ゲーム情報

ミコノート はれときどきけがれ
配信日配信終了
価格無料(アプリ内課金あり)
メーカードリコム

レビュー

投稿日2022.02.21

【新作】『ミコノート はれときどきけがれ』は歯ごたえ抜群のバトルと意外とシリアスな世界観が特徴のRPG

遊び応えのあるバトルシステムも注目!

ドリコムより2022年2月21日に配信された新作スマホ向けアプリ『ミコノート はれときどきけがれ』(以下、『ミコノート』)。

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『ミコノート』は“巫女とひとつ屋根の下”というコンセプトのもと、人々を脅かす敵“ノロイ”と戦う“ミコ”たちの物語を描くRPGだ。ストーリーは2Dイラストベースで進みつつ、バトルはキャラが激しく動く3Dで展開されるのが特徴。

そんな本作の魅力について、本記事にて詳しく紹介していこう。

ゲームの見どころ
・突如訪れた大災害に巫女とともに抗う物語
・3Dで描かれるバトルシーン!ランダム性もある戦闘は手応え抜群
・着せ替え要素や対人戦などサブコンテンツも充実

突如訪れた大災害に巫女とともに抗う物語

物語は、主人公(プレイヤー)が神社の一室で目を覚ますところから始まる。

目の前には神社に仕える巫女だというユミという少女が。ふたりは初対面で、なおかつ主人公は自分の名前以外の記憶をすべて失っている状態で目が覚めたようだ。

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記憶喪失で行くあてのない主人公は、彼女たちの好意で神社に居候させてもらうというのが、冒頭に描かれるストーリー。

神社にはほかにもカノン、レンという巫女が暮らしており、一見すると緩めの日常系ストーリーのように序盤は描かれる。

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記憶喪失の主人公が居候するというのはよくある展開なのだが、序盤の描写はよく注目して読み進めてみてほしいポイントだ。

しっかり読んでいると、アレ? と思わされる部分が散見される。なぜ主人公が神社で眠っていたのか、そのあたりの詳細設定が曖昧にしか語られないのだ。最初は定番の設定ゆえに詳細を省いているのかとも思ったのだが、じつはしっかりと後々の展開と関連していた。

すでに情報が明らかになっている通り、本作はノロイと呼ばれる敵と戦うRPG。ゲームを進めていると、穏やかな日々が突如瓦解するように、世界の現状と戦うべき敵が明かされる。

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ストーリーの描写や展開の作りかたが丁寧で、かなり読み応えのある内容になっている『ミコノート』の物語。

話を読み進めていくと本作の独特の世界観も明らかになっていくので、プレイ時はぜひスキップせずに読んでみてほしい。

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3Dで描かれるバトルシーン!ランダム性もある戦闘は手応え抜群

ストーリーは2Dで描かれるが、バトル描写は3Dになっている。

巫女が持つにしては物騒すぎる武器を手に、少女たちが激しく動き回るバトル描写は必見だ。

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バトルシステムは、シンプルなターン制バトル。

ターン開始時に、編成した3キャラの行動を選んで戦っていく。

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本作のバトルではいわゆる通常攻撃がなく、自身で編成した2キャラのスキルをタップして使っていく形式。

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編成画面では、バトルに参加するミコを3人選んだ後、それぞれのミコに2柱の“カミ”をセットする。

カミはバトル中に使用するコマンドかつ、ステータスをアップする装備のようなイメージ。戦闘中は、編成したカミの持つスキルを駆使しながらバトルを進めていく。

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▲カミはそれぞれ異なる技を持っているので、戦う敵に応じて編成するカミを切り換えていくのがセオリー。攻撃手段でありつつ、セットするとミコのステータスをアップする装備の役割も果たしてくれる。

基本的な戦いかたは、毎ターン使用するカミを選んで戦うだけのシンプルな形。

クールタイムもないので、毎ターン同じカミを使い続けることも可能だ。

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バトルでポイントになる要素はふたつあり、そのうちのひとつが“激化”のシステム。

編成したカミは、一定ターンが経過すると激化してスキルの内容が変化する。シンプルに威力をアップするものから、スキル効果自体が変化するカミもいるようだ。

この激化のシステムによって、バトル前半~中盤以降で展開に波が出てくるのがいいところ。強敵相手だと序盤は回復などの耐久に徹して、激化したタイミングで攻撃に転じるといった戦略も練られる仕組みになっている。

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▲激化するタイミングはカミによって異なる。

もうひとつ重要になってくるのが、戦闘中確率で発生する“ミコスキル”。

ミコスキルは各キャラひとつセットでき、戦闘中に一定確率で発動する。本作には赤、緑、青の3属性があり、ミコスキルと同じ属性のカミを使用すると発動確率がアップする仕組みだ。

たとえば、緑属性のミコスキルをセットしていた場合、3キャラで緑属性のカミを使用すると発動確率が大幅にアップする。

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ミコスキルは非常に強力な効果を持つので、できる限り3キャラで同属性に合わせてカミを使っていくのがベスト。

このあたりの調整が意外と奥深く、戦う敵に応じてカミやミコスキルを切り換えて戦略を練るのがおもしろく感じられた。

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ミコスキル発動時はカッコイイ演出も入るので、プレイ中は積極的にスキル発生を狙ってみてほしい。

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着せ替え要素や対人戦などサブコンテンツも充実

バトル以外の要素についても、確認できた範囲で紹介していこう。

戦闘において欠かせないカミはガチャで入手することになるが、それ以外にも“時間制召喚”という要素も用意されていた。これはゲーム内で手に入る素材を使ってキャラを召喚する仕組みで、一定時間が経過するとキャラを入手できる。

アイテムを消費することで召喚されるカミのタイプをランダムで変更できるので、狙った性能のカミを手に入れやすいのがポイントだ。

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▲攻撃のタイプや属性などは、初期時点でランダムに決まっている。ここでアイテムを使用すると、出現する属性などを変更することが可能。

育成要素についてはアプリゲームではおなじみのものが並ぶ。

ミコ、カミのレベルアップのほか、スキルレベルも強化できる。また、育成素材を集めるためのコンテンツ“矛盾空間”も用意されているので、毎日“矛盾空間”を攻略して育成素材を集めることになるだろう。

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▲“矛盾空間”は一日にチャレンジできる回数が限られている、いわゆるデイリーダンジョン。

そのほか、こちらも定番の要素だがほかのプレイヤーのデータと戦うランキング戦も確認できた。

本作はミコとカミの組み合わせでかなり性能に幅を出せるので、対人戦特化の編成もしっかりと考えられそうだ。

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また、初期時点では3Dモデルは戦闘服を着ているのだが、着せ替え用のコスチュームも多数用意されていた。

巫女服はもちろん、私服などさまざまな衣装に変更してバトルに挑めるので、キャラに愛着が湧いた人はとくに楽しめるだろう。

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ほかにも、キャラが過ごす寮の家具を自分で変えるアレンジ要素、プレゼントを贈って好感度を上げるなど、キャラ交流要素も。

こちらでも衣装が反映されるようなので、自分好みの空間を作り、好きなコスチュームを着せてみてほしい。

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キャラの好感度がアップすると、個別ストーリーも読めるようになる。

ひとりの巫女との関係にフォーカスした、戦闘時とは違った一面を見れるストーリーになっているので、お気に入りのキャラからどんどん好感度を上げていこう。

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細かな世界観まで作り込まれたストーリーや、シンプルながら奥深さを感じさせるバトルシステムなど、こだわって作り込まれたことがわかる『ミコノート』。

ゲームコンテンツとしては定番のものが多いので、アプリユーザーならすぐに馴染めるだろう。内容は定番ながら、ひとつひとつはしっかりと洗練されている印象なので、好きな人はトコトンはまりそうだ。

個人的には、ホーム画面に好きなキャラを2体まで配置できるのも好印象。1体のキャラを配置できるのはよくある要素だが、2キャラ配置できると相性のいいキャラを並べたり、単にお気に入りを配置したりとアレンジが効く。背景も変えられるので、自分好みのホーム画面にしてゲームを楽しんでみてほしい。

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ゲーム情報

タイトルミコノート はれときどきけがれ
対応OSiOS/Android
配信日iOS:2021年2月21日
Android:2021年2月21日
価格無料(アプリ内課金あり)
メーカードリコム
コピーライト©Madorca Inc. ©Drecom Co., Ltd.
公式サイト https://mikonote.jp/
公式Twitter https://twitter.com/mikonote_jp