天啓パラドクスのレビュー・評価情報まとめ

『天啓パラドクス』好みの美少女を見つけてトコトン育て上げよう！本格3DタクティクスRPGのアプリ版を先行プレイ

投稿日 2022.04.25

やり込み要素満載の新作RPGがいよいよスマホでも遊べる！

EXNOAとKMSが贈る新作3DタクティクスRPG『天啓パラドクス』のアプリ版が、2022年4月26日より配信される。

本作は、かわいい美少女やモンスターを操作して敵と戦っていく戦略性の高いタクティカルRPG。バトルだけでなく、モンスター配合をはじめとする育成要素がサービス開始時点とは思えないほど充実しており、非常に遊び応えのあるタイトルとなっている。

今回、配信に先駆けてプレイする機会を得たので、本記事にてゲームの魅力を紹介していこう。

※画面は開発中のものにつき実際の仕様とは異なる場合があります。

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3Dキャラがかわいく動くタクティカルバトル

本作のバトルは、マス目状のフィールドでユニットを動かしながら敵の全滅を目指すシステム。

キャラクターごとに一度に移動できる距離や射程範囲が異なるため、敵の攻撃範囲などを確認しつつ、最適な行動を取ることが求められる。相手の射程範囲から外れつつ、遠距離攻撃ができるユニットでHPを削っていくなど、戦略を練って戦うのが基本的な立ち回りだ。

とはいえ難しい内容ではまったくなく、オートモードも用意されており初心者でも遊びやすい。オートでもいいけど、手動プレイならもっと戦略的な戦いかたもできる、といった具合だ。

ちなみにオートモードもユニットの戦略を指定でき、全力でスキルを使うか、HP回復などを優先するかを事前に決められる。よほどレベル差が開いていなければ、オートでも大抵の敵は倒してくれるだろう。

バトルでポイントになるのは、ユニットそれぞれが保有するスキルと属性だ。

ユニットは通常攻撃のほか、TPを消費して発動するスキルも覚えており、これらを利用した戦術を考えるのがプレイヤーの役割となる。

属性相性もあるのだが、こちらはバトル中もわかりやすく表示されるのがありがたい。

スキル発動前には、その攻撃が敵に対して有効かどうかを教えてくれるので、システムの理解が追いつかない序盤はとくに助けられた。

大量のTPを消費することになるが、スキルの中にはいわゆる必殺技のようなものも存在。

3Dのかわいらしいユニットが、カッコイイ演出とともに強力な技をくり出してくれる。

そのほか、一風変わった要素としてはモンスターを召喚する機能がある点だ。

事前に編成しておいたモンスターをフィールドに召喚することができ、バトルの手助けをしてくれる。不足している属性を補ったり、シンプルな戦力強化に使える頼もしい存在だ。

また、このモンスターを育成する要素も用意されており、戦術の幅を広げてくれる。バトルのルールは覚えてしまえばシンプルだが、キャラやモンスターの育成要素に触れることで、より戦略的な戦いを楽しめるのが本作のバトルの魅力だ。

トコトンこだわれるモンスター配合は終わりが見えないほどの充実度

キャラクターの育成要素は、レベルアップや覚醒（同キャラを使ったステータスアップ）といった定番の要素以外に、いくつかバリエーションがある。

キャラクターに装備させる武器や防具、そしてバディー（モンスター）の存在。また、任意のスキルを使用可能にする、スキルの書なども戦略の幅を広げてくれる。

そういった育成要素の中でもとくにプレイヤーを没頭させるのは、間違いなくモンスター育成になるだろう。

モンスターはクエストを攻略した際にゲットできるほか、自分で配合して作り出すこともできる。それぞれが特性やスキルを所持しているため、戦闘中に召喚すると頼もしい味方となってくれるのだ。

そんなモンスターを作り出す配合の要素は、4つの素材を消費するとランダムで生み出せる形式。ガチャではなく、ゲームをプレイしていると手に入る素材だけで配合可能だ。

素材をどれだけ利用するかも自分で決められるが、多く使えば高レアのモンスターが出やすい印象を受けた。今回の先行プレイでは細かく調査はできなかったが、投入する素材量によって出現モンスターの傾向が変わる、いわゆるレシピ的なものも存在するかもしれない。

そうして完成したモンスターは、キャラクターと同様レベルアップやスキル強化ができる。キャラとモンスター、ふたつの育成軸があるのが本作の特徴だ。

この配合の要素は、強いモンスターが完成したらそこで終わりとはならないのがおもしろいところ。

育成には継承という要素があり、ほかのモンスターの持つ特性を3つまで任意の一体に引き継げるのだ。理想の強さを持つモンスターを作り出すために、優秀な特性を持つ三体を配合する。追求するとキリがないほど奥が深い要素なので、やり込み要素が好きな人はとくにハマりそうだ。

放置でレベルアップも楽々！遊べる要素はモンスター配合以外も盛りだくさん

キャラやモンスター育成が充実している本作だが、放置要素があるため育成自体はさほどハードルが高くないのも魅力だ。

“ミルハウス”では一定時間おきに育成アイテムを集めてくれるほか、指定したキャラやモンスターのレベルを上げてくれる施設がある。この施設のおかげで、育成が追いつかないキャラなどは放置してレベルを上げておけるのがありがたい。

また、キャラクターのレベル上限を上げるランクアップの素材や、装備なども各種クエストで簡単に手に入る。

一度パーフェクトでクリアーしたクエストならスキップも可能で、素材集めで苦労することはなかった。スキップ以外にもオート周回や、時間をかけてオフラインで指定回数クエストをクリアーする遠征周回といった機能もあるため、プレイ時間の取れないプレイヤーでも遊びやすいのもポイント。

モンスター配合以外にも、手に入れた装備にランダムで特性を付与するといった育成要素もある。

全体的に手間はかからないが、やり込むと奥が深いコンテンツが多いため、ライトユーザーからヘビーユーザーまで、幅広い層が楽しめるゲームという印象を受けた。

強力な敵に挑む試練の祠などの高難度コンテンツもあるので、頑張って育て上げたキャラやモンスターを活躍させる場面には事欠かない。

遊び応えのあるタクティカルRPGをお探しの人は、ぜひ一度プレイしてみてはいかがだろうか。