『逆転オセロニア』ブライダル・マモン/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE165】

貴重な両面ベノムヒール！

ドーモ、世界のザキヤマです。2023年6月5日より開催の“ジューンブライドフェスタ`23”にて、ブライダルバージョンのマモンが登場しました。

そもそも無印のマモンの初出は2022年2月28日の超駒パレード。そしてクリスマスバージョンを経て今回のブライダルで3体目となったわけですが、季節駒のペースとしてはかなり異例の追加スピードです。

マモン自身は「コレクター気質のガッチガチなオタク」ですが、今回はグッズ目当てにスタッフのバイトに応募したら想定外でモデルにされてしまい、ウェディングドレスを着るハメに……というストーリー。

こうした子がモジモジしながら晴れ着を纏っているのは、ギャップが極めてよろしく大変ツボですね。もともと好きなキャラだったこともありイラスト見た時点でビビっと来ましたが、ボイス周りも全面的に最高。必聴です。

そしてなにより……フレーバーテキストがやたら長い！　フォントサイズから全角20文字×9行=180文字が限界と思われますが、だいたい使い切って詰め込んでいるほど。最後の9行目まで食い込んでいるキャラ自体がそうおりませんし、内部にも推している人がいると見ました（個人の偏見です）。

性能的には回復寄りのベノムヒール。改めて調べてみると、スキルよりコンボで持っているキャラのほうが圧倒的に多く、手出しで使える時点で意外と稀少だったりします。

この枠だと、性能的にリアンツィール（闘化）が強いことは揺るぎません。そして控えめ傾向にあるコラボ限定としては、空閑遊真もけっこういい性能をしていますね……。

総合的にブライダル・マモンはそこまで突出していないように見えますが、じつはコンボでもベノムヒールを使える両面タイプは、ニューイヤー・カンヤに続き2体目。さらにカンヤと異なり魔単条件が付いていないので、デッキ幅を広く取れることがメリットです。

アイドル・ラマシュトゥは例外ですが、リアンツィールを境にベノムヒールを持つキャラは「魔10枚以上15枚以下」と条件が軽めになった傾向にありますね。

ブライダル・マモンは汎用性の高さから、いろいろなデッキへの編成が見込めますが、せっかくの回復性能を活かすためこんなものを組んでみました。

回復オーラバフの麒麟、回復バフのララノアに割くのはちょっとやりすぎと思いますし、いざ作った段階では「うん……流石にこれはおもしろに寄せすぎたか」と笑ってもしまいました。

このようにコンセプト全開のファンデッキなのですが、これが状況さえハマると、思わぬ効果を発揮することがちょこちょこ発生。

6ターン目時点では順当に負けるHP差だったのですが、マモン1体でなんとかしてくれたパターンですね。何でもやってみるものです。

マニアリーダーのデッキはちょこちょこ見かけはしますが、これを回復に寄せると相手の「間を崩す」効果も期待できるのか！　と新たな発見もありましたね。最近は真面目な構築を考えていることが多かったものの、こうしたコンセプトデッキのほうがやはり自分向きですね。超楽しい。

そして速攻竜相手だと、魔デッキは相性から押し切られてがちなのですが、手駒が回るとかなり長く戦えることも。

アベレージを取るならば、空閑遊真かブライダル・マモンを入れ換えつつ麒麟を抜く形にはなりそうですが、「ベノムヒールを最大限に活かす」という意味でかなり楽しめるデッキでした。

こんな感じで遊んでいましたが、ブライダル・マモン単体で見ると、終盤にかなり強くギリギリの状態からの逆転も狙える良キャラと思います。そして何よりかわいい。引けた人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか？　それではまた！

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

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