稀少な大逃げを取得可能！

2023年7月10日より『ウマ娘』にて新育成ウマ娘“カツラギエース”が登場しました。チャンピオンズミーティングやリーグオブヒーローズでの起用、因子継承なども軸に引くべきかを考察していきます。

【ウマ娘】[登竜之頂]カツラギエース
入手推奨度：
★★☆☆☆（2/5）※実装時
★★★☆☆（3/5）※将来性

カツラギエースの成長補正はスピード10％、パワー10％、根性10％と優秀で、ステータスは伸ばしやすい部類。

速度アップ＆回復効果もある固有スキルと、“踏ませぬ影”の進化スキル“逃げっ切りの1人旅”のどちらも、東京・中距離で性能が上がります。

カタログスペックから素直に見ると、天皇賞（秋）、日本ダービー、オークス、ジャパンカップなどに適したものに見えますね。ただし短距離E、マイルB、長距離Bと、育成開始時点で適性Aまで上げられる要素も多いため、因子次第で全距離を走ることもできそうです。

なお、“踏ませぬ影”は「最終直線で先頭のとき、後ろ1バ身以内にウマ娘がいると速度がすごく上がる」という効果ですが、これの進化スキル“逃げっ切りの1人旅”は中盤発動となり、効果がまったくの別物なので注意が必要です。とくに進化後のスキルには「大きく差を付け」という条件があるため、逃げ同士で競り合っていると発動が安定しないこともあるでしょう。

固有スキルは「第3コーナーで先頭なら」という条件付き。これが少々特殊で、用途に適した東京レース場であれば終盤近くで使えるものの、第3コーナーが序盤にある中山・芝1200m、京都・芝3200mなどでは序盤発動となる点には注意したいですね。

単純なスペックから見た際、カツラギエースはあくまで「東京・中距離特化の逃げウマ娘」なのですが、特定条件を満たせば大逃げを覚えさせられます。以下、カツラギエースならではの特殊な性質についてふれていきましょう。

大逃げの取得について

大逃げは、シニア11月後半のジャパンカップ終了後にヒントを取得可能。ただし実装初日では、発生時期以外の条件がまだハッキリしていません。

あくまでご参考レベルですが、筆者が大逃げを取得できた際の戦績（以下、シニア12月前半時点の画像）は、「ジャパンカップを除き、G1 11勝、GII 2勝、GIII 1勝」でした。シナリオ上でクラシック三冠に挑戦することになりますが、菊花賞は負けている形です。

なお自由出走となりますが、クラシック2月前半の共同通信杯では、ライバルであるミスターシービー絡みの固有イベントが発生します。

一定以上のGI勝利数、もしくは重賞の勝利数に加え、共同通信杯への出走もトリガーになっているかもしれませんね。主観ではありますが、複合条件で達成できるタイプではないかと睨んでいます。

ちなみに前述の通り、カツラギエースの性能自体は東京・中距離特化ながら、大逃げ持ちとなると話はべつ。固有スキルと進化スキル“逃げっ切りの1人旅”にはトップ条件が付いていますが、これはむしろ大逃げを前提としたものかと。たとえば中距離の逃げは正月キタサンブラックが非常に強力ですが、蓋をできる状況もあるのではないでしょうか。

そして大逃げはスタミナ消費が激しいため、固有スキルに回復効果も付いていることは大きなアドバンテージ。

固有スキルはレース場によっては終盤ではなく序盤に発動。直近では7月リーグオブヒーローズ（中山・芝1200m）が該当しますが、大逃げサイレンススズカとマッチングした際、前を取ることに期待できるかもしれません。

因子周回には本当に不向き

シナリオ目標にはクラシック三冠が含まれますが、ここで登場するミスターシービーが非常に強力。クラシック4月前半とは思えない仕上がりで立ち塞がってきます。

ミスターシービーは、強制出走の日本ダービーと菊花賞の際も同様に強力で、スキル・ステータスを盛らないと勝つことは困難。そのうえで追込有利な菊花賞はとくに鬼門です。

クラシック三冠達成が大逃げ取得の必須トリガーではないようですが、因子用に使うのであれば、勝利できないと相性から価値が大きく下がります。加えて、クラシック11月後半にはレース出走が封じられるイベントが発生。そしてシニア11月後半にジャパンカップが目標に設定されているため、マイルチャンピオンシップへの出走はできません。

今回のガチャ（ウマ娘）は引くべき？
答：将来性は感じられるが、つぎの情報を待っても！

カツラギエースは、安定して大逃げを取得できる条件が判明すれば、多彩なレースで起用が見込める可能性は秘めています。ただし大逃げはスタミナもかなり盛る必要もあることから、手持ちサポカも含め育成難度は高めです。

因子面では、強制出走で戦うミスターシービーが強すぎて勝利が安定しないため、親として不向き。ただし新シナリオで環境が変わり、序盤からもう少しステータスを上げられるようになれば、状況は変わるかもしれません。

合わせて、例年通りであれば7月後半には水着キャラクター、そして8月にはハーフアニバが控えています。大逃げの新たな選択肢としての将来性はあるものの、一旦はジュエル貯蓄に回ってもいいかもしれませんね。

ウマ娘 プリティーダービー

対応機種	iOS／Android／ブラウザ
価格	無料（アプリ内課金あり）

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ジャンル	スポーツ／育成
メーカー	サイゲームス
公式サイト	https://umamusume.jp/
公式Twitter	https://twitter.com/uma_musu
配信日	配信中
コピーライト	（C） Cygames, Inc.