『アイドルマスター シンデレラガールズ』アイマスブランド初のソーシャルゲームが幕を閉じ、ひとつになったシンデレラたちの舞台はさらなる高みへ【アイマス日記第173回】

2022-08-10 07:00 投稿

まだまだ走り続けるシンデレラたちの旅路

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

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先日、モバゲー版『アイドルマスター シンデレラガールズ』(以下、『デレマス』)が、来年2023年3月30日をもってサービスを終了することが発表された。

いまから遡ること2年半前の2020年1月、運営よりにサービスの縮小が発表され、なんとなく終わりに向かう気配を感じていた“プロデューサー”諸兄も多かったのではないだろうか。とくに、今年は10周年を超えて11年目というタイミングで、毎年『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)といっしょに行われていた総選挙も『デレステ』に一本化。さらに、今年5月末に改めて運営の縮小をが告知され、ついにサービス終了が明言された。

 
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思えば当時、フィーチャーフォンからスマートフォンへ移り変わっていた2011年、ウェブブラウザを利用したソーシャルゲームとしてサービスを開始。2014年にはアプリ版がスタートし、2017年にはPCでプレイできるAndApp版も配信され、さまざまな形態でプレイが可能になった。

 
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サービス開始当初、本家『アイドルマスター』しか知らなかった筆者は、そんなにたくさんのアイドルが出てくるゲームをプレイできるのか、キャパオーバーを心配して様子を見ていた。しかし、友人が「新しいユーザーを招待すると、Sレアのカードがもらえるから」と頼まれ、なんとなく開始(その友人は、モバゲー系を全部やってるカジュアルプレイヤーだったため、筆者がハマったころにはすでにやっていなかったが…)。

しかし、本家よりも尖った設定の多彩なアイドルや、定期的に更新される5コマ漫画『シンデレラガールズ劇場』に、さまざまなジャンルが楽しめる楽曲など、その魅力に引き込まれていった。“765プロオールスターズ”や『アイドルマスター ディアリースターズ』に登場するアイドルもゲスト出演するなどのクロスオーバーもあり、『アイドルマスター』と地続きとなる要素も盛り込まれ、世界観の広がりが感じられたのも楽しかった。

 
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ただ、本作のリズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)のサービス開始に伴い、どうしても触る時間は減っていった。『デレマス』は良くも悪くも、昔のソーシャルゲームで隙間時間に楽しむ感覚が強い。一方で、アプリゲームはコンテンツとして如何にユーザーに長く楽しんでもらうかという面が強く、『デレステ』の内容が充実するに従い、『デレマス』との両立は難しくなった印象だ。

 
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同じような流れで、2013年にスタートしたグリー版『アイドルマスター ミリオンライブ!』は、リズムゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』のリリースから9ヵ月後、バトンタッチするようにサービスを終了している。そういった意味では、『デレステ』とともに約6年半のサービスを続け、2軸での展開が続いていた『デレマス』は驚異的だ。

終わるのは残念だが、一方でこれまで以上に『デレステ』に専念できるというプラス面もある。それに、サービス終了までにはまだ半年以上もあるので、一旦離れてしまっている“プロデューサー”も、これを機会に(無理のないペースで)プレイを再開してみてはいかがだろうか。

 
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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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