レビュー
投稿日2017.11.22
バリケードを死守して群がるゾンビを吹っ飛ばせ
ある日突然降り出した緑色に染まった雨は、人々に恵みではなくゾンビ化という最悪の事態をもたらす。
それが人為的なものか自然現象なのかを議論する間もなく、世界は感染したものたちで溢れかえり、わずかに残された生存者を襲い始めてしまうのだ。
本記事で紹介する『クラッキングゾンビ』は、群をなして襲ってくるゾンビをブロック崩しに似たアクションで殲滅。銃火器をカスタマイズしながらバリケードを死守していく戦略シューティングゲームだ。
●3種類の銃火器を使った戦略的なバトル
●負けても育つ安心の育成システム
3種類の銃火器を使った戦略的なバトル
たったひとりでバリケードを死守しながら戦う本作には、RIFLEとHEAVY WEAPON、MACHINEGUNという3系統の銃火器が用意されている。
それぞれに対応したパネルをタップして武器を選択、ひっぱり系パズルゲームの感覚で射角を決めるなじみやすい操作性と、リチャージ毎に何度でも攻撃できるカジュアルな設計がとてもいい。
また、群がるゾンビを吹き飛ばすクレイモアや、列を成してバリケードに迫るゾンビを焼き払う火炎放射器といったサブウエポンが存在する。
これらは、ジェムを消費(課金orクリアー報酬)して使うもので、多用するには少々ハードルの高い攻撃だが破壊力は抜群だ。
あくまでもサブウエポンは補助的な位置づけで、基本は3系統の銃火器でゲームを楽しむことができる。
跳ね返りを狙いたいけど隙間がないときは、ショットガンやマシンガンで突破口を作り、そこをめがけてライフルを撃ちこむ。
バリケードを死守するためにはどうすればいいのか……?
リチャージ状況とゾンビの配置を考えながらの攻防は、まさにゾンビ映画を観ているようなスリリングな体験なのだ!!
負けても育つ安心の育成システム
3系統ある銃火器にはそれぞれレベルがあり、ゲーム内で獲得した資金を使って強化することができる。
また、主人公に設定されているレベルはゾンビを倒した数に応じて上昇する仕組みで、レベルアップすることで基礎ステータスのほか、扱える銃火器のバリエーションが増えていくのだ。
強化に必要な資金を稼ぐにはウェーブを制するのがベストだが、難易度が上がっていくとどうしても行き詰ってしまう。
しかし、本作では負けてしまった場合でも成績に応じた額を受け取ることができる。ゾンビを倒した数もカウントされているので、負け続けていても諦めさえしなければ必ず育つというわけだ。
シールドを装備した元警官のゾンビや炎に包まれたゾンビ、爆弾を持って迫るゾンビやヒップホップ系のゾンビなど、見ているだけで楽しくなる終末世界。
撃った部位が吹っ飛ぶ表現は少々グロテスクだが、好きな人にはたまらない要素が詰まった爽快感抜群のシューティングゲームだぞ!!
P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら
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角満&中目黒のこれ、知ってる?
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編集長!これ、どうでしょう!?