ブラックオペレーション2の概要

リアルタイムで展開する怒涛の大戦略

10年前に敗北したはずの敵勢力“ブラックレギン”が勢力を拡大。警戒態勢の最中、敵戦艦の大砲が国境付近にいた兵士3名の命を奪う。

突如仕掛けられた攻撃に対し、プレイヤーが属する軍は作戦コード“フロントライン”の発令。全世界を巻き込んだ激しい戦いに身を投じていくのだ。

本記事で紹介する『ブラックオペレーション2』は、シルエットで描かれた近代兵器を自由に編成し、強化しながら敵拠点を奪取していくリアルタイムのストラテジーゲームだ。

一進一退をくり返す気の抜けないバトル

本作にはアサルトライフルや迫撃砲を装備した兵士、20mm砲を備えた車両や強固な装甲を持つ戦車など9種類のアーミーと、巡航ミサイルやクラスター爆弾など、指示したポイントを攻撃する6種類の支援火器がある。

プレイヤーはカードデッキを組む要領でユニットをフォーメーション（編成）し、時間とともに蓄積されるエネルギーを消費して戦場に投入。画面の右奥にある敵拠点の破壊を最終目標に戦っていく。

基本はユニットが画面左から突き進む定番のタワーディフェンス。

遊びやすいシステムをベースにしているが、支援火器を使った直接攻撃や中立の見張り台を奪い合うなど、プレイヤー自身を戦闘に介入させる要素を取り入れることで戦略性に深みを与えている。

ステージ中央付近にある見張り台は防衛ラインのようなもので、破壊と占拠をくり返し互いに奪い合うことができる重要な場所だ。

低コストで足の早い歩兵を使って敵よりも先に見張り台を目指し、高コストな戦車や戦闘機といった火力の高いユニットで一気に攻め落とすなど、見張り台の維持を最優先に多彩な戦略でブラックレギオンを追い詰めていこう!!

司令部レベルに応じて拡大する戦力

ステージクリアー報酬で得るゴールドは、アーミーや支援火器の強化に使う重要な資金で、メインストーリーのなぞるミッションやプレイヤーデータと戦うPvPなど、各モードで稼ぐことができる。

また、ユニットの強化を行うと司令部に対する経験値が付与され、ランクアップすることで新たなユニットをアンロックされるのだ。

序盤は歩兵と1種類のミサイルしかない劣勢状態から始まるが、簡単なステージでいいので周回プレイを重ねていけば十分な資金を稼ぐことができる。

新たなユニットはコストパフォーマンスが悪く扱いにくいが、その分優れたものばかり。いつどんな場面で戦場に投入するべきか、出撃前にじっくりフォーメーションを考えるのも楽しいぞ!!

ゾンビも登場する多彩なバトルモード

戦いに勝利するためにはユニットの強化が必要不可欠だが、ミッションとオンラインPvPの場合は敗北すると資金を持ち帰ることができない。

そこで注目したいのが、エンドレスゾンビというウェーブ制のバトルモードだ。

これはその名の通り、ゾンビたちが押し寄せるウェーブを耐え、それに応じた額が支払われる出来高制という金策にピッタリの要素である。

なお、ゾンビが走る走らないで議論する人には難儀な設定だが、ここで登場するゾンビたちは銃火器を手際よく扱う精鋭部隊だ。

それはもうゾンビじゃないよと言いたい気持ちもわかるが、過去を振り返れば前例がなかったわけでもないので、そのへんのアレに関しては寛大な気持ちで受け入れてほしい。

ステージ攻略は長期戦になりやすく、爽快感を感じられるようになるには、ある程度ユニットをアンロック＆強化する必要がある。

序盤から金策ありきの周回プレイになりがちだが、司令部レベル4でアンロックされるエンドレスゾンビモード以降は、一気にプレイが快適になっていく。

まずはそれを目標にコツコツと兵力を蓄え、敵勢力“ブラックレギン”を制圧（できればゾンビの謎も明かしてほしい）を目指していこう!!

P.N.深津庵
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