『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2022-10-18 21:15 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
今回は、2022年10月16日に開催された、“オセロニアンの戦 2022”の九州地区予選の様子をお届けしていきます。
“オセロニアンの戦 2022”は、12月17日に行われる『逆転オセロニア』最強のプレイヤーを決める大会。オフラインイベントとしての“戦”はじつに3年越しの開催となり、本会場では初参加となる来場者が半数近くに上りました。
本イベントでは、全国6都市で開催する予選を勝ち抜いた上位プレイヤーによるトーナメントバトルを予定。その2回目の予選となった九州会場の様子をお伝えします。
⇒“オセロニアンの戦”リポート一覧
⇒“オセロニアンの戦2022”公式サイト
⇒大会ルール
会場となったのは、JRE天神クリスタルビル。参加者は84名、予選の対戦数は“8”となりました。
見事予選を勝ち抜き、地区大会決勝トーナメントに駒を進めたのは、以下の4名。
1位 コノハ選手
2位 はつめぐ@痛隊選手
3位 (ケ・_・ン)T選手
4位 ノアの旅人選手
コノハ選手 VS ノアの旅人選手
先攻:コノハ選手
後攻:ノアの旅人選手
コノハ選手は、セメレートップのコンバートデッキ、ノアの旅人選手はアポロントップの魔デッキ。
コノハ選手は2手目でなり打ちを選択し、ノアの旅人選手はハルをその下に付ける立ち回り。
ノアの旅人選手は、3手目でコンボ封じのグノーをドローし、これでハルのコンボを発動。コンボがとくに重要なコノハ選手のコンバートデッキにはやや不利な流れに。
コノハ選手はHPが10000を切った状態で、アステールのコンボ導線を作るものの、ここでノアの旅人選手はルキアを使用。引き出されたラリエルでは火力が足りず、つぎのターンにノアの旅人選手がアポロンで初戦を勝利しました。
先攻:ノアの旅人選手
後攻:コノハ選手
両者ともに神デッキながら、ノアの旅人選手はガブリエル囁き、コノハ選手は殴り神単。
ノアの旅人選手は魔デッキをすでに選択できないため、コノハ選手は神単を使いやすい状況だったものの、防御重視の囁きとは非常に相性が悪い組み合わせとなりました。
ノアの旅人選手は、なり打ちから早々に辺にシンデレラを設置しますが、コノハ選手はブラダマンテを上に付ける立ち回り。
ノアの旅人選手の構成は徹底して神殴りを対策しており、シールド駒を続々とドロー。対するコノハ選手は防御の隙間を縫い、進化ラウムシュットで大ダメージ。さらにバーストバリアを持つ闘化フェイルノートで機をうかがいます。
コノハ選手はエンデガでフェイルノートのコンボを発動しますが、シールドに阻まれ決定打にはならず。ノアの旅人選手は、続けてハロウィン・メーティスとシンデレラのコンボでフィニッシュを狙いますが、コノハ選手はHP僅か416で踏み留まり、ここから巻き返しに成功。デッキ不利を覆したコノハ選手のプレイングに、会場からは大きな歓声が上がりました。
先攻:コノハ選手
後攻:ノアの旅人選手
コノハ選手は、闘化シエンティアトップの魔デッキ、ノアの旅人選手はセメレートップのコンバートデッキ。
ノアの旅人選手は後攻Xを選択し、コノハ選手はファビオをF5に設置していきます。しかし、ノアの旅人選手が角に打ったシェムケリーはまだコンボが発動できない状態です。続けてコノハ選手はリリティエを辺に打ち特殊ダメージを牽制しますが、ノアの旅人選手はこれを闘化蘭陵王で回収。
ノアの旅人選手は、進化イシュタルとグレムリンのコンボで一気に8000越えのダメージを与えることに成功。しかしここでコノハ選手の手駒にリポーズ持ちの闘化フレブが到来し、HPを回復しつつデバフをかけていきます。
コノハ選手は、続けて周年イシュケのリポーズでデバフを畳み掛け、ノアの旅人選手のコンバートには苦しい展開。最後はコノハ選手がリィニーでのイシュケのコンボ発動が決め手となり、決勝に進みました。
はつめぐ@痛隊選手 VS (ケ・_・ン)T選手
先攻:はつめぐ@痛隊選手
後攻:(ケ・_・ン)T選手
はつめぐ@痛隊選手は花鳥風月、(ケ・_・ン)T選手は正月蘭陵王トップの神殴りデッキ。
(ケ・_・ン)T選手は初手からアラジンとエンデガが到来してしまう手駒巡り。はつめぐ@痛隊選手はなり打ちを選択していきます。
(ケ・_・ン)T選手は坊主めくりにならざるを得ない状況だったことに加えてフェリタ&プティをドローしてしまい、やむなくアラジンをリリース。対するはつめぐ@痛隊選手は最大火力ではなかったものの、アルメンダリスをヒビキとつなげて大ダメージを与えていきます。
ここで(ケ・_・ン)T選手の手にハルアキが到来し、アヤメを召喚しつつアルメンダリスを除去。はつめぐ@痛隊選手は、一条でさらにダメージを重ねていきますが、(ケ・_・ン)T選手がエンデガでアヤメのコンボを発動し逆転に成功しました。
先攻:はつめぐ@痛隊選手
後攻:(ケ・_・ン)T選手
はつめぐ@痛隊選手は、新春蘭陵王トップの神殴りデッキ、(ケ・_・ン)T選手は、ぬらりひょんトップの魔デッキ。
はつめぐ@痛隊選手は1戦目の(ケ・_・ン)T選手と同様に神殴りでしたが、手駒はサポート寄りのキャラが集中している真逆の状態でした。
(ケ・_・ン)T選手は、左上Xにブラダマンテをなり打ちし、はつめぐ@痛隊選手は金色フギン&ムニンを辺に設置。続けてはつめぐ@痛隊選手は、マイティをシェムケリーで軽めに回収していきます。
そして(ケ・_・ン)T選手は、温存していた防御スキルを持つ冨岡義勇を5ターン目に使用。神殴りのはつめぐ@痛隊選手にとって攻めにくい状況となります。同選手はフェイルノートのバーストバリアとシールドでターンを回していきますが、最終的には(ケ・_・ン)T選手が粘り強い立ち回りで2連先取を達成し、決勝に歩を進めました。
コノハ選手 VS (ケ・_・ン)T選手
先攻:(ケ・_・ン)T選手
後攻:コノハ選手
全国大会にも出場経験がある強豪同士が激突。初戦のデッキ読みからも緊迫感が伝わってきました。(ケ・_・ン)T選手は花鳥風月、コノハ選手は新春蘭陵王トップの神殴りデッキをチョイス。
(ケ・_・ン)T選手は、初手からアルメンダリスとリュミエットといった序盤で火力を発揮できないキャラが到来してしまい、花鳥風月にはきびしい駒巡り。さらにトモルをドローしたことでやむなくアルメンダリスを使用し、終盤火力に不安が残る状態となってしまいます。
コノハ選手は、金色フギン&ムニンとフェリタ&プティで順調にバフを底上げ。(ケ・_・ン)T選手はリュミエットで導線を作ることに成功しますが、ここでコノハ選手の手に闘化フェイルノートが到来し、被ダメージを大きくカット。続いてのアラジンとのコンボ発動で、まずはコノハ選手が先制しました。
先攻:(ケ・_・ン)T選手
後攻:コノハ選手
(ケ・_・ン)T選手はリベンジデッキを選択。公式大会ではまずお目に掛からないデッキチョイスということもあり、会場からはざわめきが。コノハ選手は、シエンティアトップの魔デッキです。
相性としてはリベンジにかなり苦しい形と思われましたが、(ケ・_・ン)T選手は駒選びも一風変わっており、とくに温泉セクメトの出現で勝負の行方が読みにくく。続けて同選手はカウンターのヴァルヒアーナをあいだに挟み、コノハ選手の導線を阻害していきます。
コノハ選手はカウンターによる被害を避け、イグナーツでイシュケのコンボを発動させ大ダメージ。しかしこれで温泉セクメトへの導線が空いてしまい、これにシオリをつなげてフィニッシュ。(ケ・_・ン)T選手が1戦を巻き返し、勝負は3戦目にもつれ込みました。
先攻:(ケ・_・ン)T選手
後攻:コノハ選手
(ケ・_・ン)T選手は、新春蘭陵王トップの神殴り、コノハ選手はセメレートップのコンバート。互いに殴りデッキでの最終決戦となりました。
(ケ・_・ン)T選手は、初手に闘化フェイルノートを選択。コノハ選手は後攻X⇒左上Xと打ち回していきます。
序盤は互いに防御や罠も交えつつの読み合いが展開。中盤、(ケ・_・ン)T選手はハルアキを使いますが、アヤメの出目が悪くコンボはつながらないマスに出現。それでもHP的には(ケ・_・ン)T選手が有利な状況で、コノハ選手は残り14000のHPを削ることが難しい状況。
最終的には(ケ・_・ン)T選手がエルティナのコンボをブラダマンテの4枚返しで発動させ、九州会場を制しました。
九州予選を制した、(ケ・_・ン)T選手(文中:(ケ・_・ン)T)にお話をうかがいました。
【(ケ・_・ン)T選手:プロフィール】
予選戦績:8戦7勝
ランク:448
クラス:ダイヤモンドマスター
公式戦歴:38407勝
プレイ歴:2069日
※取材当時
――九州トーナメント、優勝おめでとうございます! 今日の手応えはいかがでしたか?
(ケ・_・ン)T 予選を通し、魔のぬらりひょんデッキで8戦7勝でした。1敗は壇上に上がったはつめぐさん相手でしたね。ただ、こちらが打ちかたを間違い盤面を取られたりもしたので、デッキ不利ではなかったと思います。
──(ケ・_・ン)Tさんは以前、“オセロニアンダブルス”で全国に進出されていますが、“戦”にはどれくらい挑戦されていたのでしょうか?
(ケ・_・ン)T 2017年、そして2019年の中部予選と当日枠なので、今回で4回目ですね。ちなみに今年ですが、予選の応募くらいの時期かな? Mirrativ配信をしている時にコノハさんが視聴してくれていて。その時にコノハさん「今年は出ない」って言っていたのですが、今日会場に来たら「いるじゃん!」と(笑)。
──コノハさんは全国出場経験が豊富なうえ、2019年も今回も予選全勝で決勝まで上っていますからね……。
(ケ・_・ン)T 実際に戦ってみると打ちかたがうまいのはもちろんなのですが、とにかくミスがないんですよね。こちらがちょっと逃げ腰になってしまった状況もありましたが、本当に隙がなかったです。
──そのうえで、(ケ・_・ン)Tさんが決勝2戦目でリベンジデッキを選択されたのは驚きました。会場、ものすごく沸いていましたよ。
(ケ・_・ン)T 本当はコンバートに当てていきたかったのですが(笑)。自分はロイヤルバトルをちょこちょこやるのですが、神単とかコンバートが人気なので、リベンジってまあまあの勝率なんですよね。
──ただリベンジは相手を選ぶというか、単発の殴りが強い相手じゃないとかなり厳しいですよね。なのでコノハさんのシエンティア対面には「流石にこれはキツそうだな……」と。そのうえでまさに『逆転オセロニア』を体現されていたので、リベンジ好きとしてはもう本当にうれしくて。僕の知っているかぎり、壇上でリベンジを見たのは初でした。
(ケ・_・ン)T個人的にこだわったのは温泉セクメトでしたね。
──ふだんまったく見かけないキャラですしビックリしました。決勝で使用されたようにコンボがピンポイントで刺されば強いものの、コスト180ではほかに優先度の高い駒がいそうですが……?
(ケ・_・ン)T シオリは確定にしても、あとひと枠は進化サスターシャになりますよね、禁止されていませんし。そこで温泉セクメトを使うことによって、逆に相手が警戒してくる部分もあると思うんです。加えて温泉セクメトはスキルが吸収なので置くだけでけっこう強いんですよね。そのあいだにHP差を縮めることにも期待できます。
──たしかにリベンジは魔にしてはHPが高めながら、後手が前提なのでHPはなんだかんだ不足しがちではありますよね。
(ケ・_・ン)T そのうえで温泉セクメトは、「通してしまったらヤバい」というコンボの圧がありますから。ただ、もしコノハさんの手駒にリポーズの闘化フレブがいたら飛ばせなかったんじゃないかな……。回復されていたらきびしかったと思いますよ。
──いずれにせよ、全国トップクラスの強豪のシエンティアデッキを、リベンジで覆したのは本当にすごかったです……!
(ケ・_・ン)T まあ、もし負けたら負けたで「コンバート読みハズしたから!」って言うつもりでしたけど(笑)。
──(笑)。それでは、東京での決勝戦に向けて、意気込みをよろしくお願いいたします!
(ケ・_・ン)T “オセロニアンダブルス”はタッグでの出場でしたが、“戦”はひとりなのでまた違ってくるところですよね。知人からも今日の試合で「ちょっと打ちかたが怪しかった」とも言われてしまっていますし、決勝に向けて練度を高めていきたいです。
できればユグドラシル(全国優勝キャラ)をゲットしたいなあ……。あっ、でも今日はプロフィールカードに「ロキもらいに来ました」って書いておいたんですよ。結果的には有言実行でしたね。というわけで、決勝当日はユグドラシルも狙っていきます!!
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