レビュー
投稿日2018.03.16

“ジンチ”の存在によりこれまでのRTSとは一線を画す戦略性に
GMO GPから配信中の新作スマホアプリ『ウィムジカルウォー』。本作は1対1、2対2の対戦を楽しめるリアルタイムストラテジー型PVPタイトル。
ここでは、そんな本作の特徴などについて紹介していこう。
●勝敗を決めるルール“ジンチ”を採用
●欠片のような“ジンチ”でも残っていればそこから進軍可能
●登場する動物たちを使い分けて勝利を掴み取れ
勝敗を決めるルール“ジンチ”を採用
特徴的な動物たちを8体使ってデッキを編成し、NPCやほかのプレイヤーと対戦を行う本作。動物を場に出すと、そのあとは決められた役割にそってオートで行動してくれる。
そして、下記の勝利条件を満たせば勝利という至ってシンプルなルールが、誰でもプレイ可能なとっつきやすさを実現している。
・対戦時間3分の間にメインタワーを破壊する
・対戦時間3分間に(メインタワーを破壊できなかった場合)、より多くの“ジンチ”ポイントを確保する
以上ふたつが勝利条件だ。ここで気になるのが“ジンチ”って何? 延長は無いの? といった部分だろう。
そう、本作は“ジンチ”という概念により、延長戦が存在しない。つまり一定の条件(※)を覗けば、限りなく白黒つけられるのが特徴であり、戦略の幅を広げる要素に繋がっているぞ。
※タワーが壊されず、ジンチのポイントが完全に拮抗した場合にのみ、引き分け(両者勝利扱い)となる。
欠片のような“ジンチ”でも残っていればそこから進軍可能
では改めて本作の特徴のひとつ“ジンチ”を詳しく紹介していこう。ジンチは青および赤で縁取られた部分のことを言い、青が自分、赤が対戦相手のジンチとなる。
このジンチの範囲のみ動物たちを配置することが可能となっているのだが、実はこのルールがかなりの曲者で本作のミソとも言える。
何故ならば対戦相手にジンチをつぶされない限り、敵タワー近辺にあるジンチからでも動物を出撃させることが可能だからだ。
このルールにより、攻め続けられ、俄然ピンチ……というタイミングでも一転して攻勢にでることも可能(逆に敵から奇襲を受ける場合も……)。
とどのつまり、本作では“ジンチ”がどこにどれだけ残っているのか、といった盤面全体と対戦相手が使用する動物のふたつを気にしながら戦う必要があるのだ。プレイ自体はシンプルに行えるが、戦略性は高い仕上がりになっている。好きな人には間違いなく楽しめる1本と言えるだろう。
登場する動物たちを使い分けて勝利を掴み取れ
最後に本作に登場する動物たちについて触れていこう。本作では対戦に勝利することで徐々にオーブの数を増やすことができ、オーブが一定値を超えると所属リーグのランクが上昇する。
このリーグランクを上げていくことで、新たなリーグで待つ動物たちに出会えるようになる。出会うための手段は、ショップでの購入もしくは対戦勝利時に獲得できる“本”だ。
これをくり返していくことで最大50種類(記事公開段階で実装済み数)の動物たちを獲得可能。この中から、攻めに特化したデッキを組むか? それとも陣取りに特化し、守り切って勝利を獲得するデッキを組むかはプレイヤーの采配次第だ。
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これまでにないジンチの概念で幅広い戦略が楽しめる『ウィムジカルウォー』をこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか。