『逆転オセロニア』温泉トゥナトゥナ（闘化）/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE161】

魔駒では2枚目のダメージフィールド

ドーモ、世界のザキヤマです。今回は新たに闘化が解放された温泉トゥナトゥナについてです。

進化の温泉トゥナトゥナは「スキル・コンボともに相手の最大HP参照の毒」というわかりやすい性能でしたが闘化のほうは……。

ダメージフィールドは、2022年9月のシーズン超駒であるマルドゥーク、パズズ、ティアマトの闘化が新スキルとして引っさげたのが初出。超駒のポジション的に弱く設定されているわけがない（というかこの3人が今後も最強格のハズ）なのですが、なにせ立ち回りのクセが強い。

仕様としてはむしろ好みで実装当初にそこそこ使ってみたものの、性能を引き出せた気はまったくしませんでした。自分のダメマスデッキの経験値が10だとしたら、ダメージフィールドの理解度は0.5くらいと思います。これくらいの浅い知識で久々にダメージフィールドを使うとどういう状況に陥るか。

そもそも魔駒でのダメージフィールドはパズズに続き2体目なので「温泉トゥナトゥナで方向性が固まったのかも」という側面すらありますが、ざっくりまとめると以下になります。

これに加えて先攻・後攻に起因する立ち回り、ダメージフィールド内の駒数なども関わってくるので、考えることがとにかく多い印象。さらに温泉トゥナトゥナは1ターンのみの即効性が高いタイプ。魔駒10枚以上なので編成幅は広いのですが、突如として発生するダメージフィールドに頭が追いつかないことも。

とは言えこれは僕の知識的な問題で、コツコツ使っていたら慣れてきました流石に。ここぞという場面で火力を出せるとめちゃくちゃ気持ちいいですね。

とは言え参照するのは「ターン開始時のダメージフィールド内にある駒」ではなく、「返した後のダメージフィールド内の駒」なので、このあたり火炎と同じようにある程度は相手の駒を残す立ち回りは必要になってきます。

温泉トゥナトゥナのダメージフィールド外の最低保証2500ダメージも、S駒として攻撃性能が高いわけではないものの、毒ダメージが不利に働く状況ならばむしろアリ。コンボも囁き特殊なので「状況に応じて幅広く使える設計になってるんだな〜」と勝手に感心していました。

ただ、前述の通りいきなり手駒に到来した温泉トゥナトゥナを使いこなすのはけっこう難しいですね。仕様が特殊なので別軸の思考が求められることに加え、温泉トゥナトゥナはものすごく決定力が高いわけではなく、どちらかと言えば中継ぎ向き。ダメージフィールド優先でムチャな立ち回りをするとジリ貧になりがちです。

そんなこんなで思考の切り換えがしっくりいかず戦数を重ねていた折、ようやく気付きました。「なんですぐこの発想に至らなかったんだ？」というレベルの初歩的な話なのですが、「ダメージフィールドが毎ターン発生していれば頭が混乱しにくい」という、ものすごくシンプルな結論に。

パズズ実装時にはいなかった新しめの駒も含め組んで見たのですが、思いのほかよい感じでした。

進化スカアハのホーリーや、竜胆のリバーサルヒールも噛み合っていますし、ダメージフィールドデッキにも使えるキャラがひっそりと増えていたんだな〜と自覚することに。何でもいろいろ試してみるものです。

そしてダメージフィールドの仕様なのですが、「奇数ターンに内側」、「偶数ターンに外周」というのは固定なんですね。ここがズレこんだら「全面にダメージフィールドが発生」するとんでもない状況も発生し得るので当然と言えば当然なのですが、類似キャラの少なさから完全に見落としていました……。

温泉トゥナトゥナ、パッと見のスペックと実際に使った感想にいい意味でけっこうな開きがあったので、持っている人はぜひ一度起用してみてはいかがでしょうか。それではまた！

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

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