【逆鱗日和Now】『モンハンNow』プレイ日記第12回：初イベント“ディアブロス襲来！”　東京砂漠で狩り散歩！（2）

◆ディアブロス亜種もイタ―――！！ 『モンハンNow』の初の大規模イベント、“ディアブロス襲来！”を骨の髄までしゃぶり尽くしてくれようと、東京ゲームショウを横目に見ながらコソコソと渋谷くんだりまで出掛けてきました……と、前回の日記で書いている。 ディアブロスが大挙して砂漠に襲来するのは、9月23日、24日の14時～16時のあいだ……。そのとき、砂漠以外のフィールドにいるとイベントの恩恵にあずかれないので、俺は、 ｢いざ行かん！！ 双角の巨漢が棲まう都内最大級の大砂漠へ！！ 一狩いこうぜ！！！ｗｗ｣ と、｢えー｣、｢暑いー｣、｢足痛いお｣とさっそくブーたれているたっちー先生を鼓舞しながら、テクテクと代々木公園を目指して歩き始めたのであった。 JR渋谷駅から代々木公園までの道のりは、かなりのんびりと進行しても徒歩15分ほどの“程よい距離”である。しかも、 じつは車行き交う賑やかな通りだけじゃなく、1本中に入っただけで閑静な遊歩道が続いているのを見逃してはならない。しかもおあつらえ向きなことに、この遊歩道はところどころに広場や小さい公園があるので、今回のような狩り散歩には持って来いなのである。 それに気を良くしたのか、渋谷駅の周辺では眠りかけのバサルモス並みの速度でしか歩かなかったたっちー先生が俄然息を吹き返し、 ｢おい！！ そのディアなんとかってモンスター、砂のところに何匹も涌いてるで！！｣ と広場のたびに立ち止まってはキャイキャイとハシャイでいる。 それもそのはず、たっちー先生はどこからか、｢どうやら、ディアなんちゃらの弓がたいそう強いらしい」という情報を仕入れてきていて、 「わしはこの週末にそれを作って、弓使いへと転向するで！！！｣ と怪気炎をあげていたのだ。よって、ディアブロスの影を見るたびに大騒ぎを始めるのは火を見るよりも明らかだったのである（苦笑）。 すると……！ そんなたっちー先生のラブコールが届いたのか、まもなく……！！ ｢あッ！！！！！｣ 画面に表示された｢一狩いこうぜ！｣のメッセージをタップした瞬間、俺は悲鳴にも似た声をあげていた。そしてたっちー先生も同じ画面を見たのであろう。 ｢キタッッ！！！！｣ と鋭くつぶやいたのち、キリっとした表情を俺に向けて決意のこもった口調で言い放ったのである。 ｢デタで！！！ ディアなんちゃらの協力プレイの募集や！！ さっそく入ろう！！ オメー、足引っ張るなよ！！！｣ たっちー先生の発破に、 ｢う、うん！｣ 緊張感を隠せない俺。じつはこの瞬間まで『モンハンNow』のディアブロスには挑戦したことがなく、募集があるのを見つけても、 ｢★5のディアとか……！ いまの俺に狩れるわけねえだろ……！ｗ｣ と避けて通ってきていたのだ。 しかし、自信に満ちたたっちー先生の言動を見て、俺も覚悟を決めねばならないと思った。このとき、俺のハンターランクは36。決して高くはないが、武器も防具もそれなりに強めてきた自負もある。 ｢よし！！ 行こう！！ ディアブロスを討伐だ！！｣ そして、我々ふたりは同じディアブロス討伐のパーティーに入ったんだけど……！！ ｢……って、オメーがいちばんハンターランクが低いじゃねえか！！ｗｗｗ 何が“足を引っ張んな！”だよ！！ｗｗｗ どの口が言ってんだ！！ｗｗ｣ 思わず吹き出す俺。たっちー先生は、 (((( ；ﾟДﾟ)))←こんな顔になりつつも、 ｢や、やばｗｗｗｗ 鼻水出たｗｗｗｗ み、皆さん、ほんとにスミマセン……＾＾；；； その代わり、オチても絶対に回復薬を使ってがんばりますんで！！！｣ なんて言っている。その声は俺にしか届いていないけどな（苦笑）。 それでも、4人のハンターによる一斉攻撃はかなりの威力で、 みるみるうちに、あの体力オバケのディアブロスが削れていくのがわかった。俺も、SPスキルをもったいぶることなく使用しまくり、 ついに……！！ ズババババン！！！ ｢！！！ わ、わし！！ わしが斬った！！！｣ あさましく｢トドメはわしだ！｣と主張するたっちー先生は置いておいて……。画面を見つめていると……！ よっしゃああああ！！！ 『モンハンNow』で、初めてディアブロスを討伐したぞぉぉおおおお！！！ｗｗｗ いやあ、なんとかなるもんだな！！ 時間的にも20秒くらい残っていたので、けっこう余裕だったかも。この調子なら……！ 俺も密かに目標にしていたディアブロスのハンマーを作れるかもしれねえぞ！！ すると……！ 初討伐の余韻冷めやらぬ中、再びたっちー先生が声をあげた。 ｢なあなあ。このアイコン、さっきのディアなんちゃらだよな？？ でも……なんか、色が違うみたいなんだけど？？｣ ｢え｣ 覚えず、俺の時間が止まる。 ディアブロスと同じアイコンで、色が違うとなると……！ 俺が思いつくのは……“あいつ”しかいないんだが！！！ ｢ま、まさか……！ もうそんなヤツまで入っているのか……！？？｣ 俺は震える手でスマホを持ち直すと、早鐘のように鳴る心臓の音を聞きながら画面のモンスターレーダーに目を落とした。 すると……そこにいたのは……やっぱり！！！ ！！！！！ こ、この……黒いディアブロスのアイコンは！！ あのッ！！！ ｢ディアブロス亜種、もう実装されていたのかよぉぉおおおお！！！ｗｗｗ｣ 続く。

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