【新作】動画配信者が行方不明!!心霊スポットで消えた仲間を捜すホラーアドベンチャー『録 -Roku-』

投稿日 2019.08.25

再生数目当て!? 危険な動画配信にご用心

霊的な噂がある廃墟を探索してその様子を動画配信する3人の若ものたち。そのひとりが「つぎの撮影場所を下見してくる」と言い残し、こつ然と姿を消してしまう。

残されたふたりはその後を追い、問題の現場を訪れるのだが、そこには……。

本記事で紹介する『録 -Roku-』は、廃墟と化した洋館を舞台にさまよう一人称視点ホラーアドベンチャー。操作性に難ありだけど雰囲気は抜群。これからの展開に期待したい注目のアプリだ。

roku01

ゲームの見どころ
●制限時間ありのドッキドキショートホラー
●恐怖感を半減させてしまう改善すべき課題

制限時間ありのドッキドキショートホラー

心霊を扱う動画配信者はじっさいに多く、筆者も季節を問わずそうした作品をよく視聴している。

その大半は再生数狙いの安直で退屈なものばかりだが、極稀に攻めた企画もあるから目が離せない。

本作に登場する3人の若者たちは、どんな心霊動画を配信していたのか。メンバーのひとり“じゅんじゅん”が姿を消してしまったようだ。

roku02書き込み

洋館では10年前に一家惨殺があったらしい。

洋館の主人に大やけどを負わされた使用人が復讐したという噂。金品が盗まれている状況から強盗だと警察は結論付けたが、いまだ犯人が捕まっていない現実がこの場をより恐ろしいものに仕立て上げている。

roku03書き込み

スマホで撮影しているていで展開する本作は、カメラの動画モードを連想させるおもしろいインターフェイス。部屋を暗くしてヘッドフォンを装着すれば、まさにそこが疑惑の洋館に早変わりってわけだ。

roku04書き込み

また、バッテリー残量がゼロになると強制的に襲われゲームオーバー。初見でクリアーするのはほぼ不可能で、バッテリーの落ちている場所や探索すべきポイントを覚えて少しずつゲームを進めていく。

トライ・アンド・エラーが前提の作りなのでプレイヤーを選ぶが、ゲーム自体のボリュームがコンパクトなので問題ないだろう。

roku05書き込み

画面下に出るメッセージはゲームに進展があったことを知らせる合図。そこに書かれた内容から、つぎに向かう場所を考えればいい。

扉の開く音、その先にある時計の近くで発生するノイズ。2階からの視線と滴り落ちる血など、チェックポイントのようにイベントが発生、その都度オートセーブが行われる。

心霊系に手を出した動画配信者たちの末路はいかに。

視聴者感覚でことの顛末を見届けてやろう!!

roku06書き込み
roku07書き込み

恐怖感を半減させてしまう改善すべき課題

本作は動画配信者という立ち位置やスマホ越しの視点など、設定はとても身近でキャッチーなもの。ショートストーリーでお手ごろなのだが、どうしても声を大にして言わなかればならない“ダメな点”がある。

まず1点目は移動と視点操作が画面右に固まっていることだ。

roku08書き込み

そして2点目が異常なほど遅い視点感度である。

寝違えた人間でももう少し早く動くぞ!!っと言いたくなるくらい遅く、もたついているあいだにバッテリーが減っていく様はストレスの原因だ。

roku09書き込み

とてもいい世界感なだけにこの操作性が残念でならない。

夏といえばホラー、多くのユーザーがストアで検索。リリースされたばかりの本作にたどり着くだろう。

ぜひ、需要のあるいまのうちに改善を。

それだけで本作の評価はもちろん、彼らの行いも報われるに違いない。

roku10書き込みroku11書き込み

それにしても動画配信者って“◯◯をやりたいと思いまぁす”と言って始まる人が多い。

やると決めて撮影してタイトルもそうなっているのだから、“します”と言い切ってほしいのだが、誰も気にならないのだろうか。

きっと本作の彼らもそんなフレーズで配信しているのだろう。

もはやこれ、学校の7不思議ならぬ配信者の7不思議のひとつ。じつに恐ろしい現象なので誰か解明していただきたい。

roku12書き込み

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

ゲーム情報

タイトル録 -Roku-
対応OSiOS/Android
配信日iOS:2019年7月19日
Android:2019年7月19日
価格無料
ジャンルアドベンチャー
メーカーKUROREKISHI
コピーライト© 2019 Hayate Tsuchiya.