『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2022-11-04 23:02 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
今回は、2022年11月2日に開催された、“オセロニアンの戦 2022”の関西地区予選の様子をお届けしていきます。
“オセロニアンの戦 2022”は、12月17日に行われる『逆転オセロニア』最強のプレイヤーを決める大会。オフラインイベントとしての“戦”はじつに3年越しの開催となります。
本イベントでは、全国6都市で開催する予選を勝ち抜いた上位プレイヤーによるトーナメントバトルを予定。その4回目の予選となった関西会場の様子をお伝えします。
⇒“オセロニアンの戦”リポート一覧
⇒“オセロニアンの戦2022”公式サイト
⇒大会ルール
会場となったのは、OMMビル。参加者は202名、予選の対戦数は“9”となりました。
見事予選を勝ち抜いたのは以下の8名。別室での準々決勝の後、ベスト4が全国進出をかけ壇上で戦いました。
【予選通過】
1位 :しょうた@大トロ選手
2位 :傍観者エド選手
3位 :びゃく選手
4位 :みおみおの里選手
5位 :かんら@π隊選手
6位 :お願いしますよー選手
同着7位 :紳士りょー選手
同着7位 :コウ選手
【ベスト4】
・しょうた@大トロ選手(予選1位)
・みおみおの里選手(予選4位)
・びゃく選手(予選3位)
・傍観者エド選手(予選2位)
しょうた@大トロ選手 VS みおみおの里選手
先攻:みおみおの里選手
後攻:しょうた@大トロ選手
みおみおの里選手はセメレートップのコンバートデッキ、しょうた@大トロ選手は花鳥風月を選択。
2手目、みおみおの里選手は逡巡の後、ハンジをXに設置。続けてアステールで大ダメージを与えていきます。しかし、しょうた@大トロ選手は、D6にゲイボルグを打ちバーストバリアでの被ダメージ減に成功。
互いのHPは拮抗状態でしたが、6ターン目にしょうた@大トロ選手の手にトモルが到来。一見するとフィニッシュできるかわからないラインでしたが、ゲイボルグのコンボと合わせて見事飛ばし切り、同選手が初戦を制しました。
先攻:しょうた@大トロ選手
後攻:みおみおの里選手
しょうた@大トロ選手は、ぬらりひょんリーダー、みおみおの里選手はアポロンリーダー。魔デッキの同士の戦いとなりました。
みおみおの里選手は、初手からルキアを使用。引き出されたヴィーナスが終盤で耐えるために有効なこともあり、しょうた@大トロ選手の選択肢を削ぐことに成功します。対するしょうた@大トロ選手は、ヴィーナスでのなり打ちを選択していきます。
みおみおの里選手は、E5のイオフィエルで攻めていく構え。しょうた@大トロ選手は、罠のマディスマディンを打っていきます。
みおみおの里選手は、リッチの下にカウンターのリズィーナを設置し牽制し、ウンディーネのフォースで安く特殊罠を回収。続けてチャージ最大のアポロンでダメージを稼ぎますが、フィニッシュには至らず。つぎのターン、しょうた@大トロ選手のヴァイセで決着となり、同選手が決勝に駒を進めました。
びゃく選手 VS 傍観者エド選手
先攻:びゃく選手
後攻:傍観者エド選手
傍観者エド選手は時勝トップの暗黒竜デッキ、びゃく選手はぬらりひょんデッキ。魔デッキにとって対面不利なうえ、傍観者エド選手は逆鱗のトネルムをドローし、早々に有利な雰囲気となります。
さらに傍観者エド選手はフィニッシャーのシェンメイ、オーラバフのクリスマス・イモードラを引く好調な流れでしたが、こちらはリリースし、あくまで落ち着いた立ち回り。
びゃく選手もリポーズなどで対抗するものの、傍観者エド選手がシェンメイとトネルムのコンボで大ダメージを与えたことが決定打となり、1戦を先取しました。
先攻:傍観者エド選手
後攻:びゃく選手
傍観者エド選手は新春蘭陵王トップの神殴りデッキ、びゃく選手は花鳥風月デッキ。
傍観者エド選手は、2手目にハルアキをC打ち。びゃく選手は早々にゲイボルグのバーストバリアで被ダメージを減らしていきますが、傍観者エド選手はアヤメとブラダマンテで大ダメージ。
びゃく選手はリュミエットの強力なコンボ導線で威圧していきますが、傍観者エド選手はこれを消しつつシールドを設置し被ダメージを減。
傍観者エド選手は、びゃく選手の導線をピンポイントで潰しつつ、場に残ったアヤメのコンボも有効利用しつつ、アラジンでフィニッシュ。2連先取で決勝に進みました。
しょうた@大トロ選手 VS 傍観者エド選手
先攻:しょうた@大トロ選手
後攻:傍観者エド選手
全国決勝を決めた2名による対決。傍観者エド選手は、時勝トップの暗黒竜デッキ、しょうた@大トロ選手はセメレートップのコンバートデッキ。なお本対戦は、通信の関係から切断が起こってしまいましたが、ルール上デッキ選択に変更ナシでの再戦となりました。
中盤、しょうた@大トロ選手の手には、アステール、プロキオンといった強力なコンバートアタッカーが控えている状態。対する傍観者エド選手は、ダブルコンボの発動を阻止しつつ捕食で回復していきます。
一見するとしょうた@大トロ選手が有利に見えましたが、最後は傍観者エド選手が粘り強い立ち回りから、シェンメイでフィニッシュしました。
先攻:しょうた@大トロ選手
後攻:傍観者エド選手
しょうた@大トロ選手はぬらりひょん、傍観者エド選手は納涼メフィストリーダー。似たタイプの魔デッキ同士のミラーとなりました。
しょうた@大トロ選手は、2手目にファビオをなり打ち。3ターン目までは定石通りでしたが、傍観者エド選手は特殊罠が発動してしまう状況で、敢えてマディスマディンをイオフィエルで直接返し、被害を無効化。
HPは互いに拮抗状態でしたが、傍観者エド選手はヴィーナスとハルのコンボで優位を取り、最終的にはイグナーツでフィニッシュ。
こうして、関西会場の優勝者は傍観者エド選手、準優勝はしょうた@大トロ選手に決定しました。
関西予選を勝ち上がった、優勝の傍観者エド選手と、準優勝のしょうた@大トロ選手にお話をうかがいました。
【傍観者エド選手:プロフィール】
予選戦績:9戦8勝
ランク:340
クラス:ダイヤモンドマスター
公式戦歴:12351勝
プレイ歴:1500日
※取材当時
――関西トーナメント、優勝おめでとうございます! 今日の手応えはいかがでしたか?
傍観者エド リアルイベントは今回が初参加だったのですが、優勝できてよかったです! 本当に全然準備ができておらず、予選のデッキも直前に決めたくらいで……。ちょうどいい感じに読みがハマったうえ、流れも引きもよかったおかげと思います。
──予選はどのようなデッキで回られていたのでしょうか。
傍観者エド 殴り神単がいちばん強い=多いと思ったので、デバフをかけられるヒュプノスリーダーにしました。
──ご自身では神単を選ばなかったんですね。
傍観者エド 自分の神単の練度だと、ミラーになった時に勝てないなと。
──ご自身で思っているより確実にお上手と思いますが、客観的に自己分析されていますね……。そして事前準備ほぼナシでの出場とのことでしたが、予想としてはどれくらい勝てる見込みでしたか?
傍観者エド そうですね、6割ぐらい取れたらいいかな~、と思ってました。
──準決勝も決勝もストレート勝ちでしたし、想像を遥かに上回っていましたね……! いずれも1戦目で暗黒竜を使用されていましたが、今年の“戦”の壇上ではめずらしいこともあり目を引きました。暗黒竜がお好きなのでしょうか。
傍観者エド いや、どちらかと言えば嫌いです(笑)。とくに昔は魔単をずっと使っていたので。ただやっぱりコスト180だと強いと思うので。そもそも自分は実力に関してもそうですが、持ち駒もほかの人に比べて揃ってはいません。なのでどこかで読みを当てていく必要がありました。そのうえで「初戦の暗黒竜は読まれにくいかな」と考えました。
──なるほど、合点がいきました。そしてちょっと失礼な質問かもしれませんが、ランク340で公式戦勝が12351勝という数字が、ランクに比べると若干少ない気がするのですが……。ふだん『オセロニア』ではどういったコンテンツをメインでプレイされているのでしょうか。
傍観者エド コロシアムを周回したり、シーズンマッチなどいろいろやっていますが……。でも、最近はとくにガチガチな環境デッキでシーズンマッチに挑むことはしていないですね。ダメマスデッキを使ったり。たぶん、そのあたりで勝数が稼げていないんだと思います。
──僕もシーズンマッチでまったく同じことをしているので親近感が……! となると、「ガチデッキよりはトリッキーなデッキのほうが好きだけど、“戦”だから苦手だけど暗黒竜いっておくか」という経緯だったと。
傍観者エド そうですね(笑)。あと、自分は花鳥風月もちゃんとしたデッキが組めないんですよ。
──花鳥風月は専用スキルなので、駒が限定されますよね。
傍観者エド それで竜の枠でちゃんと組めるのが暗黒しかなくて……。
──とは言え、苦手なデッキでキッチリ立ち回っていたのはすごいですね。ふだん盤面の研究などをされているのでしょうか。
傍観者エド とくにそういったことはないですね。そもそもオセロ自体もほとんどやっていないです。ただ、一時期YouTubeの動画はたくさん見ていたので、そこで知識は得られたのかな、と思います。
──それでは、東京の決勝戦に向けて意気込みをお願いいたします。
傍観者エド 今回はぜんぜん練習もせずに来ていたので、全国大会は自分が「これならイケる!」と思えるデッキを用意し、メチャクチャ練習したうえでのプレイングをしていきたいですね。
【しょうた@大トロ選手:プロフィール】
予選戦績:9戦8勝
ランク:500
クラス:ダイヤモンドマスター
公式戦歴:39952勝
プレイ歴:1883日
※取材当時
――関西トーナメント、準優勝おめでとうございます! 本日の戦いはいかがでしたか?
しょうた@大トロ 途中で1回負けてしまったので、その段階で「けっこうヤバいな」とは感じました。ただその後勝ち進んでいき、レートもその中ではいちばん高いほうだったので緊張もほぐれ、2ndステージには一旦上がれるかな、というくらいの感覚でした。
──しょうた@大トロ選手は、公式関連の大会でたびたびお名前を見かけます。これまでの戦歴をご紹介いただけるでしょうか。
しょうた@大トロ いちばん最初は“オセロニアミーティング”の店舗代表でしたね。それを数回取ったあと、“ウィークエンドカップ”第1回を優勝しました。あとは2021、2022年の学生選手権、最近ですと“ウィークエンドカップ ファミ通App杯”を優勝しました。
──その節はご参加ありがとうございました!
──もはや公式大会の常連と言って差し支えないと思いますが、今回の“戦”に臨むにあたり、どういった意気込みがあったのでしょうか。
しょうた@大トロ おおっぴらには言っていないのですが、ネット上で仲のいい人に「絶対にロキは穫ります!!」と何回も宣言していて。それをスクショ保存されてしまい、退けなくなってしまって(笑)。
──有言実行、流石です。予選はどういったデッキで挑戦されたのでしょうか。
しょうた@大トロ 1戦だけお相手の使いそうなデッキからヒュプノスにしましたが、あとは神単ですね。
──“ウィークエンドカップ ファミ通App杯”の時も見事に使いこなしていらっしゃいましたが、神単がお好きなのでしょうか。
しょうた@大トロ そうですね、シンプルにバフ系のほうがダメージを出せるので。固定ダメージよりは大ダメージを与えられるほうが好きですね。
──それでは決勝のお話なのですが、しょうた@大トロ選手は大会で多く優勝されていることもあり、BO3で2連敗を喫するイメージがなく……。どういった意図でのデッキ選択だったのか、うかがわせてください。決勝1戦目はコンバートデッキでしたね。
しょうた@大トロ エドさんが準決勝1戦目に暗黒竜を選択したので、決勝も初めに使ってくることは想定できました。自分の中で暗黒竜に勝てるのは神単かコンバートなのですが、BO3の初手で神単を使うのって、絶対弱いんですよ。
──どういった理由なのでしょうか?
しょうた@大トロ 基本コスト180の神殴りって、だいたいのデッキに勝てるんですよ。
──ジョーカー的な切り札になり得ると。
しょうた@大トロ そうです。なので最初に神殴りを消費してしまうと、後のデッキを読まれやすくなるという弊害もあるんですよね。
──初手で神単を切りたくない、というところで対暗黒竜へのコンバートだったんですね。2戦目はぬらりひょんを選択されましたが、こちらはどういった読みでしょうか。
しょうた@大トロ エドさんが使うのは神単以外かな、と思っていました。初手にこちらがコンバートを使っているので、お相手からすると神単を選択するメリットがありません。その中でも暗黒竜はもう使えないので、魔デッキを使うのが最善と判断しました。
──それでは最後になりますが、全国決勝への意気込みをよろしくお願いします。
しょうた@大トロ 準決勝でも全国出場はできたので、このまま全員倒して1位を取ります!
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