ときめーたーの概要

日常でよくある（？）トキメキシーンをものにしよう！

今回紹介するアプリは脱力系バカゲー制作でおなじみ、ハップ氏の新作『ときめーたー』。

本作は、思春期の男女に訪れるかもしれない、トキメキ溢れる瞬間を逃さないようその手につかむ、タップアクション。メーカー公式サイトも「よくある日常を恋愛アクションゲームにしました！」と言っているが、果たしてその内容とは？

瞬発力のあるバカゲーが好きな人にはオススメの本作の中身をチェックしていこう。

ハップが考える日常とは何なのかを考えさせられる、トキメキシチュエーション

本作は恋愛アクションゲーム。ステージごとに提示されるシチュエーションを打開するには、どのようなアクションを取るべきかを考えてアクションを選択するという内容になっているが、まぁ詳細は後述。

まずは、どのようなシチュエーションがあるのかを確認していこう！

結論から言ってしまうと、「よくある日常を恋愛アクションゲームにしました！」と高らかに宣言している開発者の日常を覗き見たい！

本作には、“同じ本を手に取ろうとして、手と手が触れ合い……”、“パンを咥えた少女が曲がり角に向かって走ってきて……”といった、マンガなどではベタなトキメキシチュエーションもあるのだが、「そんなことある!?」、「それときめくのか!?」といった不思議なシチュエーションのほうが多い。

たとえば少女が洞窟に閉じ込められていたり、やたらと蚊にまとわり付かれていたりといったケースが作中に登場するのだが……。そんなことって、あるのか？

いやしかし、主観でものを語るのはよくない。もしかしたら、私以外の人にとって、洞窟に閉じ込められた少女を発見するのは日常的な光景かもしれないし、周囲に蚊をまとわり付かせて歩く少女というのも世間一般ではよく見る場景なのだろう。そうに違いない。

そんな日常をよく目にしつつも、それを出会いのチャンスとして活かせたことがないという人は、本作を参考にしてみるといいだろう。

突然トキメキシチュが訪れたときのために、アクションで正解を学ぼう

本作では、そんな日常でよくある（？）シチュエーションに遭遇したとき、どうすればそこにトキメキが生まれるのかの答えを示してくれている。

それが、本作のアクション要素だ。プレイヤーは、そのシチュエーションに合わせた動きを制限時間以内にすることができれば、ステージクリアー。もし失敗しても、2回までならコンティニューが出来るようになっている。

そのシチュエーションでベストなアクションとは何なのかを、ときにはヒントを見たりしながら考え、正解を探っていこう！

たとえば、先に例として挙げた“少女が洞窟に閉じ込められる”という、（一部の人は）日常でよく見る（かもしれない）の1コマでは、ツルハシで洞窟の入り口を塞いでいる岩を叩き壊すのが正解！

ベタなシチュエーションでも、アクションの精度によって成否が変わってくる。たとえば、パンを咥えた少女が曲がり角に向かって走ってきたとき。これは言わずもがな、こちらもその曲がり角に向かって突っ込んでいくのが正解なのだが、重要なのはタイミングだ。

ここでの目的は、少女と思い切りぶつかること。少女が避けられるようなタイミングで飛び出しては意味がない。しっかりと「少女に体当たりをぶちかますんだ！」という気概を持ち、完璧なタイミングを計って飛び出さなくては正解にならないので、注意しよう。

このように、ステージによって正解となるアクションはすべて異なる。なお、アクションは基本的にタップやドラッグなどの簡単な操作で行えるようになっている。しかし、そのステージでどのようなアクションをすべきかというのは表示されないので、瞬間的にそのシチュエーションを読み解いて、正解を予測しなければならない。

これは実際に、日常でトキメキシチュエーションが起こったときのための訓練にもなると思われるので、遊びとは思わず、本気で取り組むべし！　果たしてそういったシチュエーションが日常で起こるのか否かは知るところではないが。

そんなこんなでステージをクリアーしていくと、メーターが少しずつ上昇。メーターがいっぱいになると、少年と少女の恋が……。とまぁ、本作はそんな感じのアプリだ。

ハップならではの脱力感溢れる1作となっているので、気になる人はダウンロードしてみよう！

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