十の石心、新たに4名の情報がふわっと追加
今月半ばに公開された紀行PV“誓環の石心・天秤の両端”はみなさんご覧になりましたか?
さまざまな部署が存在しますが、星神・クリフォトの使令のダイヤモンド率いる戦略投資部はエリート揃いで、そのメンバー10名は“十の石心”と呼ばれています。
さて、公開された紀行PV“誓環の石心・天秤の両端”では、先のピノコニーでの一件をめぐり、アベンチュリンが資格剥奪の懲罰会議にかけられている様子が映し出されました。
アベンチュリンの働きもあって、スターピースカンパニーはピノコニーの株式を手中に収めることに成功しましたが、その過程でアベンチュリンは「命と同等に扱え」と言われた基石を砕いてしまいます。
彼は十の石心として相応しいのか、否か。それを投票で決める、という流れです。
十の石心は、その通り名の通り、10名前のメンバーから構成されています。
これまで実装されたキャラクターはトパーズ、アベンチュリン、ジェイドの3名。
そしてこの紀行PVで、全メンバーの名前が出てきました。
それぞれちょっと掘り下げていこうと思います!
アベンチュリン
- 基石:博戯の砂金石
- 能力:変身、身体強化(?)
- 石言葉:心の安定、家庭円満
- 本名:カカワーシャ
- 声:河西健吾
ストーリーを見た方ならわかると思いますが、彼にとって自分の命はチップと同等でしかないので、“命を同等に扱う”と誓約を交わした基石を砕いちゃうのは、「そりゃあそうなる」という感想ですよね。
ピノコニー編では過去も含めかなり掘り下げられたキャラクターなので、判明している部分は十の石心メンバーの中でも最も多いと思います。
基石の能力は変身、身体強化系。基石が砕けた状態でアレですから、本領発揮したらどれだけ強いのか……。
また、砂金石は翡翠の模造品として使われることもあると、ストーリー内で触れています。
それを利用してサンデーに一杯食らわせようとしていましたね。
翡翠といえばジェイドですが、彼女は奴隷だったアベンチュリンを“アベンチュリン”に取り立てた人でもあるので、なんかこう、感じ入るものがありますよね……。
スギライト
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:癒やし
- 本名:不明
- 声:高橋広樹
PV内では豪華な食事を楽しんでいる様子が描かれていたので、もしかすると美食家なのかもしれません。
そして、票決はアベンチュリンの追放に1票。
アベンチュリンを皮肉ったセリフも発しており、彼にはあまりいい印象を抱いていない様子。
とはいえ、PVラストではオパールのことも突いていたので、スギライト自体が皮肉屋、他人を信頼しない性格、という可能性もあり得ます。
スギライトの石言葉として“癒やし”が挙げられますが、なんとなく、ほど遠い感じはしますね。あ、いや悪口じゃないですよ。
トパーズ
- 基石:徴収の黄玉
- 能力:不明(アベンチュリンのようなビジュアル系ではないとのこと)
- 石言葉:成功、希望、誠実、友情
- 本名:エレーナ
- 声:南條愛乃
十の石心の中でも比較的穏健なほうとされ、人情も取引材料のひとつとしているスタンスが伺えます。
Ver.2.3で追加されたストーリー内で、本名はエレーナだということも判明しました。
懲罰会議では、アベンチュリンの残留に票を入れています。
ピノコニーではともに作戦を成し遂げたこともあり、また、同僚として彼の腕を信頼している描写もありましたので、当然と言えば当然ですね。
ジェイド
- 基石:貸付の翡翠
- 能力:不明
- 石言葉:繁栄、長寿、幸福、安定
- 本名:不明
- 声:三石琴乃
“ポーンショップヒスイ”という趣味と実益を兼ねた質屋を経営しています。
Ver.2.3で彼女の質屋を利用したお客の願いと質草を見られますが、端から見れば“何かを手に入れるためにすべてを失う”ように見えるようなものばかり。対価としては妥当なのかもしれませんが……。ちょっと愉悦勢みたいな楽しみ方してますよね、ジェイド。
しかし一方で、孤児院の子どもたちに資金や物資の提供を惜しまない慈善家としても知られています。
どちらが彼女の本当の顔なのか。はたまた、どちらも本当の姿なのか。
懲罰会議の票は、トパーズと同じく残留に入れています。
“結果を重視する”というダイヤモンドの方針に従った結果ではありますが、筆者的にはアベンチュリン個人に対する情けも含まれていたんじゃないかなと思います。
サファイア
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:慈愛、誠実、徳望
- 本名:不明
- 声:不明
入れたのは追放の票。
パールによれば、サファイアは“誓約を重視する”性格で、懲罰に賛同したとのことでした。
クリフォトの熱心な信仰者という可能性もありますし、騎士のように誓いを遵守するスタンスなのかもしれません。
サファイアらしきビジュアルもチラッと出ていましたが、剣が描かれていますね。まさか、双剣使いなのか……?
アゲート
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:人間関係
- 本名:不明
- 声:不明
が、オブシディアンに「アゲートはわたくしに伝言を頼むくらいですから、死んだのでしょう」と言われているのが気になる……。
アゲートとは、赤っぽい瑪瑙のこと。
そのアゲートの基石が、あの、仏壇の高月(※)っぽいところに捧げられちゃっているんですけど……。
アゲートらしき人物のシルエットを見るに、どうも人間というよりは冥火大公のような人外系な予感もします。
そして、こうも“死”を連想させるようなモチーフを出されると、死に関連した能力か何かを持っているのかもしれません。
ちなみに、票はオブシディアンといっしょに追放のほうへ入れられていました。
オブシディアン
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:集中、不思議、潜在能力の開花
- 本名:不明
- 声:上坂すみれ
コウモリっぽい生き物も従えていましたから、吸血鬼がモチーフのようです。
PV内の言動から、残酷で残忍(しかも無邪気)な性格なのではないか、と伺えました。
票も追放へ1票。彼女の性格から察するに、当然ですね。
トパーズやアベンチュリンなど、わりと穏健派だと言われているメンバーが先に実装されていますが、オブシディアンのような“見るからにヤバそう”なキャラクターも楽しみです。
アンバー
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:幸運、優しさ、愛
- 本名:不明
- 声:不明
パールが代行で票を入れていますが、アンバーの順番が回ってきたとき、追放のほうへ票が傾いているのを見て“公平さを保つ”ために残留へ票を入れているからです。
この行動から察するに、アンバーは正義か悪か、というよりも公平か不公平かで物事を判断するのでしょう。もしくは、事なかれ主義だという可能性もあります。
パールがアンバーを“彼女”と呼んでいたので、きっと女性のキャラクターだと思います。
しかし、ひとつ気になる点が。
アンバーとは琥珀のことですが、星神・クリフォトの別名は“琥珀の王”。
星神と同じ名の基石を持っているアンバーはどういう立ち位置なのでしょうか。
ダイヤモンドのようにメンバーを束ねる立ち位置でもないし、おそらく使令でもありません。
クリフォトのもっとも敬虔な信仰者、クリフォトにもっとも近い志を持つ者、といった予想はできますが、まだ何とも言えませんね。
パール
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:健康、富、無垢
- 本名:不明
- 声:安野希世乃
また、パールはオムニックであることが判明しました。
オムニックとはピノコニー編で初登場した無機生命体。生まれながらにして機械の体であり、プログラムで動いています。
なぜオムニックであるパールが十の石心メンバーとなったのか、背景が気になるところですね。
オパール
- 基石:不明
- 能力:不明
- 石言葉:純真無垢、歓喜
- 本名:不明
- 声:岸尾だいすけ
もしかしたらピピシ人のような、背丈が小さい種族なのかもしれませんし、純粋に子どもの可能性もあります。
周囲の反応から察するに、オパールはダイヤモンドにつぐ実力者ではないかと思われます。
つまり、ほとんど顔を出さないダイヤモンドに代わって、十の石心の実質的トップと務めているということ。
また、オパールを語るときに出てくるキーワードは“犠牲”。
どうやら、彼は目的のためなら犠牲もいとわない、というスタンスのようです。
その犠牲が物であれ、惑星であれ、人命であれ。
だからこそオパールは、命と同等とされる基石を砕いたアベンチュリンを残留させました。彼は命を犠牲にして結果を出しましたからね。
以上、紀行PVで判明した十の石心メンバーの紹介でした。
全キャラクター、プレイアブルとして実装してほしい! という願望も込めて、今後の活躍に期待したいと思います。