レビュー
投稿日2019.11.10

人類の夢を乗せ銀河を旅しよう
選りすぐり作業員たちが集まる宇宙ステーションの長となり、地球から月、火星や木星など各地に拠点を設けながらさらなる惑星を目指していく。
それが本記事で紹介する宇宙開拓をテーマにした放置系の経営シミュレーションゲーム『ロケットスター』だ。
ゲームの見どころ
●打ち上げの瞬間が待ち遠しくなるステーション経営
●人材育成と開発をアシストする便利なブート効果
打ち上げの瞬間が待ち遠しくなるステーション経営
大宇宙への第1歩は地球のステーション開発からスタート。まっさらな土地にロケットを生産&打ち上げるための基地を建て、資材を運搬するエレベーターを増設しながら段階的にパーツを組み立てていく。
時間経過に合わせて入手できる資金を使ってステーションの各設備を強化。作業効率を高めていく流れは放置ゲームそのもの。
カジュアルなゲーム設計なので経営シミュレーションが苦手な人も安心だ。
資金と投資して“1秒あたりの生産量”や“作業員の運搬量”など、固有の能力を伸ばすことでロケット開発の速度が向上する。
くり返し上空を通過する物資から追加資金を、ときおり現れる相棒の犬に触れて一時的に開発効率を加速させるなど、さまざまな支援効果を活かしすことも重要だ。
なお、画面上部のゲージはロケットが完成までの進捗度を示すもの。
いっぱいになると準備完了を知らせるアラームが現れ、待ちに待った発射シークエンスに突入する。
ここまでの作業は作業員たちに任せっぱなしだったが、発射ボタンを押すのはプレイヤーの役目。画面の両サイドにランダムでロケットを制御するミニゲームが始まる。
それをすばやく連打して地球から月、そして火星へと順に活動範囲を拡大。各地にステーションを設営しながら広大な宇宙を旅していこう!!
人材育成と開発をアシストする便利なブート効果
地球や月など惑星ごとに基地を作り、数珠つなぎで新天地を目指していく。
そこには個々のリーダーが必要になるのはもちろん、開発費用を軽減させる“チームワーク”や“ロジスティクス”など、いわゆるパッシブスキルの強化も欠かせない。
放置ゲームの特性上、ゲームの進行速度は遅く待ち時間が長い。
それを解消する1つの手段が先述の犬、上空を行き来する物資といった動画再生を介したブート機能だ。
いずれも出現頻度がとても高く、それらを活用するればいっきに開発を進めることもできる。
利用するか否かはプレイヤーの自由、自分なりのスタイルで未開の惑星をその手で開拓してほしい。
P.N.深津庵
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