆4以下代表戦にも使えます。バーコード杯でも使用できるので、活躍する場面が多くておもしろい選手になっていると思います。あと、選手のレベル上限は“☆×10+10”なので、☆4だと50でカンスト状態になります。そうなると+10の振り分けポイントがもらえるんです。カンストさせることもお客様の遊びかたになっているところもあるので、[K]一平くんのような☆4選手が重要になってきている実感はありますね。

 

――低レアリティは、それだけで使われない場合も多いですが、『BFB』の場合はちゃんと居場所があって、システムにかみ合っているのがすごくいいですね。

阿部 代表戦も最初は☆無制限のみでしたから、強さを求めると☆4の選手なんかはいらなかったんですよね。☆制限ありの代表戦が生まれたきっかけも、監督さんの声がきっかけになっています。よく「デッキの固定化を避けたい」「もっと控えを充実させたい」「思い入れのある低レアリティの選手も活躍させたい」という要望があったので、それらを取り入れさせていただきました。

 

――60万人が参加できる代表戦となれば、サーバの負荷もかなりあるのではないですか。強化はされているのですか。

阿部 結論から言うと、サーバはすごく強化されています。いちばん最初にやった無制限の代表戦では、大会開始と終了後では想定の5倍もの負荷があったんですよ。その想定というのも、日本では最大クラスのものを考慮したのですが、その5倍ですからね。あのときは皆さんにご迷惑をおかけして、我々も連日冷や汗というか、むしろ脂汗をかきました。現在はサーバの台数を増やして、抜本的にプログラムを変えています。さらに試合数を制限して、開催期間も長めに取って負荷を分散させています。こうした二重三重の施策によって、強度はかなり高くなりました。最初は本当にご迷惑をおかけしましたし、タップ連打のゲーム性でイヤになっちゃった方もいらっしゃったと思います。そんな監督さんには、このインタビューを見ていただいて、あのころとは違うことを知っていただきたいです。

 

――なかば引退された方も、いま改めて遊ぶと快適でしょうね。

阿部 快適だと思います。それに、プレゼントボックスには大量のアイテムが入っています。記念で配った選手とか、ゴールドガチャチケットとか……、うちはトラブルなどでよく謝りましたからね(笑)。それを使ってほしくて、受け取らずに時間が経っても消えない仕組みにしています。ぜひ、また復帰して遊んでいただけると嬉しいです。最低限、ガチャだけでも引きに来てください!(笑)

 

●タイアップ選手誕生秘話! 新たな選手も続々投入予定!?

――ちょうど吉田選手と[K]一平くんの話題が出ましたので、タイアップ選手についてお聞かせください。これまでにはDOLE、吉田麻也選手、TENGA、[K]一平くんとありましたが、ほかに決まっているものはありますか?

阿部 ありますよ! 私は今年で36歳になるんですが、同世代くらいの方に喜んでいただけるタイアップがあります。それがまずひとつ目で、そのほかにもまったく別のタイアップを複数準備しています。

 

――おお、それは期待ですね。今までもバリエーション豊かなタイアップがありましたが、テーマは阿部さんのご判断で?

阿部 私とあとマーケ担当の人間がひとりいて、ふたりの個人的な趣味が多いですね。TENGAなんかはエイプリルフールを盛り上げたいって思いつきのアイデアだったり(笑)。TENGAさんはデザインにこだわってらっしゃるので、こういう企画がすんなり通ることは少ないそうです。幸運にも気に入っていただけたので、こうして実施することができました。

 

――あのコラボはけっこう衝撃でしたね(笑)。あとは、Doleのバナナにも驚かされました。

阿部 Doleさんに関しては、たまたまご縁があって実現する運びになりました。“ラカタン”と言うキャラクターでやらせていただいたわけですが、これには裏話があります。あのバナナは、じつはボビーくんという名前なんですよ。実際に“ボビーバナナ”という商品もあります。“ラカタン”もスポーツバナナの商品名で、そこにもボビーくんが描かれています。最初はボビーくんだったんですが、商品名に近い名前のほうがいいと、ラカタンに改名されたんです(笑)。あのキャラクターをラカタンくんで通じるのは、おそらくうちだけだと思います。

 

――では、『BFB』に出てくるラカタンくんは、ボビーくんの親戚か何かなのですかね。

阿部 きっとそうだと思います! 顔は同じですが(笑)。あと、『BFB』のブログを書いている監督さんが何人かいらっしゃるのですが、そのうちのひとりがラカタンくんをモデルにした物語を書いてくれているんですよ。そこまで気に入られてるとは思っていませんでした。それに☆4以下の代表戦はともかく、☆60制限の代表戦でもラカタンくんを配置するチームが多いんですよ。けっこうガチのチームで使ってくれていたりするんです。☆2なので、そのぶん☆7や☆6を多めに配置できるメリットはありますが、リスクもありますからね。チームのマスコット代わりに配置する方も多いようです。

 

――愛されていますね!

阿部 本当にそう思います。この例だけでなく、『BFB』の監督さんたちの活動には頭が下がります。先ほども言いましたが、我々は伝え下手なところがあって、コミュニティがほぼないんです。そこは今後の課題になっています。現在は監督さんのブログがその代わりになっていて、ブログを通じて監督さんどうしのコミュニケーションが発生しています。中でもおもしろかったのは、あるブロガーさんが“『BFB』あるある”を題材にした川柳を募っていたんです。そのブロガーさんからうちに連絡が来まして、

ささやかながらゲーム内のアイテムで、プチ協賛みたいなことをさせていただきました。川柳のほうもハイレベルな内容でおもしろいんですよ。ブログ内でオフ会をやるという連絡も来ましたね。バタバタしていてなかなか動けないことも多いのですが、こちらができることならそうした活動はできる限りサポートしていきたいと思っています。

 

●現実とリンクする『BFB』! Android版は今夏配信予定!

 

――先日、日本代表がワールドカップ出場を決めましたが、そうしたサッカー業界全体の盛り上がりは、『BFB』にも影響がありますか?

阿部 影響はあります。例えば、某テレビ局のフットボール番組の放映時間になると、アクセス数が急に上がったりします。ワールドカップのときには、「日本チームおめでとう!」みたいなプッシュ通知を送って、翌日にゴールドガチャチケットをお送りしたんですが、プッシュ通知に対するお問い合わせがすごく多かったです(笑)。喜びを共有したいという皆さんの熱意が、ヒシヒシと伝わりました。

 

――そうしたリアルとのつながりがあるのは、楽しいですね。

阿部 はい、リアルのサッカーと接点が持ちたくて『BFB』を作ったところもあるので、これはとてもうれしいですね。中でもいちばん大きかったのは、3月のJリーグの開幕のときに、個人的な絡みで浦和レッズのホームである埼玉スタジアムで、エル・ゴラッソ(※サッカー新聞)さんとタイアップ号外を出させていただきました。その号外には、浦和レッズを象徴する選手の福田正博選手をゲットできるバーコードが掲載され、記事の内容も福田正博さんが今年の浦和レッズの展望を考察するという、専門誌がやるようなことをやらせていただきました(笑)。内容的にも非常に好評で、持って行った分はあっという間になくなりましたね。バーコード目的の方もいらっしゃったと思うのですが、『BFB』の監督さんではない、ふつうのサッカーファンの方にも多く手にとっていただけたのが何よりもうれしかったです。こうしたリアルでの活動は、私がいちばんやりたかったことでもあるので、今後はバーコードをもっともっと活用して、リアルのサッカー業界にも反映されるようにしたいですね。

▲エルゴラッソの号外がこちら!
▲こちらが号外のバーコードでゲットできた福田選手だ!

 

――このゲームで、たくさんの夢がかなったんじゃないですか。

阿部 夢というか、このゲームでたくさんの目標がかないました。周りには私利私欲と言われてしまいますが(笑)。

 

――福田選手の次は誰に会いたいですか!?(笑)

阿部 マラドーナに会いたいですね! エルゴラッソさんの取材時にも答えたのですが、もうずっと昔からマラドーナがいちばん好きな選手です。実際に会うのが無理だとしても、何かしらのイベントとかはやってみたいですね。

 

――それはユーザーにとってもうれしいですね。先ほどの号外は、『BFB』ユーザー以外も手にとってくれたとのことですが、そのタイミングでAndroid版も出ていれば、さらにユーザー層の拡大が見込めたかもしれないですね。

阿部 そうなんですよね。じつは実際に、Android版の配信を予定しています。

 

――ええ!!! 具体的な配信日は?

阿部 具体的にはこれから詰めていきますが、この夏に出す予定で準備をしております。開発陣も一生懸命がんばってくれていますし、Android版はiOS版のサービス当初から、多くの声をいただいていました。逆に、ここまでお待たせしてしまってすみませんでした。最初の頃の代表戦のブラッシュアップや機能の改善、新サーバーやら新機能など、そのあたりをしっかり作っていくのに時間がかかってしまいました。

 

――ブラッシュアップと言えば、フレンドリーマッチとシルバーガチャの導入も大きな変化でしたね。

阿部 そこは要望のあったところでもあるので、導入した反響は大きかったですね。中でもシルバーガチャは、ゴールドガチャほどレアな選手が出る確率は高くないんですが、選手のラインアップはゴールドガチャに匹敵するものになっています。これをキャンペーンで半額になると非常に盛り上がっていただけるんですよ。監督さんによっては、キャンペーンに合わせてゲーム内通貨(クラブマネー)を貯めて、一気に引くのが楽しみになっているようです。それの影響もあってか、「早くやってくれ」という問い合わせが多いですね(笑)。シルバーガチャに登場する選手の元ネタは、現在の知名度がそれほど高くないけれど、サッカー界の歴史を作り上げてきた、スーパースターたちで構成されています。そうした選手にスポットを当てる機会に恵まれて、あまつさえ選手たちの人気が出る。そういう現状は本当にうれしいですね。ただ、シルバーガチャの半額キャンペーンの実施タイミングを、監督さんに見抜かれているところもあるので、そこはいい意味で裏切っていきたいですね。

 

――いまはローンチ直後に比べると、非常に遊びやすいし楽しみも増えていますよね。

阿部 そこはiOS版の監督さんに要望をいただいて作り上げてきたものなので、自信のある内容になっています。遅くなってしまいましたが、ようやくAndroidユーザーさんにも届けられることが、今はとても嬉しいですね。

 

――代表戦はiOSもAndroidも同じサーバでプレイできるようになるのですか?

阿部 するどい質問ですね(笑)。結論から言うと、サーバは別にします。けっこう悩んだのですが、Androidユーザーさんは最初はiOSユーザーさんに勝てませんからね。ですので、最初はそれぞれの土俵で戦っていただくことになります。一部の監督さんだけかもしれませんが、最終的には、iOSとAndroidで戦う機会も設けたいなと思っています。

 

――Androidで既に決定しているイベントなどはありますか?

阿部 まずは、イレブンにかけた11のキャンペーンを用意しています。iOSでも同時に開催しますので、1回離れた監督さんにもぜひ遊びにきてほしいですね。

 

――iOS版のタイアップ選手は、Android版にも登場するのですか?

阿部 一部の選手は契約の関係で難しい場合もありますが、そのあたりがクリアーになった選手やキャラクターはなるべく出していきます。直近で行くと、[K]一平くんは出す予定です。

 

――では最後に、読者に向けてオススメ情報などがありましたら、一言お願いいたします!

阿部 Androidユーザーさんに対しては、さきほどの豊富なキャンペーンもありますし、サッカー界やサッカーファンを賑わすようなすごいタイアップも控えています。お試しでいいので、配信されたら気軽にプレイしてみてください。Android版もゆくゆくはiOSのように、代表戦を細分化していきます。少しずつ鍛えながら、自分なりのペースで楽しんでもらえるとうれしいですね。あとはiOS版の監督さんも含めてですが、今後は試合のシーンを大幅に追加する予定で、スキルも増やしていきますので、楽しみにしてお待ちいただければと思います。

 

――選手の追加なども予定されますよね!?(笑)

阿部 詳しい時期は未定ですが、多くの監督さんたちが熱望している、あの選手やあの選手なんかも出していきます。その選手については、近日リニューアルする新PVにヒントが隠れていますので、ぜひご覧ください。そのほかにも、いまは代表戦だけになっているイベント系のコンテンツをもっと増やす予定でいます。フレンドリーマッチの新しい形として、リアルの友だちが集まって対戦するモードも考えていますよ。

 

――それは楽しそうですね!

阿部 個人戦ではなくグループで集まって、たとえば居酒屋、会社や学校の昼休み、休日など、好きなタイミングでみんなが集まって楽しめるものです。全員がその場にいなくても、地方にいる友だちもいっしょに遊べるリアルタイム対戦機能を入れたいですね。コミュニティも作っていくつもりですが、そうしたコミュニケーションの橋渡しもしっかりやっていきたいですね。

 

――いろいろと目白押しですね。期待しています。

阿部 あ、最後に言い残したことがありました。これはお詫びなんですが、iOS版の配信当初から選手が増えていて、数えてみたら現在では680人ほどの選手がいます。サービス当初からすると400人近くは増えているんですが、ゲーム中は3DCGを使ったリッチなグラフィックで登場しています。その影響で、端末の性能をギリギリまで攻めているんです。おそらく、全ゲームの中でもかなりハイクラスであると思います。そのせいでメモリの消費が早くて、とくにiPhone4と4Sは、iPhone5の半分のメモリしかありません。だから、前者はかなり落ちやすくて、選手を追加するたびにその状況がより悪化してきました。この問題は我々も認識していますし、最優先で対処すべき課題と考えています。いくつか抜本的な解決策を講じて、現在少しずつ改善させていただいています。それでもまだまだ落ちるという声はいただいてますので、今後も万全を期して改善に努めます。今後とも、『BFB』をぜひよろしくお願いします!

▲ファミ通Appには二度目の登場となった阿部P。前回に引き続き、今回も熱い”『BFB』愛”とサッカー愛を語ってくれた。

 

 

●阿部Pから監督さんたちに素敵なプレゼントも!

今回インタビューに応じてくださった阿部Pが、全国の監督さんたちに素敵なプレゼントを用意してくれたぞ! 先ほどの話にもあったゴールドガチャを回すことができる、”ゴールドガチャチケット”を1枚プレゼント。8月5日(月)までの期間限定キャンペーンになっているので、ゲットし忘れのないようにしよう!

シリアルコード
【9386593948498338】
■キャンペーン期間
2013年7月5日(金)午前0時~2013年8月5日(月)午後11時59分まで
■入手方法
1、”ファミ通App取材記事特典”の名称でシリアル入力の部屋を選択。
2、上記シリアルIDを入力すると、プレゼントボックスにゴールドガチャチケット1枚が振り込まれます。
※1IDにつき1回限りとなっています。

バーコードフットボーラ

メーカー
サイバード
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iPhone4、iPhone4S、iPhone5、iPad2、iPad(第3世代)、iPad(第4世代)、 iPad mini ※対象OSバージョン: iOS4.3以降

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