【新作】人間をくっけながら落として食わせちゃう満腹中枢を刺激する奇抜なアクション『Sticky Bodies』

投稿日 2019.08.11

シュールレアリスムの世界を真っ逆さま

2018年5月12日と13日に開催されたインディーゲームの祭典“BitSummit”初公開。その後11月3日と4日、中国上海で開催された“WePlay Game Expo 2018”のBitSummit Roadshowブースに出展され、ゲームスコアをレシートにプリントして配布したことで話題になった奇妙な落ちゲー『Sticky Bodies』がついにリリースされた。

落下する人々を連ねて最下層で待ち受ける巨人の口に向かって落ちていく。

どこまでもシュールでユニークなイートアクションの世界へようこそ!!

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ゲームの見どころ
●人々を連ね巨人の口を目指す奇妙なイギリス紀行
●記憶に残り伝えたくなるセンス抜群なゲーム体験

人々を連ね巨人の口を目指す奇妙なイギリス紀行

本作『Sticky Bodies』は“王道ゲームからヘンテコなゲームまでおもしろい作品開発”がモットーの有限会社Q-Gamesが掲げるPixelJunkシリーズの最新作

同社はこれまでに数々の任天堂タイトルに携わり、空想の社会主義国家を舞台にしたプレイステーション4のオンラインゲーム『The Tomorrow Children』などを開発。本作はアーティスティックな世界がとても魅力的な『Eden Obscura』に続くスマホゲームの第2弾だ。

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今回打ち出したのはシュールレアリスムを連想させる芸術的なタッチの世界観と、それを一層印象深いものにする心地よいBGMに彩られたイギリスはグレートブリテン島。

大空を落ちてゆく人々をスワイプで操り、1人でも多く連ねて地上で待ち受ける大男の口に導いていくのが本作の目的だ。

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イギリス紀行の出発点はコーンウォール州の西端に位置するイングランド本土最西端のランズ・エンドという岬。実在する地域をステージ名に、奇妙なストーリーを体験しながらグレートブリテン島を縦断していく。

また、チャプター2までは無料、それ以降は480円でアンロックできる。

その価格をストーリー中に登場する女性がスパム缶に例えアピールしてくるなど、どこまでも自由な世界観が広がっていく。

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宙を舞う食材を回収、ループを潜るなどしながらスコアを競うやり込み要素。大男の口に入る直前になるとスローモーションになり、斜格を微調整するといった最後の瞬間まで飽きさせないゲーム性など、落下していく過程にある体験はどれも気持ちがいい。

心地よいBGMに乗せてゆるりと遊んでしまう中毒性が本作にはあるのだ。

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記憶に残り伝えたくなるセンス抜群なゲーム体験

各ステージのスコアはレシート上に集計され、そのランキングに応じてゲームが進行していく。

そう、これが冒頭で触れた“WePlay Game Expo 2018”のBitSummit Roadshowブースでプリント配布したレシートの元ネタというわけだ。

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また、当日は開発チーム用のTシャツも限定で販売。どれだけの人が手にすることができたのか、この徹底した遊び心と作品への愛情が感じられる。っていうか、これめっちゃいいなぁ!!

ちなみに、本作のアートを担当した林幹広氏のツイートにこんなものがある。

そうですよね、最初に感じた印象は『進撃の巨人』でした。

諫山創先生、いつでもコラボいけるようです。

関係各位様、何か動きがありましたらぜひ、事前にご一報いただけければ、深津も動きます!!

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P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

ゲーム情報

タイトルSticky Bodies
対応OSiOS/Android
配信日iOS:2019年7月19日
Android:2019年7月19日
価格無料(アプリ内課金あり)
メーカーキュー・ゲームス
コピーライト(C) Q-Games Ltd.