【新作】不死の身を呪い有限の命を求め旅立った男のダークファンタジーRPG『ダークブラッド2』

投稿日 2020.05.03

前作をはるかに上回る期待の最新作

時の王バトスが魔王の血を引く不死身の男を拘束。忌むべき血統を絶やすことを目論むのだが男は脱走。

その後、男は悪魔に魂を売ったバトスを討ち、みずからが不死の呪いを解くための旅を決断する。

本記事で紹介する『ダークブラッド2』は、生と死を司る冥王のチカラで呪いを解かれた男の数奇な運命を描くダークファンタジーRPG。

前作をはるかに超えるクオリティで展開する大冒険の始まりだ。

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ゲームの見どころ
●カードを駆使して未開の地を踏破するターンバトル
●死をくり返し知恵とチカラを身につける育成要素

カードを駆使して未開の地を踏破するターンバトル

不死の呪いから開放されて数年、男は不治の病に侵される。

「やっと穏やかな死を迎えられる」

男は薄れゆく意識の中で微笑み、待ち望んだ最期を迎えたはずだったのだが、見知らぬ人間に魂を宿し再び覚醒してしまう。

本作は呪いを解いてくれた冥王と2人、偶然立ち寄ることになった街を拠点に人々の依頼を解決しながら、奪われてしまった“死者の魂をあの世に送るための聖杯”の奪還を目指していく物語。

死を望む男にとってこれは人生最大のミッションだ。

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前作は拠点すらなく、単身でダンジョンを行き来するのみ。ダンジョンも前進と振り返るしかできなかったミニマムな世界だった。

それに対して本作では、鍛冶屋や宿屋などの施設が集まる拠点があり、酒場に集まるキャラクターからクエスト情報を集め、交流を深めれば仲間にできるといったRPGらしい要素が盛りだくさん。

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また、物理(青)と魔法(赤)2種類のカードを使ったバトルは、同色で組み合わせれば効果がアップ。敵側にフリックすると攻撃、手前にフリックすれば防御(赤の場合は回復)といった具合に前後の出し入れで使い分けていく。

さらに、同じ数字の物理と魔法カードを組み合わせるとスキルカードを生成。装備している武器に依存する特殊な効果を発揮する。

カードを組み合わせる前作からのシステムと、前後のアクションで効果が変化する新たな攻守の駆け引きは、スマホだからこそできるシンプルな操作感だ。

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死をくり返し知恵とチカラを身につける育成要素

聖杯を奪われ冥界に行けず、見知らぬ肉体に魂を宿すことになった男。魔王の血を引くものもこの状況では最弱レベルといっていい。

人々からの依頼を受けダンジョンを探索していくのだが、雑魚モンスターが相手でも序盤は簡単に命を落とすだろう。

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この死に戻りをくり返してレベルアップ、徐々に進行できる階層を広げていくプロセスは前作から続くシステム。

そこに本作ではランダムマップと分岐する道、さらにスタミナの概念を取り入れることで緊張感が格段に増している。

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どんなに短い人生にも必ず意味があり、その積み重ねが男を育て強敵をねじ伏せるチカラになっていく。

急がば回れ、最初は簡単な依頼にも手こずるが、それは誰もが歩む道。30分もプレイしていれば過去の自分が可愛く思えるくらいには成長していくだろう。

大切な聖杯を奪ったのは誰なのか。

改善すべき細かな要素は今後のアップデートに期待。ストーリー性が格段に増した今作にぜひチャレンジしてもらいたい。

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P.N.深津庵
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ゲーム情報

タイトルDarkBlood2 ~ダークブラッド2~
対応OSiOS/Android
配信日iOS:2020年3月10日
Android:2020年3月10日
価格無料(アプリ内課金あり)
ジャンルRPG
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