『逆転オセロニア』テプル編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE124】

2022-05-14 19:00 投稿

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逆転オセロニア

4月に産まれていた最強の赤ん坊

ドーモ、世界のザキヤマです。

新年度から早1ヵ月半が経過しましたが、この期間は非常に“豊作”だった印象です。

要するに「おもしろキャラがわんさか出てきた」という意味なのですが、エイプリル系、『シャーマンキング』コラボ、そして2022 2ndシーズンの新超駒など、魅力的なキャラが多数実装されましたね。

そんな中、登場時には「おっ! これは!」と思ったものの、怒濤のキャラ追加でなんやかんや後回しになってしまった駒もいるわけで……。というわけで今回は、4月の“罠・妨害デッキコレクション”にて初登場したテプルについて、アレコレ紹介していきましょう。

テプル

テプルは初となる永続魔紋リーダー。オーラではないのでラグは発生するものの、以降は通常&特殊ダメージを毎ターン返し続けてくれます。

テプル1

▲「どこから見ても赤ちゃん」というビジュアルもさることながら、設定面もかなりキレッキレです。見た目に反してとんでもない年月を生きていますが、親御さんである魔王の年齢も気になるところ。

性能面では前代未聞の永続魔紋ということもあり、初見こそ「毎ターンずっとダメージ返し続けるの!? すげえ!」と小学生並みの感想を抱きもしました。とはいえ問題は倍率。冷静に考えて30%通常&特殊返しとは、実際どんなところかというと……。

グリティガン

▲パっと見で名前がすぐ出てくる人はすごい。そんなB駒グリティガンさんは、通常&特殊35%返し。

テプルは置くだけでオーケー&そもそもグリティガンは罠なので厳密には違うのですが、調べたところ倍率的にはグリティガンが一番近かったうえ、なんなら1ターンあたりの効果としてはテプルのほうが弱いです。

つまりテプルの考えかたとしては、「毎ターンの行動にB罠相当の効果がプラスされる」というのが概ね正しいとところでしょう。

なので、仮にHP27000の状態でテプルを場に出せた場合、相手が運よく通常・特殊のみのダメージを与え続けてくれた場合、8100のアドバンテージを取れる計算に……ならないんですよね、これが。

例えば殴りデッキ相手の場合、こちらのHPが残り10000くらい、かつ対策できない場合にコンボがつながればふつうにリーサル圏内になります。ましてダメージソースによっては魔紋が有効に働かないこともあるわけで……。

IMG_3558

▲殴りデッキ相手に隙を見せると、テプルの性能を活かせずアッサリ沈みます。

構築や相手次第で弱くも強くもなる……というのはどの駒にも言えることなんですが、テプルの場合はその上振れと下振れの差がとにかく大きく、相当ピーキーな部類なんですよね。要するに、使いこなせると非常におもしろいわけです。

さらに条件がリーダー設定のみで、属性縛りがないのもポイント。選択肢がメチャクチャ広いこともあり、あれこれトライ&エラーをくり返して調整するのも魅力と思っています。

そこで以下からは、いくつかのデッキで試してみたテプルの使用感をご紹介。いずれも完成形とは言い難いのですが、テプルを使ってみたい人は参考になれば幸いです。

リベンジテプル

デッキ1

リベンジ大好きマンなので真っ先に採用。ただ結論から申しますと、これは大失敗でした。

リベンジは相手からのダメージばかりに頼っているとだいたいジリ貧になるので、安定ダメージを狙える魔フェリヤを組み合わせるのが、相手にデッキの中身を悟られにくいという点からも、いちばん強いと思っています。

ただ、通常&特殊30%くらいの返しだと魔フェリヤには及ばず、いい感じにダメージを調整され、ふつうに押し切られます。リベンジは魔染めにしてはHPを担保できるものの、リベンジ10枚条件に縛りに引きずられ、回復手段を確保しにくいのもきびしいところ。

「ダメージを返す魔紋×リベンジなんて相性いいに決まってる!」というイメージこそあったのですが、まともに運用しようとなるとかなりのテコ入れが必要になりそうです。

バーストテプル

デッキ2

永続魔紋の利点は、「ターンを稼ぐほど有利になる!」ことに集約されているので、バーストバリア持ちの村正を採用。ちなみにアンナさんの枠は単なる趣味なので、性能的には他キャラのほうがいいかもしれません。

バーストバリアは防御と異なり限定的にエクストラHPを乗せるような仕様のため、防御と異なりダメージを減じないことから、魔紋との相性はバツグンです。

バーストバリア

▲ダメージを大幅減&しっかり30%の通常&特殊を返せます。偉い。

ただ、村正に魔単条件があるのは正直痛いですね。わざわざ属性縛りのないテプルを採用しているのに、敢えて選択肢を狭めるほどのシナジーがあるかというと疑問は残ります。バーストバリアと魔紋が競合しないという明確な魅力はあるので、もう少し詰めていけばあるいは……?

神テプル

デッキ3

トゥールラとフェイルノートを入れた時点でキャラパワーに頼り切った感は否めませんが、恐らくこのタイプがいちばん安定しそうです。単純に延命できる期間が長いこともあり、ターンを重ねるにつれ30%魔紋が真綿で首を絞めるようにジワジワ威力を発揮するのは楽しいですね。

ちなみに、似たような構成のヒュプノスリーダーはちょいちょい見るのですが、この手のテプルデッキだと、かち合った時にかなりいい勝負ができました。

ヒュプノスより先に置ければ、特殊だけでも合計1500返せることもあり、相手からすると「何だか損をした」ような気持ちになるのではないでしょうか。回復耐久以外の長期戦を視野に入れたデッキ相手には、心理的な圧をかけることにも期待できますね。

デッキ3_勝ち

▲決まり手が魔紋になると、形容しがたい爽快感を得られます。

魔テプル

デッキ4

魔に寄せたバージョンがこちら。どうしてもトゥールラは据え置きになってしまうのですが、ポイントはテプルと同時実装されたベランジェール。

ベランジェール

▲貫通やコンバート以外であれば、ゴリっとHPを回復できる超優秀な回復罠。

S罠は固定回復の閻魔をとくによく見かけますが、「どうせ閻魔なんだから思いっきり攻撃したほうがトクだろ!」となりがちな心理の裏を掻けるのがいいですね、ベランジェール。大幅にHPを回復できればその分長期戦が可能なわけで、こうなると魔紋が刺さりに刺さります。

また、テプルは永続魔紋が目玉であることに間違いないものの、コンボの敵用ダメマスB生成も長期戦でかなり優秀です。

ダメマス

▲「どこに置いてもダメマスで相手が先に倒れる」ような盤面を作れると最高です。

ここまで綺麗に決まるのは完全に運ではありますが、こちらのダメマスコンボも加味すると、長期戦向けの新たな選択肢としてテプルはかなりアリかと。

いまのところ使ってる人にあまり当たったことはないのですが、もし手元にあればいろいろ試してみるのも一興ではないでしょうか。それではまた!

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld

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逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
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ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
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