【モンスト】ミラノ風カルボナーラがプロチームの頂点に！“モンストプロツアー2022”ツアーファイナル決勝戦リポート

2018年以来の同一チームによる2大会制覇！

2022年12月17日、東京都のEBiS303イベントホールにて『モンスターストライク』（以下、『モンスト』）のesports大会“モンスト プロツアー 2022”ツアーファイナルが開催された。

本稿ではこの大会の模様を、決勝戦を中心にお届けする。

モンスト プロツアー 2022とは？

“モンスト プロツアー 2022”は、『モンスト』のプロチームがプロNo.1の座をかけて戦うプロ大会。本大会に臨んだのは、レギュラーシーズンを戦い抜き、その獲得ポイントで上位に入った5チーム。

決勝大会のトーナメント表と大会ルールは以下の通り。

ツアーファイナルの優勝チームには、優勝賞金1000万円が贈られる。

一回戦～準決勝・3位決定戦

一回戦～準決勝と3位決定戦、各試合の結果は以下の通り。

一回戦

準決勝第1試合

準決勝第2試合

3位決定戦

決勝戦

以上の結果から、決勝戦の対戦カードは今池壁ドンズα対ミラノ風カルボナーラという組み合わせに。

今池壁ドンズαは“モンストグランプリ2018 闘会議CUP”Aブロックにて優勝し、プロライセンスを獲得。以来4年間、『モンスト』のプロシーンを長きにわたって支えてきた強豪チームだ。

過去2回のプロツアーでも“モンストプロツアー2018”優勝、“モンストプロツアー2019-2020”3位と、常に好成績を残し続けている。

対するミラノ風カルボナーラは、2021年に開催された“モンストグランプリ2021 ジャパンチャンピオンシップ”で準優勝しプロライセンスを獲得した、新進気鋭のプロチーム。

今年の“モンストグランプリ 2022 ジャパンチャンピオンシップ”では初の公式大会優勝を果たし、いまもっとも勢いのあるチームとなっている。

第1ゲーム：甘樹の女王蜂

初戦の舞台は“甘樹の女王蜂”。エレメントパネルを利用しながらの立ち回りが求められるステージで、ツアーファイナルではここが初登場となる。

ピックではミラノ風カルボナーラが貫通で統一する一方、今池壁ドンズαが反射アタッカーとしてサラマンダー（獣神化・改）を選択。それぞれに異なる戦略でタイム短縮に挑んだ。

試合は、貫通4体のミラノ風カルボナーラが有利に進めていき、6秒のリードでボスステージに到達。1ターンでザコを処理してボスの弱点を出現させ、鬼丸国綱（獣神化）のSSで撃破を狙う。

しかし今池壁ドンズαはボス戦突入後、リードのありすぅ選手が即座にサラマンダー（獣神化）のSSを使用。ブロックと壁と敵ザコを利用し、6反射させてボスと壁の間に挟まる驚異のショットを披露し、見事に1手で逆転勝利を決めてみせた。

第2ゲーム：吉火の巫女

続く第2ゲームの舞台となったのは“吉火の巫女”。

このステージは触れるたびに色が変わるドクロが登場し、想定から外れたショットがあると立て直しに大きく時間を取られてしまう。さらに地雷の回収も重要になるため、ミスが許されないステージだ。

ここでは両チームとも制限時間をしっかりと使ってピック。火力はもちろん、停止速度も考慮しながら慎重にキャラクターを選択していった。

ところがステージ開始直後、今池壁ドンズαは1ショット目のキェルケゴール（獣神化）が2手目の包青天に触れ、わずかに右に寄せてしまう。それが影響してドクロザコの色合わせに失敗し、結果としてバトル1突破時点で44秒ものビハインドを背負うことに。

今池壁ドンズαは必死に追い上げるも、ミスなく進めたミラノ風カルボナーラは最後まで落ち着いたプレイでボスまで撃破し、スコアを1-1に戻した。

第3ゲーム：深海の覇王

第3ゲームに採用されたクエスト“深海の覇王”は、クロスドクロで加速床を起動し、ボスのラウドラバリアを割りながらダメージを与えていくステージだ。

ここでは今池壁ドンズαが那須与一α（獣神化）、ミラノ風カルボナーラがジュリエット（獣神化・改）を選択。両チームとも、このステージでこれらのキャラクターをピックするのは初。決勝戦まで温存していた戦略が見られる可能性が出てきたことで、会場はどよめきにも似た盛り上がりを見せた。

試合は両チームとも序盤から好調に進んでいくも、バトル4でほぼ同時にミスが発生。その後互いにアドリブで動く場面が続くが、今池壁ドンズαが6秒のリードで最終戦にたどり着く。

道中のミスから理想手から外れてしまったことにより、両チームとも1回の攻撃で仕留めきれずにいる中、勝負を分けたのはボス戦突入後3手目。

ミラノ風カルボナーラがジュリエット（獣神化・改）を最速で打ち出し、次のモンタナ（進化）へ攻撃ターンをつなぐ。一方で今池壁ドンズαはボスHP残り15％を削るため、那須与一α（獣神化）の2段階目SSを使用し横下がりでボス弱点を狙うショットを選択する。

しかし今池壁ドンズαの作戦は失敗し、倒しきれないまま演出でタイムロスが発生。ミラノ風カルボナーラはその間にリーダー・left選手が駆るモンタナ（進化）のターンへ。少しの猶予もない状況で、left選手は2反射からボス下へ潜り込むショットを即座に選択する。

結果これが見事に成功し、ミラノ風カルボナーラが勝利。優勝へと王手をかけた。

第4ゲーム：先闇の都市竜

ミラノ風カルボナーラの優勝がかかった4戦目の舞台は“先闇の都市竜”。クロスドクロ持ちザコを倒した際の攻撃アップ効果が需要なクエストだ。

キャラクターピックでは両チームがそれぞれ得意とするフィニッシャーのピックに成功。万全の体制で勝負に挑む。

ところが1打目、今池壁ドンズαは初手ミスにより最速手からのズレが発生。即座にリカバリーをかけていくも、ステージ4で中ボスの処理がうまく行かず、最善手で進むミラノ風カルボナーラに差をつけられてしまう。

ミラノ風カルボナーラは最後までミスなく進行し、最後は11手目のSpring選手がジャック・ザ・リッパー（管理者）のSSでボスを倒しフィニッシュ。2018年の今池壁ドンズα以来4年ぶりとなる、年間でのグランプリ・プロツアー両タイトル制覇を成し遂げた。

チームリーダーコメントと表彰式

決勝戦終了後、今池壁ドンズαリーダーのなんとかキララEL選手は「悔しいですけどミスがあって負けてしまいました。ミスが有った選手も今まで上手いプレイでチームを引っ張ってくれた人たちなので全然悔いはないです。最高でした」とコメント。さらに勝ったミラノ風カルボナーラにも祝福の言葉を贈った。

またミラノ風カルボナーラのleft選手は、かつて大会の観客席から今池壁ドンズαを応援していたことを明かし、「ずっと憧れの存在だった人にいまこうやって勝てて、完全に超えたとは思っていないんですけど、同じ高みに登れたことを嬉しく思います。グランプリ、プロツアーと2冠を達成できて、いちばん強いということを今年は証明できたのでとてもうれしいです」と勝利のよろこびを語った。

試合後の表彰式では、優勝したミラノ風カルボナーラに優勝トロフィーと優勝賞金1000万円が贈られた。

今大会の模様は、レギュラーシーズン含めて『モンスト』公式YouTubeチャンネルにて視聴可能となっている。

また大会ルールや各チーム紹介などの詳細は特設サイトにて公開されているので、興味のある人は是非こちらもチェックしてみよう

⇒【第1戦 愛知】モンスト プロツアー 2022【モンスト公式】（YouTube）

⇒【第2戦 東京】 モンスト プロツアー 2022【モンスト公式】（YouTube）

⇒【第3戦 大阪】モンスト プロツアー 2022【モンスト公式】（YouTube）

⇒【ツアーファイナル】モンスト プロツアー 2022【モンスト公式】（YouTube）

⇒“モンストプロツアー2022”大会公式サイトはこちら

その他のモンスト関連情報をチェック！

攻略動画、やってます。

モンスターストライク

対応機種	iOS／Android
価格	無料（アプリ内課金あり）

このゲームの詳細を見る

ジャンル	アクション
メーカー	MIXI
公式サイト	https://www.monster-strike.com/
公式Twitter	https://twitter.com/monst_mixi
配信日	配信中
コピーライト	©MIXI