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mixiでMobageのゲームが遊べるようになる! 開発者やユーザーにとってもメリットの多い業務提携に

2012-11-22 19:34 投稿

●開発基盤の共通化で、より多くの魅力的なタイトルが楽しめるようになる

既報の通り(⇒記事はこちら)、ミクシィとディー・エヌ・エー(DeNA)がソーシャルゲーム事業において業務提携することを発表。2012年11月22日に、両社による共同記者会見が都内にて開催された。記者会見には、ミクシィ 代表取締役社長 笠原健治氏とDeNA 代表取締役社長 守安功氏が出席し、業務提携の概要が説明された。

 

スマートフォン月間利用者800万人以上を持つmixiと、国際最大級のプラットフォーム基盤を持つMobageとのスマートフォン版における開発基盤の共通化が図られることになる両社の業務提携。何よりも守安氏が強調したのが、デベロッパーのメリットの拡大。たとえば、mixiとMobageに同じゲームを提供したいと思っても、従来だと両プラットフォームは仕様が異なるために相当開発リソースがかかる。ゲームを配信したあとも、日々の運営などが必須となるソーシャルゲームでは、工数も相当なものになることは言うまでもない。それが共通の開発基盤となることで、開発会社は最小限の工数でmixiとMobageの両サービスにゲームを提供可能になるのだ。もちろん、それに対するユーザーのメリットも大きく、これにより、より多くの魅力的なゲームタイトルが楽しめるようになる。今後はDeNAの内製タイトルも積極的にmixiに投入される。「デベロッパー、ユーザー、ミクシィ、DeNAと4者すべてにおいてメリットがある提携になります」と守安氏。

▲ミクシィ 代表取締役社長 笠原健治氏。

▲DeNA 代表取締役社長 守安功氏。

 

今回の提携の根底にあるのは、スマートフォン(とくにブラウザ版)のコンテンツに力を入れていきたいという両社の方針。守安氏によると、今年9月に、スマートフォンでのモバコインの消費高が初めてフィーチャーフォンの消費高を上回ったそうで(しかもそのほとんどがブラウザ版とのこと)、スマートフォンは順調に成長。一方で、mixiのスマートフォンへの月間ログインユーザーは800万人以上と、こちらも好調。スマートフォンビジネスのさらなる拡大のために、今回の業務提携はあったのだと言える。

 

質疑応答で、印象的だったのが、「mixiとMobageで同じゲームを提供することで、両プラットフォームでユーザーの取り合いにならないか?」との質問。それに対して笠原氏は、「両プラットフォームは、ユーザーの利用モチベーションが基本的に違うので、食い合うことはない」と説明。Mobageは仲よくなる友だちを求めて利用するユーザーが多いのに対して、mixiはそもそもの知り合いと楽しむSNSという傾向が強い。両者のソーシャルグラフ(人間の相関関係)は異なるので、「両者のいいところを伸ばすことで、むしろユーザー数は増えるのでは?」(守安氏)というのだ。

さらに、開発基盤を共通化することによってもたらされるメリットとして、ノウハウの蓄積が挙げられるという。たとえば、これまでもmixiとMobageで同じゲームが提供されるケースがあったが、同じゲームなのに、Mobageでは人気でもmixiではそれほどでもない、というケースもあったという。これは、両プラットフォームのユーザー層の違いによりもたらされたものだが、両プラットフォームの開発基盤が共通化されることで、「こちらのプラットフォームではなぜこのゲームが受けないのか?」といった分析を重ねることで、ノウハウの蓄積が可能になる。これにより、「デベロッパーへのアドバイスもより的確にできるようになります」と守安氏は言う。

業務提携の今後のスケジュールとしては、2013年1月に仕様が公開され、2013年春にリニューアルされる予定。会見では、その段階での配信タイトルなどは明確にされなかったが、「Mobageの人気のあるタイトルが新しいプラットフォームで提供されることになります」(守安氏)とのことだ。現時点で提供されているmixiゲームも、一定期間はサービスを継続するようだ。

守安氏いわく、すべてにおいてメリットがあるという今回の業務提携。ゲームユーザーとしては、さらに良質なゲームが遊べる機会が増えることを歓迎したい。

 

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