レビュー
投稿日2020.12.19

ボックスが飛んで張り付く浮遊体験
広大な宇宙空間に構築された赤と青の壁をシンセウェイブなサウンドに乗せて駆け上がっていく。
それが本記事で紹介する2Dアクション『Astrogon』だ。
同じ輝きを放つ壁に張り付き跳ねてゴールを目指す。
多彩なギミックを駆使したノンストップアクションと、ステージを自作できるクリエイティブモードに注目だ。
ゲームの見どころ
●頭の体操にも最適なジャンプアクション
●世界に配信できるクリエイティブモード
頭の体操にも最適なジャンプアクション
シンセウェイブとは、おもに1980年代のゲームやカートゥーンなどの影響を受けた電子音楽のジャンルであり、レトロウェイヴやフューチャーシンセとも呼ばれるその年代の多彩なカルチャーを示すもの。
本作はそうした時代の空気を感じさせるネオン管の輝きに包まれたステージとサウンドで構築された2Dアクションゲームだ。
赤と青、反する色の壁に触れれば即ゲームオーバー。
画面の左右をタップすると跳ね上がるボックスを、対応する色に変化させながらゴールであるワープを目指していこう。
また、黄色の粒子はジャンプの起動を変え、紫色の粒子に触れれば8秒のあいだジャンプ力が2倍且つどの壁にも触れることができる。
それら粒子の種類と配置からステージの特性を分析、どういった手順で進めていくかを考えていくことが重要だ。
なお、ハイスコアを狙うにはステージ上に点在する星の回収が必須だ。
星の数は全部で3つ、壁に張り付き滑り降りながら角度を調整するなど、いろいろな工夫も欠かせない。
刻一刻と変化するステージを冷静に見極め、その先にあるワープとハイスコアを目指していこう。
世界に配信できるクリエイティブモード
ソロモードに登場するすべての粒子や壁を自在に配置してオリジナルのステージを作れるクリエイティブモード。
直感的なステージ作りはもちろん、記録されたボックスの軌道を参考に調整できるテストプレイなど、このモードはとてもシンプルで扱いやすい。
また、他のプレイヤーが自作した既存のものを上回る高難度なステージにチャレンジすることができる。
1つのステージ枠を獲得するには星が20個必要。数千個使うスキンの交換と比べれば手が出しやすい。
ソロステージをクリアーしたとき、動画広告を再生すれば星の獲得量が2倍になるので、そのへんの機能をうまく活用してクリエイトを楽しむといいだろう。
P.N.深津庵
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