レビュー
投稿日2018.02.01
弾幕ゼロだけどスリルは満点!!
とある孤島に移り住むことになったネコが、立派な家をかまえて自給自足のスローライフ。
酸素ボンベが尽きるまで海に潜ってモリで海洋生物を撃ちまくるシューティングゲーム、それが本記事で紹介する『モリにゃん』だ。
釣った獲物を図鑑に登録したり稼いだコインで釣具をアップグレードしながら、さまざまな海域に遠征していく、カジュアルだけどやり込み要素が詰まった癒やしの世界だぞ!!
●酸素ゼロで即終了のドッキドキハンティング
●稼いだコインで釣具をアップグレード
●日刊マタタビ新聞で描かれる広大な海事情
酸素ゼロで即終了のドッキドキハンティング
ヤシの木が自生する孤島に立派な高床式の住居。世知辛い現代社会から逃げ出して移住したくなる憧れの南国を舞台に、ネコのモリにゃんが釣具と潜水具を駆使して多彩な魚を釣っていく。
モリにゃんの生活は漁1回を1日としたわかりやすいもので、モリを使った漁も対象の海洋生物をタップするだけのシンプル設計。
シューティングというジャンルにはなっているが、誰でも簡単に楽しむことができる。
シューティングと言えば、敵からの攻撃を回避したり激しい弾幕に四苦八苦する印象があるだろう。
でも、本作にはそうした要素どころかゲームオーバーもない。
ただひとつ、漁ができるのは背負っている酸素ボンベがゼロになるまでという制限はあるものの、自動的に引きあげてもらえるので残量を気にせずプレイできるのだ。
また、ホームから近いサンゴ地帯から始まり、洞窟地帯や海藻地帯と、各エリアに生息する海洋生物を集めながら大海原の生態系を学んでいくコレクション要素もあるのだ。
なお、対象となる海洋生物にはそれぞれ耐久度があって1撃で仕留められないもの、モリを当てるとシビレて酸素が一気に減ってしまうなどさまざまな獲物がいる。
危険をともなうこともあるが、初めて遭遇した獲物は積極的に狙っていこう!!
稼いだコインで釣具をアップグレード
本作には基本となるモリと酸素ボンベのほかにも、まとめて捕まえる大きな網や魚を気絶させる電気爆弾など、漁で稼いだコインを使って入手する多彩なアイテムとアップグレード要素がある。
たとえばモリの場合、初期装備のネコモリ以外にも、3つのモリを同時に放つトリプルモリや追尾性のあるスナイパーモリなど全部で10種類のバリエーションがあり、狙う獲物に応じて使い分けるこだわったプレイスタイルも楽しめるのだ。
また、遠征するにはスコティッシュフォールド号という豪華なボートが必要。30,000コインと高額だが、図鑑をコンプリートするには欠かせない漁のお供だ。
ゲームを再開したときボーナスでたくさんのコインを獲得(広告動画の再生でさらにUP)できるので、数日プレイすれば数万コインは簡単に稼げる。
コインの使い道はプレイヤーの自由、各種性能をチェックして好きなものをどんどんアップグレードしていこう!!
日刊マタタビ新聞で描かれる広大な海事情
漁を終えて翌日を迎えると郵便ポストに“日刊マタタビ新聞”が届く。
これは各エリアの生態系に関する動きはもちろん、モリにゃんの生活を垣間見ることもできる大切な存在だ。
その日の天候や波の状態によってレアな海洋生物も続々登場するようで、沈没船があるときに姿を見せる人工的なものを捕まえると、レアなモリなどと交換するための“部品”を入手できる。
小魚からビックリするような巨大魚まで海洋生物のバリエーションは豊富、プレイヤーを飽きさせない多彩な仕掛けが用意されているので、ネコ好きはもちろん、癒やしを求めている人もぜひ、モリにゃんといっしょに気ままなスローライフを満喫してほしい!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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角満&中目黒のこれ、知ってる?
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編集長!これ、どうでしょう!?