食人植物の概要

大食漢のダークヒーロー登場!!

正義を盾に魔物を倒しては勇者気取りの奴らがはびこる時代。ダンジョンに眠るお宝を奪ってどや顔している彼らだが、じつはそれ、魔物たちの大事の財産だってこと気づいているものはそういない。

本記事で紹介する『食人植物』は、そんな無法者たちに嫌気がさしたとあるダンジョンの主が食人植物を育てて逆襲を企む育成シミュレーション。

悲鳴をあげて食われていく約30種類の無法者たち、成長を遂げどんどん姿を変化させていく食人植物の終わらない日々を観察してみよう!!

時間無制限の食べ放題!!　悲鳴が響き渡るダンジョン

ダンジョンを営む辺境の魔物は、絶え間なく押し寄せる自称勇者たちにうんざりしていた。

そこで伴侶植物を飾って気持ちを入れ換えようと執事に買い物を依頼。持ち帰ったそれがまさかの食人植物の種子だったことをきっかけに、お宝目当ての勇者どもを餌に育てていくことを考えつくのだ。

執事が買ってきた食人植物は瞬く間に立派な牙を持つおぞましい姿へと成長。主であるプレイヤーがタップで示したポイントに向かって大口を開け、手あたり次第に餌（勇者ども）を食べ始める。

約束された冒険のはずがまさかな食人植物に大混乱、約30種類の餌は固有の悲鳴をあげながらその命を捧げていく。

その地獄絵図と化したダンジョンは、ドットでありながらもおぞましく生々しい光景なのだ。

約30種類ある餌は画面左うえにあるレベルに応じてアンロックされ、それ以降はリキャスト毎に選んで与えることができる。

その都度手動で選ぶのが面倒だという人には、広告動画を再生すると5分のあいだ自動的に餌が召喚する便利コマンドがオススメ。犬や猫などの自動餌やり機的な感覚で上手に食人植物を育てていこう。

また、別世界からの呼び寄せるペットと契約すると、餌が落としたコインを代わりに拾ってくれるだけでなく、プレイヤーが回収するよりも獲得量が増幅するメリットを得られる。

ゲーム序盤で誰もが入手できるレッドドラゴンの子や特定のイベントを介して出現する異世界人など5種類（3体は課金）から好みの効果を持ったペットと契約。何のボーナスが発生するわけでもなくただ踊り出すダンスタイムを箸休めに、ちょいグロなダンジョンライフを謳歌しよう!!

食人植物を活性化させる多彩な進化と黒魔術

食人植物には頭や幹を中心に粘液で餌を捕らえる“ベタベタ草”や遠くの餌を引き寄せて食らう“舌”など全部で13種類の機能があり、プレイヤーレベルに応じてアンロック、稼いだコインを使ってアンロック＆進化することができる。

また、ダンジョンの主であるプレイヤーには4種類の黒魔術を使う能力があり、食人植物の進化同様プレイヤーレベルによるアンロックとコインを使った強化が可能だ。

黒魔術を使うにはゲーム内または課金で得るジェムが必要なのであまり乱用することはできないが、5分間で餌を大量に投入するときに自動で喰らい続ける“異界の目”を、遠方から捕食を邪魔する餌対策に“保護”を使うなど、シーンに応じて使い分けていくといいだろう。

さらに、“フードファイター”という項目は大量のコインを稼ぐ重要なチャレンジ要素で、何度でもリトライできる超を付けたいくらい便利なもの、というか正直これがないと金策するのが難しい。

広告動画を再生させることを前提にした仕組みが多く、序盤で入手できるもの以外はほぼ課金という点が間口を狭めているが、それでも先を急がずコツコツ遊んでいる分には十分楽しめる。

ダンジョン荒らしの勇者たちを喰らい、すべての要素をアンロックしたとき物語に終止符が打たれるのか。

手塩に掛けて育てた食人植物はもはや我が子同然。わんぱくな食べっぷりはグロさを通り越して愛おしくさえ感じられるはずだぞ!!

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

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