新シナリオを先行体験！1周は25〜35分目安

2024年6月26日の実装が予定されている『ウマ娘』の新シナリオ“収穫ッ！満腹ッ！大豊食祭”（以下、豊食祭）。

ファミ通Appではその事前プレイの機会を得られたため、そこで判明したストーリーやシステムの概要、そして実際に育成をしてみての所感を紹介していく。

※リリース時のゲームバランスと異なる可能性があるため、具体的なパラメータ・数値などは記載しておりません

豊食祭 シナリオ概要

豊食祭では秋川理事長を中心にストーリーが展開。トレセン学園生のためにと、秋川理事長が“理想の食”を求めて農作物の世話や品種改良など、さまざまな奮戦をしていたことが語られる。

そんな折、とあるキッカケで学園の畑で採れた農作物のクオリティが劇的に上がり、試食した生徒たちからも大好評を得ることに。

この好機を活かすべくトレセン学園生とトレーナーが一丸となり、畑の発展や収穫、新たなレシピの考案などに尽力することになる。

シナリオの尺としては“U.A.F”と同様。育成ウマ娘の個別ストーリーがありつつ、最後にURAファイナルズに挑戦するタイプだ。なお本シナリオは短距離・マイル向けとなっている。

またシナリオ中では以下の期間で“試食会”が実施される。最後はシニア12月後半の“大豊食祭”で、ここで“大満足”以上の結果を出すことが大目標となる。

ちなみに料理シーンはもちろん、食事のアニメーションも新規。おいしそうにご飯をパクつく愛バの姿に、思わず頬が緩むことうけあいだ。

トレーニングで野菜をお手入れ＆収穫！

豊食祭の骨子となるのが、野菜の収穫と料理。まずは収穫について解説していこう。

収穫できる野菜は各トレーニングに紐付いており、これに従って“お手入れ”をすることになる。

■収穫できる野菜とトレーニングの相関

野菜は4ターンに1回の頻度で収穫。これらを元に料理を作れるが、トレーニングですぐに野菜が手に入るわけではない。ただし夏合宿とURAファイナルズの開催中は例外。ターン毎に野菜を収穫できるようになる。

なお本シナリオはU.A.Fとは異なり、賢さトレーニングでの回復が可能。ただし保管できる野菜の上限は決まっている。賢さを集中的に踏むと、いちごの保管数だけ溢れかえってしまうので注意が必要になってくるだろう。

野菜のストックは基本的には対応したトレーニングに準じるが、友情トレーニング発生時などは“お手入れ”が“全力お手入れ”に変化。全力お手入れでは収穫数がアップするほか、他の野菜の収穫数を上げることが可能だ。なお野菜の収穫数はトレーニングだけでなくお出かけ、お休み、レースでも上げられる。

野菜にはそれぞれ1〜5のLvが設定されており、所定の“畑Pt”を使うことでLvがアップ。料理で追加効果を得られるようになる。

野菜Lvが上がっていくと保管数の上限や追加の収穫数も上昇するため適宜上げていく必要はあるが、使える畑Ptには限りがあるため、状況に応じて優先度を考えていくことになりそうだ。

料理でトレーニングの効果をアップ!

料理を作ると、特定トレーニング効果アップなどの効果をターン限定で得られる。メニューのラインアップは、1年ごとに増えていく仕組みだ。

作成にはそれぞれ所定の素材が必要となるため、ストックしている野菜やつぎの収穫で得られる野菜の数も考慮しつつのやりくりが求められる。

ただし初期から作れるサンドウィッチと野菜カレーには絆ゲージアップの効果もあるため、すぐに使ったほうが友情トレーニングを早めに発生させやすくなるので、これはタイミングを見つつも早めに処理したほうがよさそうだ。

さらに料理を作ると“お料理Pt”が加算される。定期的に開催される試食会には“大満足”に必要なPtが設定されており、1ターンに作れる料理は1品のみ。できれば友情トレーニングに合わせピンポイントで作っていきたいが、出し惜しみすると“大満足”に届かない状況もあり得るため注意したい。

料理は“大成功”するとより高い効果を得られる。基本的には設定された確率通りの結果が得られるようだが、“クッキングゲージ”が最大の際には確定で大成功に。ゲージ最大時に料理で大成功すると、クッキングゲージはリセットされていた。

プレイヤーの食欲も刺激する良シナリオ

アスリートたるウマ娘にとって、体作りの基本と言える“食”は欠かせない。小食など一部例外はあるものの大半は健啖家で、中には度が過ぎた大食いウマ娘もいるほどだ。

これらの点から、今回のシナリオは『ウマ娘』の世界観と好相性な題材であり、ストーリーでは農作物の手入れに関する豆知識も散りばめられているため、ただ楽しいだけでなくちょっと得をした気分になった。

自給自足の野菜で美味しい料理を作り、トレーニングに活かしていく様は健全そのもの。食事シーンにも力が入っており、目にも美味しいシナリオと言えるだろう。筆者自身、食べることが大好きなためバイアスはかかっていそうだが、個人的には非常に好感が持てるシナリオだった。

以下、試遊会で確認できた要素を紹介していこう。

プレイ時間は、シナリオをじっくり読みながら進めて約1時間半。育成重視でパパッ進めた際には、約35分だった（どちらも育成終了後のスキル選択は除く）。システムに慣れていけばU.A.F. と同様に30分以内で周回していけそうな印象だ。

ちなみに今回の試遊会で筆者はシナリオリンクキャラのひとりであるカツラギエースを選択。テスト環境のため具体的な性能は省くが、シナリオの中心的人物である秋川理事長の友人サポカも利用できた。

ちなみにシニア10月前半には選択式のイベントが発生し、対応したウマ娘を育成している or 対応キャラのサポカを編成していると、レアスキルのヒントをもらえる仕組みのようだった。

なおカツラギエースに関しては、「シニア期に目標レース以外でも2勝+ジャパンカップ勝利」で大逃げの取得を確認。大逃げの取得条件は、ウマ娘個別ストーリーがあるタイプのシナリオと同条件と思われる。

シナリオの注目ポイントについても少しふれていこう。

本シナリオでは、試食会と“大豊食祭”で“大満足”を発生させるために所定の“お料理Pt”が必要となるが、これに関しては適宜料理を作っていればいずれも達成しやすく、難しくはなかった。

しかしシニア12月後半の“大豊食祭”には、“大満足”を越える隠された最高ランクの評価がある模様。

プレイ2回目ではこれを意識し、“大豊食祭”の前に各野菜Lvを4にするなどを試してみたが、その評価を取ることはできなかった。

条件について問い合わせたところ「詳細は伝えられないが、条件自体は設定されている」とのこと。

U.A.F. シナリオでは全15種目を欠かさず勝利することで、育成終了後に得られるパラメータやスキルPtが大きく上昇するが、恐らくこれに近い恩恵を得られるものと思われる。U.A.F. シナリオでの競技全勝については、筆者の場合は少しミスをするといまだ達成できない状況にある。大豊食祭シナリオでも、同等の難度でその最高ランクの評価が発生するかもしれない。

なお本シナリオは短距離・マイル向けといった印象。これらの距離に向けて育成した場合、スタミナ練習に紐付いた“にんにく”は自ずと入手しにくくなるが、料理全体から見た野菜の使用頻度は以下となっている。

今回は通しプレイを2回実施したが、その両方でスタミナカードを未編成だったものの、にんにくのストックにはある程度余裕が出る結果となった。短距離・マイル向けということを考えると、妥当性のある優先度だろう。

最後になるが、料理としてはURAファイナルズから作れるようになる“GIプレート”の効果が圧倒的に高く、これに向けての野菜ストックが非常に重要と感じた。

GIプレートは、クライマックスシナリオでのメガホン、アンクル、ハンマーの効果を合わせ持ったような超優秀な料理。URAファイナルズの時期に、トレーニング・レースで計6回食べさせることが育成の理想系になりそうだ。

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ウマ娘 プリティーダービー

対応機種	iOS／Android／ブラウザ
価格	無料（アプリ内課金あり）

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メーカー	サイゲームス
公式サイト	https://umamusume.jp/
公式Twitter	https://twitter.com/uma_musu
配信日	配信中
コピーライト	（C） Cygames, Inc.