『逆転オセロニア』ハロウィン・アルメンダリス/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE184】

貴重なリドロー持ちが登場！

ドーモ、世界のザキヤマです。今回はハロウィンフェスタ`23から登場したアルメンダリスについてご紹介していきます。

いやあ～、来ましたね、リドロー！　初出がクー・フーリン、スカアハ、オイフェといった超駒勢だったことに加え、そもそも特異なスキルであることから「追加キャラはそう出て来ないのでは？」と思っていましたが……！

ただ竜に絞ればオイフェは竜単リンクがあり、実質的に閃撃専門のような立ち位置。リドローの選択肢が増えたのはうれしいかぎりです。

ちなみにハロウィン・アルメンダリスはリドローの部分しか注目しておらず、条件はぜんぜん見ていませんでした。それに加えて、まさかこんなチケットガチャまで開催予定となると……。

久々に思い出しましたよトリック！　たしかに名称的にもハロウィンと相性バツグンですね。ここから、「オラゲルドをリドローで引き出したら、トリックの可能性が広がるのでは!?」という考えに至るのは当然と言えましょう。しかし……！

ハロウィン・アルメンダリスは竜10～15枚条件があるので、どうやっても共存は不可能。トリックについては何らかのテコ入れに引き続き期待しつつ、一旦保留としました。

本題のハロウィン・アルメンダリスですが、素直に考えると火炎デッキ向けですね。最近は魔竜デッキのバリエーションが増えたこともありけっこう使っているのですが、順当に組むと魔が多くなりがち。竜に寄せれば編成できるものの、優先度に関しては微妙かもしれません。

ここで改めて、そもそも「リドローの有用性とは何か？」を改めて考えてみました。毎ターンドローするタイプのゲームにおいて、不要なカードを捨てつつ引き直しができることは明らかな強み。極端な話「勝ちパターンに持ち込めるドロー率を上げられる」ことが最大のメリットなのかな、と感じました。

そして、あくまでそれのみに絞って強引に組んでみたのがこちらとなります。

「アルメンダリスで罠とアレスを引き出してリペアして勝つ！」というコンセプトですが、なかなかうまくいかないですね（笑）。アレス自身、サブ編成が禁止されている状況が多いので、基本はコロシアム用となります。さらにどう考えてもアレスをトップにしたほうが強いのですが、やることはモロバレ。意外性に振り切った形です。

とは言え竜10〜15枚以上の条件から罠の数が絞られるため、リドローを含めても有効キャラを引けないことはわりと発生しがち。そうなると詰みです。

ただこのデッキの場合、逆に言えば「勝ち筋が決まり切っている」ため、それに期待して立ち回るのは楽しいですね。対戦ゲームというより、白の塔40階のようなひたすら引きに依存する感じです。

やっていることはただの縛りゲーなのですが、こうした「勝ち筋が限定されるデッキはやっぱり好き」ということは再認識。アベレージ重視の攻略要素としては一切オススメできませんが、手駒巡りによって「アルメンダリスのリドローをどこで使うか？」ということを都度考えていくのは新鮮な体験でした。

ハロウィン・アルメンダリスはそもそもリーダー編成に適したキャラクターとは言いがたいのですが、条件から組み合わせ自体はオイフェより広く取れるため、「火炎デッキだと思ったらアレスリペアだった」というデッキメイクもできる点に可能性を感じています。

コスト180だと入る隙はなさそうですが、いろいろな楽しみかたができることは好感触。引けた人はぜひいろいろな編成を試してみてはいかがでしょうか。それではまた！

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

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