【新作】テレ東の人気番組がアプリ化!!体験型生命救出シミュレーション『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦~THE GAME~』
投稿日 2019.07.07
外来種を捕獲して生態系を取り戻せ
2017年、テレビ東京系列『日曜ビッグバラエティ』の放送枠で不定期に放送。その後、2018年から枠を越えて毎月放送されることになった大人気ドキュメントバラエティ番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』がスマホアプリになって登場だ。
チームを率いるリーダー気分で日本各地の池を巡り、本来その土地にいない外来種を捕獲駆除していこう。
ゲームの見どころ
●100種類以上の生物を捕獲しよう
●加藤英明先生が監修する生態図鑑
100種類以上の生物を捕獲しよう
日本全国にある池や湖の水を抜き、そこに生息している在来種を捕獲し、外来種を排除していくのが我々チームの目的だ。
手順は番組そのまま多彩なポンプを使って排水。金魚すくい感覚で生物を集めて生態系の調査を進めていこう。
貯水量とポンプのグレードに応じて排水が完了するまでの時間が変化。そのまま放置してもいいが、水位の下がっていく過程で各種道具の軍資金になる“フィッシュポイント”を回収できる。
徐々に底が見えていく様子を観察しながら、キラリと光る場所を探していくのもいいだろう。
生物を救出するタモ網や投網、地引網といったアイテムはそれぞれ3種類あり、用途に応じて使い分ける必要がある。
最初は資金の都合で選択肢が限られているが、ゲームの進行に支障はないので安心していい。
静的な排水に対して救出作業はとても動的でゲーム性のあるパート。制限時間内にノルマを達成できれば、そこに生息する主“謎の生物”が登場。プレイヤーとの一騎打ちが始まる。
画面上部に出現する主のゲージをタップで減らし、制限時間内に救出できれば任務完了。シンプルながらほどよい緊張感のあるアクションを楽しめるのだ。
加藤英明先生が監修する生態図鑑
本作の舞台となる都道府県はもちろん池や湖は実在するものばかり。簡略化されていはいるが背景の再現度が高く、その土地になじみのある人や過去の放送を視聴した人なら、「あ、ここ知ってる」と記憶が蘇るに違いない。
また、本作は番組でもお馴染みの外来種ハンターであり静岡大学の加藤英明先生が監修。リアルな生物イラストと解説をまとめた図鑑は、それだけでも十分な価値があるだろう。
さらに、番組のナレーションを務める田子千尋氏のボイスを使った演出も実現。おなじみの雰囲気をゲームを通じて楽しむことができる。
カタチばかりの公式アプリに苦い思い出のあるプレイヤーも多いだろうが、本作はまさに『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』そのまま。スマホで再現するならこれで十分、ファンはもちろん番組を知らない人でも満足できるクオリティだ。
一部プレイヤーの声に、多発するフリーズ問題が上げられているが、6時間以上プレイしている今現在、筆者は一度もそんな経験をしていない。
発生する条件が不明だがその辺の対応は今後のアップデートに期待しよう。
P.N.深津庵
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