We Happy Restaurantの概要

謎の食材で人々を魅了するヤバイ商売

自身がオーナーとなってレストランを経営。一流企業グループの一員として優れた生産性と利益を追求していく。

どこにでもありそうな社訓っというより当たり前のことだが、この企業にはキナ臭い裏の顔が存在している。

それが、顧客をつねに空腹状態にする大ヒット商品“グリーンエッセンス”だった。

本記事で紹介する『We Happy Restaurant』は、もっと食べたいという気持ちにさせる危険なエッセンスを使い、最強にして最恐のメニューを提供するレストランを目指していく経営ゲームだ。

中毒性の高い魅惑の料理で変異するお客たち

つねに空腹をもたらすグリーンエッセンスが混入された料理はどれもこれも毒々しく、正直真相を知っていれば食欲なんて1ミリも起きない。

しかし、来店するお客たちは何も疑うことなくそれらを求め、無限に湧いてくる空腹感を満たすため連日行列ができるほどの大盛況なのである。

当店の食事を済ませたお客の体が緑や青に変化。アバターごとに5段階ある容姿に変異していき最終的に昇天してしまう。

つまり“そういうワケ”なのだが、これこそが本作の目的にして経営方針。昇天したお客が残すお金をも利益としていただいてレストランを発展させていくのだ。

お客ごとの好みは個々をタップすることで確認でき、そこをみればいつごろ昇天するのかも把握できる。

自分が設置したフードマシンが作り出す料理に不満があるやつには、「お帰りください」と言わんばかりに“売却”という手段で排除できてしまうのもダークな本作ならではの光景だ。

多彩なフードマシンと自由なカスタマイズ

本作にはスーパーバーガージェネレーターやバイオピザメーカー、スーパーチキンオーブンやエキゾチック合成槽など多彩なフードマシンが登場する。

それらをレジ裏の怪しい空間に配置すると自動的に料理が完成。くり返しお客に提供できるようになっていく。

まさしく人件費ゼロ、マシンに制御された来るべき未来の姿ともいえるだろう。

また、各マシンをアップグレードすると提供できる料理のラインナップが増加。満たされることのないお客の胃袋をガンガン刺激して昇天を促進させることにもつながっていくのだ。

さらに、店内を彩る看板やテーブルなどの装飾を1個単位で自由にカスタマイズできるのも本作のおもしろいポイント。

好みの色に統一したり、サイケデリックな本作をさらに際立たせるために、多彩な色を取り入れて賑わしていくのもアリだぞ!!

小遣い稼ぎに最適なミッションと放置要素

顧客のニーズに合ったフードマシンを配置できれば、あとは絶え間なく来店するお客の様子を観察しているだけで自然と収益が上がっていく。

また、本作には1時間に1度マネージャーから簡単なミッションが与えられ、それを達成することで多彩な用途に使えるアイテムを得られる。

さらに、ゲームを起動していないあいだにも経営は続行。オフライン中の出来ごとや現在の状況を把握できるだけでなく、その間の売り上げもしっかり回収することができるのだ。

なお、フードマシンが作り出す料理をさらに美味しくするソースを始めとする調味料を、レストランの隣りにある本社で製造。それらを提供することでお客を効率よく昇天させ、通常よりはやいサイクルで収益が上がっていく。

こんなレストランが実在したら大問題だが、これはあくまでもゲームのはなし。奇妙なマネージャーと結託して世界一最恐なレストランを築いていこう!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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