仕上がった追込が強力

『ウマ娘』にて2023年2月17日から開催されるチャンピオンズミーティング“アクエリアス杯”。

本記事では、グレードリーグの予選環境を想定した、ルームマッチでのランダム50戦（2月中旬計測）のデータを掲載。育成度合やトレンドの参考にしてほしい。

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アクエリアス杯予想まとめ

ウマ娘の採用率（対象300体/100プレイヤー）

※検証用ウマ娘は除く

追込適正を上げたアグネスデジタルがトップ。同じく追込にしたオグリキャップも人気だった。

コパノリッキーは前半の計測より採用数が落ちていたものの、逃げではスマートファルコンと人気を二分。

なお、本計測は2月14日に実施したこともあってか、2月13日に初登場したシンコウウインディの数は少なかった。

先行脚質が強力な環境ではなかったものの、シンコウウインディの性能は今回のレース条件に特化しているため、本戦ではそれなりに数を見かける可能性はある。

シンコウウインディは引くべき？チャンミ評価とスキルを解説

キャラ勝数（50戦）

1位ウマ娘の脚質分布

前半の計測とは比率が大きく変動し、追込の勝率がダントツという結果に。

もともと追込は今回のレース場で有効な加速スキルを多い積める脚質だったが、この大きな偏りはチャンミ直前でハイレベルな個体が揃ってきたという状況に起因していると思われる。

反面、前半の計測でトップだった先行は勝数を大きく落とした。逃げも一定数いることから順位条件のある“つぼみ、ほころぶ時”、“プランチャ☆ガナドール”が発動しないケースもあり、マッチングに左右されやすい印象を受けた。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（追込）

※集計対象の28体。うち検証用ウマ娘6勝

勝数はアグネスデジタルが最多。次いでオグリキャップ、イナリワン、ハルウララ（正月）が勝利したレースもあった。なお、“レッツ・アナボリック！”は勝利した追込ウマ娘のすべてが継承していた。

採用数から見てもわかる通り追込は仕上がれば強力だが、“強攻策”と“電光石火”、そして理想を言えば“抜群の切れ味”なども覚えさせておく必要があり、必須級の金スキルが多いので育成難度は高め。

また“電光石火”のためにSSRダイイチルビー（パワー）を積む関係上、スピードに伸び悩むこともある。

とはいえSSRスイープトウショウ（賢さ）から覚えられる“抜群の切れ味”は掛かると不発するため、スキル優先度としては“電光石火”のほうが安定はしやすい。

手持ちサポカや育成難度との兼ね合いもなるが、“電光石火”と“抜群の切れ味”のどちらかを下位スキルに留めるのも選択としてはアリだろう。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（逃げ）

※集計対象のべ13体。うち検証用ウマ娘10勝

逃げで勝利したのは、コパノリッキーが11体、スマートファルコンが1体、スマートファルコンが1体。

終盤加速として、“アングリング×スキーミング”と“プランチャ☆ガナドール”は必須レベル。現実的な入手手段はSSRサイレンススズカ（スピード）に限られるが、“逃亡者”も役立つ状況が多かった。

なお、逃げは検証用のコパノリッキーが10勝したため、他プレイヤーのデータには乏しい。

検証個体は“先手必勝”を覚えられなかったわりに勝数は高めだったが、ほかに逃げがいるレースでは基本的に前を取れなかった。万全を期すならば“先手必勝”、“地固め”、“コンセントレーション”を完備した個体を出走させたほうがいいだろう。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（先行）

※集計対象のべ8体。うち検証用ウマ娘2勝

先行で勝利したのは、タイキシャトルが4体、検証用のヤマニンゼファーが2体、コパノリッキーとホッコータルマエが1体ずつ。

有効加速が見込める“つぼみ、ほころぶ時”3〜4位、“プランチャ☆ガナドール”が1〜2位条件のため両方覚えさせたいが、レース展開によってはどちらも発動しない状況があった。

先行はサポカ編成から高ステータスを作りやすい反面、環境的には仕上がった追込のほうが勝ち筋は多い。少なくともステータス面で追込の平均を上回る育成は求められそうだ。

その他の勝利ウマ娘のステータスと保有スキル（差し）

オグリキャップ（差し/1体）

差しで勝利したのはオグリキャップ1体のみで、査定はUF2とハイレベルな個体だった。とはいえ今回、後方脚質としては追込のほうが有利な要素が多く、相対的に差しは苦戦を強いられることになりそうだ。

検証に使用したウマ娘

コパノリッキー（逃げ/勝率20％）

イナリワン（追込/勝率12％）

ヤマニンゼファー（先行/勝率4％）