逃げ、追込が優勢

『ウマ娘』にて2022年6月14日から開催されるチャンピオンズミーティング“ジェミニ杯”。

本記事では、グレードリーグの予選環境を想定した、ルームマッチでのランダム50戦（6月中旬計測）のデータを掲載。育成度合やトレンドの参考にしてほしい。

⇒検証に使用したウマ娘はこちら

ジェミニ杯予想まとめ

ウマ娘の採用率（対象300体/100プレイヤー）

※検証用ウマ娘は除く

採用数は、ナリタタイシンが前半の計測に続きトップ。また、オグリキャップが数を伸ばしており、脚質を追込に改造した個体も一定数見かけている。

逃げではミホノブルボン（バレンタイン）がもっとも数が多く、マルゼンスキー（水着）、スマートファルコンがそれに続く形に。

なお、逃げ1体の場合は基本的に勝利できないため複数積みがセオリーではあるものの、今回は脚質が人気ということもあってか、1体出しのプレイヤーも多く確認できている。

キャラ勝数（50戦）

1位ウマ娘の脚質分布

今回の検証では、ミホノブルボン（バレンタイン）がトップに。脚質としても逃げの勝率がもっとも高く、勝利したウマ娘はいずれもスピード、パワー、賢さを上げつつ、根性も重視する育成が主流となっていた。

追込は採用数に準じてナリタタイシンがもっとも多くなっていたが、脚質改造したオグリキャップが勝利する試合もあった。

その一方で差しは追込、逃げに比べ奮わない結果に。そして先行は極端に勝率が低く、安定して勝ちを狙うのであれば優先しないほうがよさそうだ。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（脚質）

※集計対象のべ29体。うち検証用娘ウマ20勝

逃げはセオリー通り、地固めが必須。セイウンスカイの“アングリング×スキーミング”と合わせ、エルコンドルパサーの“プランチャ☆ガナドール”も覚えさせておきたい。合わせてデバフの“スピードイーター”も優先度が高いと思われる。

また結果を見る限り、ミホノブルボン（バレンタイン）以外の逃げウマ娘では、“先手必勝”が必須と言ってよさそうだ。

なお、ミホノブルボン（バレンタイン）は同名ウマ娘のサポートカードを使えないため、“先手必勝”を入手するには、ツインターボ（スピード）のランダムイベントを達成する必要がある。ハードルは跳ね上がるが、試行回数を重ねられるならば挑戦してみてもいいだろう。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（追込）

※集計対象のべ14体。うち検証用ウマ娘4勝

追込で勝利したウマ娘は、すべてが“強攻策”を覚えていた。また、オグリキャップの“勝利の鼓動”の継承も人気で、バンブーメモリー（根性）のランダムイベントで入手できる、“破竹の勢い”も優先度が高そうだ。

なお、オグリキャップは作戦：追込で勝利した個体も確認できている。脚質を改造する必要があるが、因子が揃っていれば検討してもいいだろう。

1位ウマ娘のステータス平均とスキル保有率（差し）

※集計対象のべ6体。うち検証用ウマ娘4勝

差しで勝利したのはオグリキャップ5体と、ゴールドシチー（和服）が1体。今回は逃げ、追込が安定していたため、相対的に強くはオススメできない結果となった。

その他の勝利ウマ娘のステータスと保有スキル（先行）

ブライダル・エアグルーヴ（先行/1体）

先行で勝利したのは、このエアグルーヴ（ブライダル）1体のみ。前半の計測に輪を掛け、極端に脚質不利な結果となったため、こだわりがなければエースとして起用しないほうがよさそうだ。

検証に使用したウマ娘

バレンタイン・ミホノブルボン（逃げ/勝率40％）

オグリキャップ（差し/勝率8％）

ナリタタイシン（追込/勝率8％）