レビュー
投稿日2018.07.27

すぐそこに迫る終末世界を生き延びろ
大人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の終末世界をAR&位置情報を使って投影。実際の地図情報をベースに周辺を徘徊するウォーカー(ゾンビ)を倒しながら、劇中にも登場する人気キャラクターたちと生きていく。
それが本記事で紹介する拡張現実サバイバル『ウォーキング・デッド:我らの世界』だ。
地図アプリで見慣れた光景が廃墟化、無数のウォーカーとそれらに襲われ助けを求める生存者たち。現実とリンクした終末世界で送る夢のサバイバルライフを紹介するぞ!!
ゲームの見どころ
●荒れ果てた拡張現実と群がるウォーカーとの戦い
●人気キャラクターや武器を強化する育成要素
●散歩も捗るさまざまなタスクと協力コンテンツ
荒れ果てた拡張現実と群がるウォーカーとの戦い
最寄り駅周辺にある飲食店を調べたり旅先で観光スポットを探したりと何かと便利な地図アプリで見慣れた光景が一変。そこら中にウォーカーが徘徊する終末世界が描き出された瞬間のファーストインプレッションは、これまでの位置情報ゲームにはない緊迫感を与える衝撃的な体験だ。
位置情報を使った本作における戦いは大きく分けてふたつ。
ひとつは“救出ミッション”と呼ばれるサバイバー(NPC)を助けるモードで、シェルターを始めとする施設に収容すると、サバイバルライフを快適にするさまざまな効果を得ることができる。
もうひとつは、特別な報酬が期待できる“大発生”といった遠方の戦いにも介入できるウェーブ制のモードで、ドラマでもおなじみのキャラクターや関連する武器などを強化する素材を集めることもできる。
戦いかたはどちらも対象をタップして銃撃する簡単なもので、頭部に触れるだけで誰でもヘッドショットでウォーカーを仕留めることができるはずだ。
サバイバーに群がるウォーカーを排除、ときには同行する相棒を守りながらの激しい戦況に追い込まれるだろう。
リロードのタイミングや彼らとウォーカーの配置を考え、最適なルートで順に対処していく適度なゲーム性もある。
リックやグレン、ダリルやミショーンなどおなじみのキャラクターを引き連れ、ウォーカーが徘徊する見慣れた街で大暴れ。ドラマと現実世界がリンクするファンにとっては特別なAR体験になること間違いなしだぞ!!
人気キャラクターや武器を強化する育成要素
日々くり返される戦いを通じて得られる報酬には、キャラクターや武器、各種施設の効果を高めるさまざまな強化素材“コレクション”がある。
指定された数を揃えることでアップグレードできるだけでなく、プレイヤーレベルに応じて各キャラクターが秘めている才能や、武器に新たな性能を付与できるようになっていく。
有名キャラクターはレアリティが高く、当然のように強いので育てて損はないのだが強化素材を集めにくい。
それに比べていわゆる脇役的な存在は集めやすく、関連する武器も簡単に育っていく大きなメリットがある。
まずはそうしたキャラクターで戦力を蓄え、レアキャラクターを集めやすくなるシェルター、さまざまな武器の強化にも役立つ武器庫などを建設。ゲーム内マップを参考に建設可能な土地を探しながら少しずつ活動範囲を広げていこう!!
散歩も捗るさまざまなタスクと協力コンテンツ
本作には特定の戦いに挑戦、指定されたステータス以上の武器を入手するなど、さまざまなタスクが発生。それらを達成することで得られる多彩なコレクションは、プレイヤーを屋外に誘導する重要な役割を果たしている。
また、身近な地域に結成されたグループに参加。もしくは自身で設立することで地元で発生するソロでは太刀打ちできないウォーカーを排除するグループミッションや、位置情報を共有すれば特定のウォーカーを排除してもらう協力プレイも楽しめる。
位置情報の共有はあくまでもウォーカーの発生位置で、プレイヤーの現在地を開示するのもではないので安心だが、同じ地域にいることが前提または多いと思うので、コミュニケーションには十分注意することをオススメ。
“ウォーカー(ゾンビ)より人間のほうが恐ろしい”
ゾンビ映画やドラマによくある展開にならないよう正しく終末世界で生きていってもらいたい!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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