レビュー
投稿日2020.03.14

好物のリンゴを求めて縦横無尽の大冒険
驚異の跳躍力で追い求めるのは大好物の真っ赤なリンゴ。
引っ張り操作で入り組む大自然を飛んだり張り付いたりしながらリンゴを目指すのが、本記事で紹介するパズルアクション『Early Worm』だ。
ゲームの見どころ
●ミミズの満腹度を満たす全80ステージ
●引っ張るだけじゃない多彩な仕掛け
ミミズの満腹度を満たす全80ステージ
食べ物の色で体色が変化するザリガニのような原理なのか。
リンゴのように真っ赤なミミズをスワイプで引っ張り飛ばしてリンゴまで誘導。角度や引く強さを調整するなど、大胆かつ繊細な駆け引きを楽しめるのが本作の魅力だ。
粘着性のある黄色い場所に当てれば張り付き、紫色のキノコに接触すると飛ばされるなど、リンゴを食べたいミミズの行く先にはさまざまな自然環境が立ちふさがる。
張り付くといっても安定性は悪く、ミミズはプルプルと動いてしまうし、どこに飛んでいくのかわからないキノコはもはや見守るしかない。
物理演算のかかったミミズを引っ張り操作で制御。変動を起こす足場など法則を解読し、規定のターン内にリンゴを食べてハイスコアを目指していこう。
引っ張るだけじゃない多彩な仕掛け
自然環境を活かした大冒険の中には、数々のパズル要素や奇抜な仕掛けが登場する。
積み上げられたブロックの最上部にあるリンゴ。シーソーのような原理で稼働する板やタマゴの運搬など、ステージを進めていくごとに遊びの幅が広がっていく。
例えば、ミミズをボールに見立てて左右のフリッパーでリンゴに導くピンボールのようなステージ、重たい箱に入れられ沈められた水中ステージなど、思いがけない仕掛けがプレイヤーを待ち構えている。
引っ張るだけじゃ先に進めない多彩な仕掛けを、プルプル動くミミズのように柔軟な発想力で攻略していこう。
P.N.深津庵
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