レビュー
投稿日2021.03.14
対照的な2人が世界を動かす立体パズル
押してはならない赤いボタン
誰もがそのことを知っているとある世界でまさかの事態が発生。
うっかり押してしまった“ヘイト”の子どもは異空に消失。“ラブ”と協力して探索の旅に出るのだ。
本記事で紹介する『About Love and Hate 2』は、異空をつなぐ赤いボタンを介して各地をめぐり、コインを集めながら子どもを捜していくパズルゲーム。
立体的な地形を多角的に見渡し謎を解く、パーフェクトを目指して何度でもチャレンジしたくなる脳トレ体験の始まりだ。
ゲームの見どころ
●押すか引くか!? 2つのチカラで謎を解こう
●コインを集めて開かられる隠された世界
押すか引くか!? 2つのチカラで謎を解こう
ツンとした頭がトレードマークの“ヘイト”は遠ざけ、白い花を頭に宿す“ラブ”は引き寄せる。
それぞれ特化した能力を持つ2人を自在に切り換え、コインを集めながら各空間の赤いボタンを目指すのがおおまかな流れだ。
画面左下にある反時計回りを示すボタンを使えば1手ずつ逆戻りもできる。
さらに、時間制限がじっくり考えられるので、気楽にいろいろ試せるのも遊びやすいと感じた大きなポイントだ。
画面を回転させて複雑に入り組むステージを観察。
ゲームを進めていくと洞窟のような抜け道やユニットを飛ばすギミックなど、さまざまな変化を楽しむこともできる。
足場となるユニットたちを引いたり押したり、消えてしまった子どもを探して全160ステージの謎を解き明かしていこう。
コインを集めて開かられる隠された世界
ワールドマップ上にある黄色のカギはコイン40枚を使ってアンロックする特殊なステージ。
通常モードとはガラリと変わった雰囲気を味わえるおもしろい要素だ。
雰囲気としては第1作目『About Love and Hate』をさらに簡略化したようなデザイン。どこか懐かしく味わいのある特殊ステージがとてもよかったぞ。
P.N.深津庵
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