ソニーがリアルカードとアプリを連携した新プラットフォーム“Project FIELD” を開発 !第1弾は『妖怪ウォッチ』シリーズ
2016-12-07 18:54 投稿
新たなプラットフォームが発表!
ソニーは、スマホやタブレットにつなげてカードゲームをさらに楽しめる新しいプラットフォーム“Project FIELD”(プロジェクト フィールド)を開発中であることを発表した。
プロジェクト フィールドは “カード”と“パッド”と“ゲームアプリ”から構成されている新しいプラットフォームである。
プロジェクト フィールドは、専用パッドとスマホをBluetooth で接続し、パッドの上に専用カードをのせることで、カードの種類や位置、向き、動きを読み取り、スマホなどにインストールしたゲームアプリ上へリアルタイムに反映する仕組みとなっている。ゲームの進行やキャラクターの進化などさまざまな情報をカードへ書きこむこともできる。
プロジェクト フィールドの第1弾タイトルは『妖怪ウォッチ』シリーズ。フォワードワークスがレベルファイブ、バンダイと協業で開発する。
プロジェクト フィールドでできること
たとえば、対戦型ゲームでは、専用パッド上でカードをさまざまな方向へスライドさせたり、向きを変えたりすることでスマホ上のキャラクターを自在に操作してゲームプレイを楽しめる。また、育成型ゲームでは、キャラクターの進化をカードに記録できるため、場所を変えてゲームを遊ぶ際もその進化した状態のキャラクターをゲームアプリ上に登場させることができる。
このように、カードとゲームアプリが連動し、双方が進化や変化をするという新しいカードゲーム体験を実現することができるそうだ。
また、ゲーム開発者向けに、プロジェクト フィールドで実現するカードゲームの可能性を広げ、新しい遊びの提案を行うため、専用のソフトウェア開発キット(Software Development Kit)の開発も進めており、準備が出来次第配布するという。
“プロジェクト フィールド”の立ち上げに向けては、フォワードワークスと協業して、コンテンツを充実させていくことになっている。
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“プロジェクト フィールド”のおもな特長
1.カードをパット上で操作して遊ぶ新しいカードゲーム体験
パッドはスマートフォンなどとBluetoothで接続して使用する。カードをパッドの上に置くと、スマートフォンの画面にキャラクターやアイテムなどが出現し、カードの移動や向きを変えることで自在に操作することができる。ゲーム開発者にとっても、アイデア次第でゲーム内でのさまざまなアクションや効果を表現することができる。
2.カードの読み取りや書き込みが可能
カードにはICチップを内蔵しており、パッドに置いてカード内の情報を読み取ることはもちろん、カードへの書き込みにも対応している。また、カードに紐づくルールや数値は、パッドにカードをのせると自動で判別、計算するので、プレイヤーは難しいルールを覚えることなく単純なカード操作によりゲームが楽しむことができる。またセキュリティ機能も備えていて、カードの偽造などを防止する。
3.さまざまなゲームの種類に対応する2台接続
1台のスマホに2台のパッドをつなげて遊ぶこともでき、複数人でのゲームプレイや多くのカードを必要とするゲームなどさまざまな楽しみかたにも対応可能だ。
ゲームアプリ開発に専用SDKを準備中
プロジェクト フィールドは簡単な操作でカードとスマホ側のゲームアプリの双方向性を活用した遊びを実現できる新しいプラットフォームであり、ゲームアプリ次第でさまざまなタイプの遊びかたが想定できる。開発者向けの専用SDKの開発を進めており、準備ができ次第提供していく予定とのこと。
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