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スマホ群雄割拠時代到来! TGSフォーラム2011にてスマートフォン&タブレットセッションが開催【TGS201】

2011-09-18 14:03 投稿

●スマートフォン&タブレットの未来はどうなっていく?

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 東京ゲームショウ2011ビジネスデイTGSフォーラム2011にて、“スマートフォン群雄割拠時代到来! ゲームユーザーにもたらされる新しい可能性”をテーマにトークセッションが開催された。

 パネラーとして参加したのは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの金子克之氏(営業本部 マーケティング部 総括部長)、日本マイクロソフトの物部慶幸氏(コミュニケーションズ パートナー統括本部 シニアエグゼクティブプロダクトマネージャー)、ジャーナリストの林信行氏。Xperia、Windows、iOSといった、それぞれの視点から今後のスマートフォン&タブレットの可能性が述べられた。

 まず、金子氏よりXperia PLAY、物部氏よりWindows Phone、林氏よりiOSと、各社の商品内容とユーザー層や、今後の戦略などを紹介するリレートークが行われた。立場の違う各OSの特徴が紹介されたが、どれもコミュニケーションツールに注力をしているのは共通点。そのひとつにゲームコンテンツが大きな役割を担っていると言える。

●スマホOSと密室な関係にあるゲーム

 各者のパネルディスカッションを終えると、モデレーターの渡辺敦美氏(日経トレンディネット編集緒)が進行に加わり、スマートフォンOSとゲーム市場について意見交換が行われた。

 普段からスマートフォンやタブレットでゲームを遊ぶ機会が多いという林氏に対し、「アクションやスポーツなど、操作の激しいゲームをされる人にとって、タッチ操作が中心のスマートフォンでゲームをキーパットでやりたいという欲求はないのか?」と金子氏。それに対し林氏は「たしかにキーパットのように操作する指にボタンの感触が伝わっていると、プレイしやすくていい。一方で、キーパットという固定の制約を設けてしまうことにより、ゲームの表現にも制約ができてしまうという両面がある」と応える。

 物部氏からはマーケットに溢れるコンテンツの審査について、「Appleは審査がしっかりしている印象があるが、Androidにとってまだまだという印象があり、秩序的にどうなのか?」という質問に対し、「自由すぎる市場というのは無料のアプリしか売れてない。無料のアプリは必ずしも品質が優れているというわけでもないため、マーケットは品並びに注力する必要がある。やはり良いアプリが必要で、ゲームを選ぶユーザーは安心して買えるよう、マーケットがしっかりとおすすめすることで、良いアプリを目立つようにしていかないといけないのでは」と述べ、加えて「Android Marketの改善はなかなか進んでいない中、auやドコモなどのキャリアが出してるマーケットはどんどん改善されているように感じている。もっとgoogleに遠慮せずに、マーケットを活性化させてがんばってほしい」と激励した。

●「スマートフォンやタブレット端末は鏡」林氏

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 続いて渡辺氏は「テレビ、スマートフォン、ゲーム専用機、テレビ、PCなどハードが溢れる中、タブレットは別々の用途として最適化していくべきなのか、ひとつの連動したハードだと考えるべきか。タブレットの位置づけは消費者のニーズから、どうなっていくべきなのか?」というテーマで進行。

 金子氏は、「お客様のニーズは多様化している。できるだけいろんな機能をひとつのハードや端末に統合したいという人もいれば、基本スマホは電話やメール、Web閲覧目的であり、それ以外のカメラやゲームなどの機能は、用途に合わせた専用ハードがあればいいという人もいる。たとえば今回紹介したゲームに最適化された“Xperia PLAY”で言えば、ゲームをしない人からしたら何も魅力が感じられないものだろうし、これで決まりといった定番というのはこれから先は難しくなるだろうと思う」と語った。

 林氏は、「使いたいときに使いやすいものを消費者が選択している。昔は缶コーヒーなんてミルクと砂糖入りのコーヒーしかなかったけど、昨今ではブラックもあれば、ミルク入りもあり、さらに微糖といったように非常に種類が豊富になっているように、スマホやタブレットも、消費者が目的にあったものを選択できるような時期になっている」と缶コーヒーを例にあげてわかりやすく解説。

 消費者が端末を選ぶ時代という表現に加え、さらにこう続けた。「スマートフォンやタブレットは、ユーザーを写しだす鏡」、「使う業種によって端末はまったく別のツールに変化する。ゲーム業界のひとにはゲーム機だというし、医療関係者に聞けば医療器具だという」と語り、同じ端末でもユーザーによって捉え方がまったく違ってくることを説明した。

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 スマートフォンやタブレットがあるべき定番というものは難しく、OSやソフトウェアによってユーザーが選択する時代。コミュニケーションツールと連動しやすいゲームコンテンツは、今後のOSやマーケットを育てるものとして、重要な役割を担っていると言える。

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