【逆転オセロニア】“オセロニアンの戦2023”地区予選リポート（東北編）

壇上でマナデッキが大活躍！ ドーモ、世界のザキヤマです。 今回は、2023年11月23日に開催された“オセロニアンの戦 2023”の東北地区予選の様子をお届けしていきます。 “オセロニアンの戦 2023”は、同年12月17日に行われる『逆転オセロニア』最強のプレイヤーを決める大会で、昨年に引き続きの開催となります。 本稿では、その6回目の予選となった東北会場の様子をお伝えします。 ⇒“オセロニアンの戦2023”公式サイト ⇒大会ルール 会場となったのは、仙台のイベントホール松栄。参加者は90名、予選の対戦数は“9”となりました。 決勝リポート 予選を勝ち抜き、地区大会決勝トーナメントに駒を進めたのは、以下の4名。 1位：けいてぃ選手 2位：うっちー＠皐月選手 3位：ふかん選手 4位：Yappy会長選手 準決勝第1試合 けいてぃ選手 VS Yappy会長選手 第1戦 先攻：けいてぃ選手 後攻：Yappy会長選手 けいてぃ選手は閃撃デッキ、Yappy会長選手はギルガメッシュデッキ。 先攻のけいてぃ選手は、初手から玄壱による好調な滑り出し。2手目は長考のうえ、アルドを風車に打っていきます。3手目もじっくり考えた後、辺置きでアルメンダリスを使用。 Yappy会長選手は召喚駒を増やしつつ順当に立ち回り。対するけいてぃ選手は、5ターン目に確定導線を設置。続けて癒閃でHPを高めに保っていきます。 しかしYappy会長選手の導線も空いており、九天玄女などの特殊アタッカーも絡め効果的にダメージを与え、1戦目は同選手が勝利しました。 第2戦 先攻：けいてぃ選手 後攻：Yappy会長選手 互いにリアンツィールデッキによるミラーマッチ。Yappy会長選手は初手から銀志郎を引けており、毎ターン300の追加ダメージが担保されています。 Yappy会長選手は2手目の闘化ブランジェッタを使用。相手の立ち回り次第で召喚3体はできない配置ですが、選択を迫る打ちかたとも捉えられました。 対するけいてぃ選手は、コンボをつなげ盤面よりも早期決着を目指す選択。 6ターン目でHPは拮抗。Yappy会長選手はエンデガでブランジェッタのバフコンボをつなげられるものの、飛ばすことは難しいHP。メイクレアのベノムヒールで1ターンを回していきます。 けいてぃ選手は、ブランジェッタの横に罠のマイティを設置。Yappy会長選手はこれを読み、直接返しで罠ダメージは免れますが、ギリギリでフィニッシュには届かず。2戦目はけいてぃ選手が巻き返しました。 第3戦 先攻：Yappy会長選手 後攻：けいてぃ選手 Yappy会長選手は、周年レグストップの竜デッキ。けいてぃ選手は神殴り。Yappy会長選手のチャージ竜は、極めてめずらしいデッキチョイスです。 先攻のYappy会長選手は風車に進行。けいてぃ選手は2ターン目にフギン＆ム二ンを置ける最適な進行です。 けいてぃ選手はエクレルをX打ち。Yappy会長選手はリロ＆レルのツインスキルで氷結を選択、Xを囲いつつコンボ発動を阻止。続けてのマロニィの氷結でルビーの導線も封じ、会場を沸かせました。 6ターン目、Yappy会長選手は獄炎のアベルを使用し被ダメージ減。さらにバーストバリアのエストレーリャを返せないマスに設置し、コンボ導線を構築します。続けて周年レグスでエストレーリャのコンボを発動するものの、フィニッシュには届かず。 最終的には、エンデガによる大ダメージでけいてぃ選手が勝利。決勝に進出しました。 準決勝第2試合 うっちー＠皐月選手 VS ふかん選手 第1戦 先攻：うっちー＠皐月選手 後攻：ふかん選手 うっちー＠皐月選手は格闘アスリーンリーダーのマナデッキ、ふかん選手は閃撃デッキ。マナデッキは今年の壇上では初の使用となり、どう転ぶかわからない展開となりました。 うっちー＠皐月選手は風車に進行しつつ、3手目の辺にウィブサニアを設置。 ふかん選手はB3にニルスを使用。うっちー＠皐月選手はこれを直接返し、コンボダメージを与えつつ辺を取っていきます。 5ターン目、ふかん選手はトモルでダメージを与えていきますが、うっちー＠皐月選手はハロウィン・メーティス or ウィブサニアの確定導線を作成。続けて、エステルでウィブサニアのコンボを発動させ1戦を制しました。 第2戦 【初戦】 先攻：うっちー＠皐月選手 後攻：ふかん選手 【再戦】 先攻：ふかん選手 後攻：うっちー＠皐月選手 うっちー＠皐月選手は進化ヴィーナストップの魔デッキ、ふかん選手はマニアトップの魔デッキ。うっちー＠皐月選手の独自性の光る駒選びに、またも会場が沸き立ちました。 うっちー＠皐月選手はXに進行。ふかん選手のマニアの辺置きを遅らせつつ。ヴィーナスのコンボも活かしていきます。 HPとしてはうっちー＠皐月選手が有利ながら、ふかん選手はウケモチのコンボでのリカバリー。ふかん選手がヴィーナスでサマー・ゾノバ2枚を消し……といったところで通信障害が発生。あと一打で確実に勝負が決まる局面ではなかったため、同デッキでの再戦となりました。 再戦では、ふかん選手が先攻。初手で有効な駒がなくやむなく使用したリィニーに対し、うっちー＠皐月選手は進化ヴィーナスを平行打ち。 うっちー＠皐月選手はヴィーナスを直接消しつつマニアを辺に打っていきます。 3ターン目、うっちー＠皐月選手は辺にフルチャージのいバフォメットを使用。毒ダメージに加え、強力なコンボ導線も構築します。 6ターン目、ふかん選手はフォースのヴィーナスを使用。次ターンのドローに注目が集まりましたが、訪れたのはイグナーツ。発動はできるもののチャージは溜まり切っていません。 続けてのターン、うっちー＠皐月選手の手にはヴァイセが到来。バフォメットのコンボも合わせ押し切り、2連先取で決勝に進出しました。 東北トーナメント決勝戦 けいてぃ選手 VS うっちー＠皐月選手 第1戦 先攻：けいてぃ選手 後攻：うっちー＠皐月選手 けいてぃ選手はリアンツィールの魔デッキ、うっちー＠皐月選手は神殴りデッキ。 先攻のけいてぃ選手は、なり打ちを選択。うっちー＠皐月選手は3手目にフギン＆ム二ンをドローし、これを辺に付けていきます。 4ターン目でうっちー＠皐月選手のHPが50％以下に。手駒にはエンデガ、アラジン、イシュタルが控えており、アラジンから使用。 うっちー＠皐月選手は、周年ヴァイセ or リィニーの確定導線を構築。けいてぃ選手はここでイシュタルの捕食でリカバー。さらにファニーで周年ヴァイセのライフバーストを使いますが、フィニッシュには至らず。 最後はうっちー＠皐月選手がエンデガでフギン＆ム二ンのコンボをつなげ、1戦を勝利しました。 第2戦 先攻：うっちー＠皐月選手 後攻：けいてぃ選手 うっちー＠皐月選手はマナデッキ。けいてぃ選手は神殴りデッキ。 うっちー＠皐月選手はロストエナジーを後に回しつつ、格闘アスリーンの継続ダメージを確保していきます。 3ターン目、けいてぃ選手は手駒が渋滞してしまい、やむなくアラジンをリリース。うっちー＠皐月選手はウィブサニアを辺に付け、安定ダメージを稼いでいきます。 対するけいてぃ選手は、クラリーチェのコンボとイシュタルの捕食でHPをリカバー。続けて場に残っている周年遠夜をブラダマンテで直接返しますが、直前にうっちー＠皐月選手の打った虎桜丸の罠が発動。 7ターン目でHPは拮抗。けいてぃ選手のドローに期待がかかりましたが、アタッカーには恵まれず。 最後は周年ヴァイセの継続ダメージと、格闘マウィのロストエナジーでうっちー＠皐月選手が勝利。全国への進出が決定しました。 ▲うっちー＠皐月選手には、特別キャラクターのヨルドと記念メダルが贈呈。 優勝者インタビュー 東北予選を制した、うっちー＠皐月選手にお話をうかがいました。 【うっちー＠皐月選手：プロフィール】 予選戦績：9戦8勝 ランク：405 クラス：ダイヤモンドマスター 公式戦歴：24374勝 プレイ歴：2437日 ※取材当時 独自性が光るデッキメイク＆緻密なプレイングで一躍全国へ！ ──東北予選優勝おめでとうございます！ 本日も手応えはいかがだったでしょうか？ うっちー＠皐月 予選で強い人たちと当たることはある程度想定していましたが、自分なりに勝つことだけ目指し臨みました。 ──これまでの予選決勝では一度も見かけなかった、混合マナデッキがとくに目を引きました。採用の理由をお聞かせください。 うっちー＠皐月 まず、現環境のBO3だと混合以外のデッキの優先度が高めです。その中でしっかり勝てるマナデッキを出せたら、その後の試合がやりやすくなると思っていました。 準決勝の1試合目から見せたのも、「マナという選択肢がある」ことを駆け引き材料として印象付けたかったからですね。 ──混合の枠はコンバートが多い傾向にありましたが、どう捉えていましたか？ うっちー＠皐月 コンバートも用意していましたが、コスト15のオーラ駒を入れることがネックです。自分としてもあまり自信がなく、利用には至りませんでした。 ──マナデッキも観客席からの反響が非常に大きかったのですが、進化ヴィーナストップのデッキも意外性がありました。 うっちー＠皐月 本来はリアンツィールがよかったものの、決定力からセット運用に向いているウィブサニアはマナデッキで使っています。 そこでS枠をバフォメットにしたのですがHPが低めになってしまうため、ヴィーナスで担保した形ですね。 ──プレイヤーネームに“皐月”とありますが、昨年の東北戦を優勝した“らく。”選手と同じチームなのでしょうか。 うっちー＠皐月 そうですね。ただ今回はらく。さんも出場するため、事前練習では声をかけにくく……。予選に向けての準備は、ロイヤルバトルでひとり延々とやっていました。 ──予選ではどんなデッキを使われたのでしょうか。 うっちー＠皐月 6回がマナデッキ、あと3回は閃撃デッキでした。 ──マナデッキの安定性が高いですね。 うっちー＠皐月 事前の段階で、マナは閃撃以外ならばオールマイティに戦えることはわかっていました。 ──壇上ではマナデッキで2回も勝利されていますし、今後の大会環境に一石を投じたように思えます。ちなみに、これまでリアルイベントにはどれくらい参加されていたのでしょうか。 うっちー＠皐月 プレイ歴自体は長いのですが、リアイベは今年の北海道と仙台の“宴”だけですね。大会の壇上経験はまったくありません。 ──オンライン枠、当日枠も控えているものの、今回が地方予選としては最後になります。現時点のファイナリストの中で、とくに警戒している選手はいらっしゃいますか？ うっちー＠皐月 みなさん強いですし、全員を警戒しています（笑）。 ──それでは、東京での決勝に向けて意気込みをお願いいたします。 うっちー＠皐月 先ほども述べた通り、プレイ歴自体は長いものの実績はない状態でした。「ファイナリストの方々と戦いを楽しみたい」という気持ちがいちばん強いですね。ただ……やっぱり勝ちたい。勝てればいいな、と思います。 ▼そのほかの予選会場リポートはこちら

対応機種	iOS／Android
価格	無料（アプリ内課金あり）

ジャンル	RPG／テーブルゲーム
メーカー	DeNA
公式サイト	https://www.othellonia.com/
公式Twitter	https://twitter.com/Othellonia_info
配信日	配信中
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